12月5日の日記

2007年12月5日
・26日
「母性社会日本の病理」を読む。
読み進めるごとにこの本は凄い。

・27日
ぼんやりしていた。

・28日
フットヒーターが届いた。温い。

・29日
新聞に東国原知事が徴兵制があってしかるべきという発言をしたと記事になっていた。
それを読んで、「母性社会日本の病理」を思い出す。
家庭内における父権があった頃、強い大人になるための一つの通過儀礼として徴兵検査というものがあった。あくまでそこから作られるのは母性原理を遂行するための力ではあった。が、今現在父性原理を補償していた父権が乏しくなり、(また社会も変わり)母性原理が抜き出たことによって弊害が生じている。
知事も弁明していたが、徴兵制ということではなく、強い大人になるための通過儀礼が必要なのではないか、と言う点に於いて賛成できる。自分が弱い大人だから尚更そう思う。
韓国の徴兵話で、行く前と行った後では目付きが全然違っていると聞いたこともある。
一概に言い悪いは言いにくい問題だけど。
というか、弱いとか言っている前になんとかしないとな……。

・30日
黙々とする。

個人的な野球五輪予選のスタメンをオーストラリア戦をベースに考える。

1番・二塁・西岡(荒木)
2番・遊撃・井端
3番・中堅・青木
4番・DH・里崎(和田)
5番・捕手・阿部
6番・一塁・新井
7番・右翼・稲葉
8番・左翼・サブロー
9番・三塁・川崎
ピッチャー・フィリピン=涌井、韓国=ダルビッシュ、台湾=川上
これはもちろん外から見ている重責を負わない一個人の意見です。
というか、このオーダーはさすがに無茶かな。
サード川崎って、以前川崎確かサードやってたよなあ、と言う曖昧な記憶によるものだし、ファーストを阿部にしようかなんて考えたりもしたしね。井端も川崎もなんとか使いたかったから無理矢理ねじ込んだ。
里崎を四番にしたのはバッティングに関しては確かに見張る物があるから。繋ぎの野球を掲げたチームなら、里崎の四番もありかなと。
新井は好きだけどオーストラリア戦で結構力んでた感じがした。WBCでも代打で出て大振り三振してた気がしたし、大舞台でどこまでバッティングが出来るか不安だった。
村田を外したのはやはりオーストラリア戦でいまいちだったから。サードに引っかけたような泳いだようなゴロが多かったような。
力感のあるスイングのバッターに少し不安が。
セカンドとショートは慣れてる同士が良いとは思うから、相当悩んだ。
井端と川崎も、どっちが二番が良いか悩んだ。
阿部のバッティングは良いから、DH・捕手・一塁、どこでも良いから使いたかった。キャッチャーで四番はさすがにキツいかと思って五番にした。
サブローか和田かでも悩んだけど、守備とか色々考えるとサブローかなと。まあ、このオーダーを上げておいて守備とか言うのもあれだけど。
先発は成瀬がクライマックスシリーズで打たれていたのがちょっと気になった。成瀬をフィリピンで、涌井を台湾でも良いかなぁ。……いや、でも台湾は怖いからやっぱり川上かなぁ。

・1日
粛々とする。

フィリピン戦、7回コールドも、いまいち。
相手のエラーやイレギュラー、まずい守備による点が多かった気がする。
韓国や台湾相手だと抜けてないような打球とか。フィリピンの投手を見た後に韓国の投手と戦うのは、どっちに転がるだろうか。
ただ多少は緊張がほぐれただろうから、それは良かったと思う。
反省と共に気は引き締めないと。

・2日
以前勤めていた工場に出戻って働くんだけどやり方や物の置いてある場所を忘れていておろおろする夢を見た。切なかった。
当面一人暮らしが目標になる。

韓国戦。見ましたとも、最初から最後まで。
すげえ疲れた。凄すぎる。試合が。無理。もう、疲れたよ。
毎回チャンス、毎回ピンチ。なのに点差は開かず縮まらず、もう体の震えが止まらなかった。
上原だけはきっちり抑えたんだから、あの人はほんとに凄いよな。
もうすぐアメリカへ行っちゃうのか。
国際試合の難しさなんてのは、プロアマ混合の五輪から見てれば誰でもわかる。
日本のプロ野球のレベルが高いとは言え、層が厚いとは言え、選ばれるのはその中の決まった枠数だけ。
韓国、台湾だって、プロのトッププレーヤーを集めれば、その枠内は水準を高くできる。
短い期間での意思疎通や連携、国際試合の緊張感。シーズンとは別物の戦い。様々なタイプの選手の組み合わせ方。難しいことだらけ。
ましてや多少の力の差ならばアクシデントのようなことで勝敗が決まる。実力の差は一発勝負の前には縮まると考えた方が良い。
日本のプロ野球のクライマックスシリーズ。
あれはシーズンを通して強いチームと弱いチームを分けたうえで、そういう短期決戦をしましょうと言うこと。やっぱり、強いチーム同士の緊張感を増した、白熱する戦いを見たいからね。日本一を短期決戦で決めるんだから、シーズンで球団をふるいに掛けて、強いチームの中から短期決戦でも力を発揮できるチームを選ぶ。アドバンテージは必要と思うけど。
日本の場合、追われる立場としての怖さもある。アメリカも多少はそういう思いをしたのかな。でも、今の日本や韓国台湾の方が、その国のプロ野球というレベルで国際試合の経験を積んでいる。日本もようやくクライマックスシリーズやアジアシリーズでで緊張感に対する免疫を多少はつけやすくなってきている。
北京が終わると野球が競技から外れてしまうのは残念だが、復帰も含めて全力で頑張って欲しい。
次回のWBCも楽しみだ。確か次回は09年だっけ?

11月27日の日記

2007年11月26日
11月27日の日記
・19日
二泊三日の旅行に出発。高校の同級生3人だ。
一旦名古屋に行って、そこから岐阜へ。本当は4人での旅行を予定していたが、一人が金銭的な事情と日程とで参加できず、3人となった。一説によると、お金の足りない分をスロットで確保しようとして擦ったらしい。それが主な原因とか。
信じるか信じないかはあなた次第です。
同行者の二人は同郷の友人ということで、二人の会話はテンポのある掛け合いで聞いていて面白かった。高校の同級生だが、二人のうち一人とはクラスも違うし、面識はあるがほとんど接点はなかった。去年のプチ同窓会で印象を良くした程度。その点は多少心配していたが、杞憂に終わった。彼は話すことの半分が冗談というような感じで、「よつばと!」のジャンボのような人だ。
この日は半日が移動で終わった。
予約していた旅館は思いの外山の中で、分け入っても分け入っても山、という感じの所だった。窓の外を眺めながら、人工物に対する壮観から自然物に対する壮観へと変化していった。
同行者がしきりに「ジャスコがない」を連呼していて笑った。
旅行などほとんどしたことがないので、旅館に着いてからは何もかもが探り探りだった。
助かったのは、二人はいつもまったりと緩ーく過ごすことが多いらしく、テンションを無理矢理上げなくても良かったことだ。あまり気負わなくても良くなった。
温泉はとても良かった。

ドラフトでスワローズは良かったらしい。加藤を一本釣り。日ハムでGMをやっていて成果を上げた高田監督曰く「怖いくらい成功した」というから期待できるかな。
下位指名はほとんど社会人で、左打ちの野手か左投げの投手。外野、ショート、左投手など、今のスワローズに必要な補強ポイントを満たしたドラフトだった。

・20日
まったりと過ごすのはいいが、ずっとまったりしているわけにもいかんだろう、ということで、合掌村というところへ行った。
色々見て回ったが、特に池の鯉が凄い。寄って来すぎ。餌を差し出すと折り重なって尾ひれで跳ねた水がうるさいほどに。
米兵が日本の子供にチョコレートをくれてやるときもこんな感じだったのだろうか。ギブミーチョコレート!
結構長居をして、そこで蕎麦を食べたけど、岐阜の蕎麦や味噌汁は味が濃い。しょっぱい。そこら辺だけなのかわからないが、自分が口にした蕎麦の汁と味噌汁は濃かった。
帰ってからまったりと過ごす。この三日間はUNOばかりやっていた。終わっても終わってもUNO、という感じで、サドンデスUNOゲームだった。

・21日
朝温泉に浸かり、温泉を満喫する。
その後朝食を食べてチェックアウト。おみやげを買って、帰宅する。
一旦名古屋へ戻り、昼食をとって更に浜松へ。
今回自分は運転しなかったが、運転してくれた友人には感謝してもしきれない。相当きつかったと思う。座ってるだけだった自分がかなりきつかったし。
岐阜の空は綺麗だった。帰りの車中、クレイジーケンバンドが聴きたくなった。なぜだか。
なんだかんだで楽しい三日間だった。来年の春頃にまた旅行をするかもしれないとのこと。実際どうなるかはわからないが、金を貯めておかないとなぁ。一応。

しかし、7,8月に脱ステをして、9月に症状が落ち着き、10月に話が来て、11月に旅行か。偶然にしては上手く行き過ぎだよなぁ。
ステロイドを塗っている頃は、旅行なんてリスクが高かったし、積極的にはなれなかったもんなぁ。
今回の旅行で、不安がかなり払拭された感じ。温泉というのも良かった点だね。

・22日
野球日本代表がオーストラリアと強化試合。
あまり不安は感じていなかったが、結果的に2安打完封6−0で勝ち。
強いて上げれば小笠原と高橋由伸がいれば打線としてはバランスが良かったしサードの守備も小笠原だったら安心できたが。
新井が4番というのが少し心配。

夜、風呂に入って立ち上がった瞬間、なぜか腰に激痛。
入るまで何ともなかったのに。寝るまで痛みが続く。

・23日
昨日の腰の痛みが一日中続く。腰を曲げられないくらい痛い。

自室で冬を越せそうにないと思ったので、三洋電機の電気ひざかけを買った。驚異的な安さだったので。エアコンはあまり使いたくないのです。色々と。
ただひざかけだけでも冬を越すのは大変そうだと思ったので、フットヒーターなるメトロ電気工業の製品を注文した。5時間自動OFFタイマー付き。
http://www.metro-co.com/products/kotatsu/foot/index.html
電気代もそんなにかからないみたいだし、この二つで当分いける。

野球日本代表がオーストラリアと強化試合をした件。二試合目。
昨日の試合内容が悔しかったのか、オーストラリアが頑張った。
昨日より打たれたヒットの数は多かったが、結局5−1で勝った。
得点は昨日と前半後半を入れ替えたような感じだった。
新井と村田が調子をどれだけ上げられるか。ピッチャーも、今回良い結果だったとは言え、どうなるかなんてわからないからなぁ。
「徹子の部屋」で柳原可奈子が出ていた。
親から「案ずるより産むが易し」とよく言われていたようで、これはいい言葉だなと感じる。

・24日
届いていたハンガーラックを組み立てた。腰の痛みは治まってきた。
届いていた電気ひざかけを使用。まずますだ。
その後文房具屋へ。
差し替え式クリアファイルの追加分が欲しかったので買い、ポストイットの短い奴とかスクラップブックとかサインペンとかを買った。

めちゃイケを見た。
エガシラの泉は、冒頭の板付きの絵面だけで笑える。
朝、民謡の大会に出る高校生たちの番組をNHKでやっていて、面白かった。

・25日
旅行などの記憶を思い出しながら日記を書いていた。
基本的に面倒くさがりなのに思い出したことを逐一書かないと気が済まない性分なので面倒くさくて後回しにしてしまっていた。

最近Coocoのアルバム「ザンサイアン」をよく聴いている。旅行に向かう途中ラジオで流れていた「音速パンチ」を聴いて久しぶりに引っ張り出してみた。
コッコと言えば叫び声、叫び声と言えばコッコ、みたいなところがある彼女の曲ですが、以前にも二曲目の「暗黙情事」にリアルな叫び声が入っていて、聴いていると近所から不審に思われかねないと思って封印していたわけです。
今回音量などに注意して聴いてみましたが、いや、全体的に良いですね。
「音速パンチ」は言うに及ばず、特に「愛うらら」や「インディゴブルー」、「Happy Ending」なんかは素晴らしい。ハッピーエンディングは聴いていると懐かしさや切なさが湧いてきて、安らぎを得られながらもポップ、みたいな(わけわからん)。
歌詞はやや抽象的且つ断片的でわかりにくい側面もあるが、様々な解釈が出来る。

11月18日の日記

2007年11月18日
11月18日の日記
・12日
外出先で乙一の小説「暗いところで待ち合わせ」を読破。小説の読破は久しぶり。この本は映画化される前に買ったんだけど、結局レンタルDVDを観てから数ヶ月後に読み終えた。
主人公二人の過去の回想場面で舌打ちをいっぱいした。自分が舌打ちをするときは、思い出したくないことを思い出したりしたときが多い。フラッシュバックを消すために舌打ちをする。この小説は読みやすいんだけど、なかなか前に進めなかったのはこのためと思われる。
齋藤孝さんの「「加速力」で成功をつかめ!」は一生物の本だと認識した。
ユニクロ他に行って、具合の良さそうな物を探したが見つからなかった。
北野武監督の「監督・ばんざい!」を借りようとしたけど無かった。
本屋にていろいろ物色して、来年の日記を買う。いちいち毎年買うのも面倒だと思って、三年通用版を買った。同じ日付で年ごとに段組になっているので、去年の今日は何をしていたか、と言うのがわかりやすくて良い。面白そう(ちゃんと書いていればだが)。
色々、使いやすさやデザイン、値段などを時間をかけて確認して、総合的に良かった奴のカバー色がなぜか真っピンクしかないというのはどういうことか。
しょうがないので買った。いっぱい時間かけたし。これから三年間、真っピンクで頑張ります。
しかし、やっぱり本屋はいいなぁ。

・13日
河合隼雄さんの本が読みやすい上に面白い。
読み終えるのは当分先だろうけど「母性社会日本の病理」「コンプレックス」。
野球で韓国の選手が活躍したりすると、時たま自分は朝鮮日報のWEB版を読んだりする。今回も野球のアジアシリーズがあったから、読んでみた。
ある程度予想していたけど。
まあ、それは脇に置いても、日本は気を抜かずに当たらないとね。
アジアシリーズをなめてかかるとこうなるんだからね。

・14日
部屋のカーテンを洗濯。
外から丸見えで恥ずかしい。
ついでにパソコン周りも掃除機で掃除。埃の溜まり方が半端じゃない。
マメにやらないとだめかなやっぱり。
CDがしかしいっぱいあるなぁ。もうほとんど聴いてないヤツとか売った方がいいのかなぁ。新しく買ったヤツを入れる場所がほとんど無くなってきた。
その後、散髪をした。
バックホーン、「罠」が届く。

・15日
「監督・ばんざい!」を借りに行くも無かった。
しょうがないので「あかね空」を借りた。「しゃべれどもしゃべれども」もチェックしておけばよかったと後悔。
ついでに自分が最後にポップを作った作品をチェック。とりあえず出ていてホッとする。まあ、黙ってても回るような作品だけどね。気になったし。一応。
最近「we are scientists」をよく聴いている。タイトなリズムとメロディがいい。あと、やっぱり何回見てもジャケットの猫がいい。三匹それぞれ味がある。真ん中のヤツがボス。右のがニヒルで無口な頼りになる奴。左のは和ませ役。気の抜けた表情が何とも言えない。

・16日
屋根に上って物を引き上げたのだけど、引き上げるのは問題ない。
問題なのは屋根の上と言うことだ。怖い。屋根の縁ってことは、もし万が一物凄い風が吹いたらアイキャントフライ。
ハシゴも、昔よりはスムーズに上れたけど、降りるのはやっぱ怖かった。
ラミレスが退団濃厚。
まあ、この球団のファンをやっていればそう驚くことでもないんですが。
だけど、ラミレスは怪我もしないしファンサービスもするし、毎年安定した成績にチームバッティングもきっちりするわけで、彼のような選手は例外としてもう少し引き留めに力を注いでも良かったのでは、と思います。
今年の成績で単年の現状維持+出来高って、退団してくれって言っているようなものでは……?
ガイエルもある意味ではラミレス退団を見越しての獲得だったのかもしれないな……。と言うかきっとそうだな。
長谷川京子が最近NHKに良く出ていたのだけど、別次元の容姿ですな。
見惚れるとはこういう事を言うのかと認識した次第です。

・17日
「あかね空」鑑賞。
なかなか面白かった。豆腐屋をどう盛り上げていくのか、と言う部分に興味を惹かれたが、この話はそこがメインじゃないんだね。因果な話というか功徳の話というか因縁話というか。
返しに行って、「監督・ばんざい!」があったので、それを借りる。
「しゃべれどもしゃべれども」は無かった。
自分はどうも人とのコミュニケーションで一喜一憂が激しいというか、心が影響されやすい。波風が立ちやすい。そこが何とかならんかな。
友人と軽く遊ぶ。

・18日
「監督・ばんざい!」を観る。天然皮肉。
鑑賞後のインタビューも面白かった。
次回作楽しみにしてます。
明日から三日間、ちょっとした旅行に行く予定。
浮かれてはないけど、あんまりしないことしてその道中交通事故なんて、良くある話だよな。そうならないことだけを祈って。

11月13日の日記

2007年11月13日
11月13日の日記
・5日
「サマータイムマシン・ブルース」を観る。
結構面白かった。(ネタバレになるかもしれないが)運命論や決定論を匂わす内容だった。
上野樹里はやっぱり良いな。元バイト先の社員さん曰く「おばちゃん」だそうだが。(その社員さんはロリコンを自認している)
その後靴屋で靴を買い、服屋で服を買った。
履いている靴は3,4年は使っていて、劣化や汚れが激しかった。
冬服は値段が高いし、センスがないので買うのに消極的だったが、ちょっとずつ増やし始めた。
靴屋の女性店員さんにちょっとときめいた。

・6日
古い電池パックを、届いていた新しい電池パックと交換する。
なかなか蓋が空かず苦戦した。交換後12時間寝た。
きっと蓋を開けるのに苦労したせいだと言い聞かせる。
携帯の中に入っていた画像などをau one my pageに移す作業をし、その他雑務を済ませる。
au one my pageの登録状況で少し面倒な作業があり、手こずる。
何とかこなしたが、もう12時間寝たくなったが寝なかった(頑張った)。

・7日
テレビでやっていた「ワンダフルライフ」という邦画を観る。
独特な映画だった。特に素人さんであろう出演者が想い出を語る様は印象に残った。楽しげに、懐かしそうに話す表情の輝かしさ。おじいさんが話した戦場でのエピソードは面白かった。
及川光博を聴く。
独特の癖のある歌い方。受けつけない人は全く受けつけないんだろうなーという感じ。
「僕は君の彼女になりたいだけなんだ」と言うようなセリフを演技がかった口調で喋ったりもして、これを聞いて満足する人は一体どれだけいるのだ?と、ニーズの存在に疑問を持つ。
とはいえ彼の場合、受け入れられるか拒否されるかで二分されるような性質と思われるので、彼のファンであり、彼のCDを好んで聴くというのは、その時点で既にある程度深くのめり込んでいると考えられる。ということは、ある程度満足なんだろうなぁ。わからないけど。
そのセリフはともかく、及川光博自体は嫌いではないです。
カバーアルバムだから、元からあるのかはわからないですが。

・8日
運動をした。
以前に比べて体力が劣っているのか劣っていないのかいまいちわからない。
アジアシリーズ、中日が日本勢初黒星。
スタメンを見たとき、大丈夫かよと思ったが、大丈夫じゃなかった。

・9日
筋肉痛がやってくる。まだ翌日来るだけでもマシか。
昔書いた自分の短編を読んでみた。
今あるものと、今ないものが文章としてそこにあった。
自分は完璧主義なのか、ただ単に不安が多いだけなのか、なかなか足が重たい。
それを捨て去るべきと思う。
中日が台湾になんとか勝つ。
ザゼンボーイズとベースボールベアーが同じ日に、それぞれシングルとアルバムを出す。

・10日
中日対チャイナスターズ戦前、よく見てみると、もし台湾が韓国SKに勝った場合、中日の決勝進出条件が結構厳しいのだと知る。
試合中盤までノーヒットという非常にスリルに満ちた展開だったが、何とか最後には点差をつけて勝利。決勝進出。
次の試合に若干の不安を残す。

・11日
決勝、中日対SK。
なんとか勝ったけど。岡本が四球を出した時点でイヤな空気が漂いまくりで、直後に2ラン打たれて顔面蒼白。流れから言えば完全に負けペース。
次の回に井端が勝ち越しタイムリーを打ってくれたから良かったけど、いやあ、怖かった。
すべらない話をチラ見。濱口がどかんどかん笑いをとっていた印象。
斉藤孝さんの「加速力」で成功をつかめ!が届く。
まだ読み切っていないけど、この本は良い。そうそうそう、ということが書いてあったり、知りたいことが載っていたり。

11月5日の日記

2007年11月5日
11月5日の日記
マッドハンドにエッチな話を聞かされて恥ずかしがるトロ(手話)

・29日
レッドソックスが優勝した。松坂大輔は本当に漫画のような人生だね。
岡島はちょっと気の毒だった。来年も頑張って欲しい。
漫画三冊が届いた。
石黒正数の「Presentforme」と、水上悟志「惑星のさみだれ・4」「サイコスタッフ」。
石黒さんの短篇集は良かった。味がある。それぞれのキャラも魅力的。アイデアをちゃんと上手いこと話しにしてるよなー。
惑星のさみだれは各騎士の紹介に入った。

・30日
色々考えてauの買い方セレクトはフルサポートの方にしようかな、と仮決定。
中日対日ハム、朝倉で中日の勝ち。

・31日
借りていたビデオを鑑賞。
「俺たちに明日はない」傑作。
凄い、こいつは凄い。ラストシーンの残酷な美しさ。
「ワーグナー/偉大なる生涯」
ワーグナーって、節操ない人だったんだね。
返却して、明細が来週届くのを見越して「サマータイムマシン・ブルース」を借りておく。
中日が小笠原で勝って王手をかけた。しかし際どい試合だったな。

・1日
届いていたlostageのアルバム「PLAY WITH ISOLATION」を聴く。
日本のROCKにこういうバンドがいてくれると嬉しくなる。
ブラッド・サースティ・ブッチャーズの様な疾走感のある曲とボーカル。ライナーノーツの言葉を借りれば、「エフェクトがかった暴力的で艶っぽいボーカル」。
ドコドコ鳴るドラムも好きだし重なるギターや唸るベースも好き。
ただ、華やかさには欠けるかもしれない。
ttp://jp.youtube.com/watch?v=PF8tIwzFfVo
俺は好きだな。他のアルバムも是非買いたい。

ケータイの調子が悪かったのだけど、なんだか電池パックの部分が膨らんできているような気がして凄く怖い。
充電していたらいきなり「ミシッ」とか音がして、そこから何かが生まれるかと思った。
怖いからやめてくれ。

中日が山井で優勝。8回までパーフェクトピッチング!
まさかの岩瀬リレー。観客のボルテージが下がっていた。自分もちょっと下がった。
試合後サンスポの電子版を見たら、山井降板賛否両論みたいなのがあった。
その一つの意見に、落合監督は空気が読めないと言われても仕方がない、と言うものがあった。
いや、それは違うでしょ。空気は読めてるでしょ。あれだけの球場の喚声と山井のピッチングを見てて、野球を知っている人間ならば、彼の投球がどういう意味を持っているのか当然わかっているはず。だけど、あえて変えたんだよ。
理由はわからない。しかし、何らかの理由によって、あえて決断した。
それは空気が読めないと言うことではない。空気を読んでいながら、変えたんだ。

2001年にスワローズ対バファローズの日本シリーズ初戦で石井一があわやノーヒットノーランという試合をしたけど、今日の試合の山井は、あれ以上の凄みがあった(完全試合ペースだしね)。

結局終わってみれば、初戦の川上の投球が日ハム打線に与えた影響というのは大きかったのかもな、と感じた。

・2日
朝、養老孟司さんと加藤登紀子さんの対談をNHKの番組でやっていた。
養老さんの本は何冊か読んでいて頷くことばかりだったのだけど、実際にお話ししているのを見て、やはり目から鱗がぽろぽろと。
印象に残っているのは、男は元来、黙って育てれば静かで大人しい坊ちゃんになり、女は元気で活発なお嬢さんになる、と言うもの。
だから昔は、男は男らしく、女はしおらしくと育てた。誤解もあるしそれが良いということではないが、昨今男に元気が無く女性が強くなっていると言われていることは、今は教えていないから当然の結果なのだ、と。
自分も以前、昔は権力で女性を抑えつけることによってバランスがとれていたのかな、と考えたりもしたので、今回の話を聞いてなるほどと感じた。

ALWAYS三丁目の夕日を観た。二回目だけど、面白い。
莫大な金をかけてこういう映画を撮る。いいね。

・3日
携帯の膨らみが怖かったからau shopに行って事情を話す。
するとサポート窓口の電話番号を貰った。
電話をかけると、換えの電池パックとカバーを送るとのこと。
さて、電池が届けば、今の携帯の寿命も延びる。auは今後シンプルコース用に価格を抑えた携帯も発売する予定とどこかの記事で見たし、もう少し様子を見てみることにする。

トップランナーに土屋アンナが出ていた。
彼女が二種類のROCKについて話していて、そうそうそうと頷いた。
一般的なイメージのROCKと、そうでないもう一つのROCK。ジャンルに関係なく感じるROCK。
彼女と同じ考えかはわからないが、例えばそのもう一つのROCKとは、スタイルや生き方や歌詞、曲、考え方、何かしらの面でROCKを感じるという事だ。カッコイイ。凄く単純に言うとそういうこと。凄みがある。迫力がある。鬼気迫るものがある。胸を鷲掴みにされて、時には身震いさえ生じる。心に訴えかけてくる強烈なエネルギーを感じること。それがもう一つのROCKだ。ジャンルは関係ない。フォーク、ポップソング、テクノ、ジャズやオーケストラでも構わない。全てに関して。
だから「ゆず」とか「山崎まさよし」とか「宇多田ヒカル」とかにもROCKを感じる、極端なことを言えば「北島三郎」にもROCKを感じることはできる(この場合はソウルかな?)。
逆に言えばギターを鳴らして、ベース、ドラムでリズムを刻み、ファッションが「俺、ROCK」と主張しているようなバンドや音楽でも、全然ROCKを感じないことだってある。
スタイルはROCK。でもROCKを感じることはない。
そういう、ホンモノ、ニセモノを感じることが時たまある。もちろんそれは個人の感覚だけど。
普通に聴いたらいい音楽のものだってあるしね。ただ、物足りなかったりはするんだな。
この二つのROCKに関して力説してこんがらがっている様をみて、同感同感と興奮した。

・4日
ワイなぜに、というくらい寝た。ここ最近、寝てもあまり寝た気がしない。
頭のモヤモヤがとれない。
友人と今月の予定について話す。その後久しぶりにとある久しぶりの友人宅へ二人で向かう。
彼の家は相変わらず汚かった。ワイなぜにというくらいに。どれだけ汚いかというと、廊下にゴキ夫の死骸が裏返っているくらい汚い。階段にゴキ子の死骸もあったような気がするが気のせいだろう。
彼の部屋に通されると、昔より散らかり具合は収まっているけど、そのかわり床の汚さが倍加している気がした。失礼を承知で爪先立ちで歩いた。
家に着く前に実は彼は生きているのだろうか、と言う話しをしていた。下手したら敷地が更地になっていないか、とか。失礼極まりないかもしれないが。
彼は生きていた。特に変わらず。
人のことをどうこう言う前に自分を何とかしないとな、と反省しながら帰宅した。

マーティ・フリードマンが石川さゆりの天城越えをROCKだと語っているのを見て、昨日のトップランナーを思い出す。

バレーで大山加奈が久しぶりに出場していた。
大友愛が結婚して現役を引退していた。ワイなぜに。

10月29日の日記

2007年10月29日
10月29日の日記
・21日
最後の勤めを淡々と終える。周りの人がいつもより若干変なテンションだった。
幾つかDVDを借りた。
中古シーデが安かったので幾つか買った。
・ピチカートファイブ一枚・松たか子一枚・鈴木蘭々二枚・スケボーキング二枚・モンドグロッソ二枚・及川光博二枚

・22日
バイト先に行って、「あれ? そういえば俺やめたんだ」、という夢を見る。
鈴木蘭々は小学生くらいの頃にラジオで聴いた「なんでなんでナンデ?」が印象に残っている。アルバムをさっと聴いた感じ、歌唱力は意外とある。ただ、曲に魅力がない。
ピチカートファイブのボーカルの野宮真貴さんは、声だけ聞くと「落ち着いた綺麗な素人のお姉さん」といった印象だ。

・23日
アニメの蟲師を見る。このクオリティが全話……?連邦の化け物か?

アニメ「BECK」のシーデが届いた。テレビのlive感はないけど、良い曲は良い。ただし、ラップ調の曲は歌唱が多少ぎこちなかった。

・24日
「スチームボーイ」「王立宇宙軍オネアミスの翼」を鑑賞。
前者は映像が凄かった。
後者は地味だけど良い作品と思う。機会があればもう一度みたい。
制服をクリーニングに出した後、深田恭子を聴く。
深田さんは喉だけで歌っているような鼻にかかった歌い方。
物凄く音を外しているわけでもないし、曲自体も比較的好きだったので、腹から歌えていれば良かったのに、と残念に思う。
Base Ball Bearのアルバム「C」を聴いて、ようやくこのアルバムの良さがわかるようになってきた。でも「ラストダンス」みたいな、キラキラ感のあるリフというかアレンジが好きだけどね。

・25日
友人と来月の予定について話す。テンションが合わない。
ケータイの調子がおかしい。
メモリー効果という言葉を初めて知った。
ただし、メモリー効果ではなく、単純に電池が消耗しているとも思える。

・26日
日本シリーズ、どちらが勝つか賭ける。
自分は4勝2敗で中日が勝つと見た。
相手は4勝1敗で日ハムが勝つと見た。
自分としては初戦、日ハムがダルビッシュだから、巨人戦同様川上を2戦目に持って行った方が良いと話した。ダルビッシュ相手だと良くて5割、下手すれば7,8割負ける。そんなリスキーな試合にエースを当てるよりは、より確実な2戦目以降に当てた方が良いと考えた。
相手の先発はなんだかんだでダルビッシュ以外二桁勝っていない。これはおそらく打線が貧打のため、リードした状態で降板できていないのだ。
日ハムはチームの失点が489で、チーム打点が498だった(共にリーグ最小)のに対して、中日は失点が556で、打点が601(リーグ最小タイとリーグ2位)。
リーグの違いはあるだろうが、日ハムはかなり打てていない。
全体的にチーム打点の多かったセ・リーグの中で、中日は曲がりなりにも最少失点だった。
(大崩しない)二桁投手三人(と中継ぎ抑え)を擁している時点で、貧打線の日ハムに対して有利だし、打つ方では大技小技を併せ持つ点で、打線としてのバランスがよい。
ダルビッシュがいかに別次元といえども、一人で4勝できない。先発できても2戦、リリーフ合わせて3戦と見積もる。ダルビッシュ先発の試合を捨てることを考えると、少なくとも川上・中田は他の試合に当てるべきと考えた。
ダルビッシュに当てて勝つことが出来れば勢いはつくが、大ばくちではないか。それよりは、勝てば拾いものぐらいの気持ちで小笠原や山井、あるいは朝倉などを当てた方が良いのではないか。
と考えた。

・27日
雨に濡れつつ筋肉を痛めつける。
現在使っているケータイの調子が悪いのと、月々の利用料金などで、
auの来月中旬から始める買い方セレクトについて、日をまたぎながら色々考える。
シンプルコースで行こうと思うけど、とにかく本体がいくらになるんだろうなぁ、という漠然とした不安が。
スマートフォンはまだ先になるだろうし、スマートフォンへの買い換え自体はもう少し様子を見たい。

中日が負ける。
先発は川上、ダルビッシュだった。
ダルビッシュという時点で負けは覚悟していたが、今後どうなるか。
でも、川上の投球を見ると、紙一重だったかなとも思う。

・28日
疲れた。朝から迷走した。
雲一つ無い空の元、車の中で寝て、暑さで目を覚ます(この季節なのにジッとしていただけで、ぐっしょぐしょに汗を掻く)。
アジアン雑貨店でちょっとしたものを買う。
夜アニメ蟲師と「フライ、ダディ、フライ」と「怪談新耳袋 絶叫編 左」(黒い男たち)を鑑賞。
新耳袋は結構好きな感じの話しだった。個人的にはなかなか怖かった。あっちの世界はどんな感じなのかという興味も湧いた。
「フライ、ダディ、フライ」は、物凄く起伏のある作品というわけではないけど、見終わった後の清々しさに関しては好き。

夜中に返却した。
今借りているのを返したら、たぶんもうあんまり行かなくなるかもなぁ。
わからんが。

中日が勝った。
中田でとった。

10月21日の日記

2007年10月21日
・15日
14日に借りた蟲師(邦画)を繰り返し見て唸りながら頭を悩ませる。

・16日
人狼、太陽がいっぱい、ドラムラインを見る。感嘆する。

・17日
市民ケーンを見る。昔の映画も良いもんだな、と感じる。
アニメの蟲師他を借りる。
lostageの「Television city」に酔う。偶然の遭遇。

・18日
アニメの蟲師の1,2巻を視聴する。良作。
酷使して筋肉を痛めつける。

・19日
久しぶりに全身を筋肉痛が襲う。
よたよた歩きつつ、満腹中枢がイカれたかのごとくカレーを食べる。
軒を打つ激しい雨音に耳を傾ける。

・20日
バッティングセンターで久々に良い当たりを放ち続ける。
遊び疲れた。遊んでいる場合ではないのに。
疲れる反面、やはり人との交流はプラス面も多大だなと感じる。
プロ野球選手名鑑に食い入る。

10月17日の日記

2007年10月17日
映画を幾つか見た。

「蟲師」
不思議な映画です。
自分は原作を二巻まで持っていて多少補完できましたが、原作を知らない人の大半はたぶんストーリーがよくわからないのでは。自分もよく分かりませんでした。
全くわからないというわけではなく、何となくわかります。
でも、ハッキリとはわからない。
原作を全部持っていたり頭の良い人にはわかるのでしょうか。
あくまで持論ですが、元の作品を別のメディアで描く場合、それは一つの独立した作品でなければならないと思うのです。
この映画は原作のエピソードから幾つか抜いて繋いで脚色していますが、それが映画として成立させるために必要なことなら問題ないと思います。
問題なのはわかりにくいということです。
基本的に明らかにファン向けという作品でない限り、原作を知らなくてもわかるし楽しめる、知っていればより楽しめる、というつくりが理想的なのではないかと思います。
そう言う点で、用語の解説など、多少配慮に欠けるのではないか、と思います。
また、観客に考えさせ、各々答えを出させるためのヒントももう少し欲しかったような気がします。今回の終わり方だと、ただぼんやりとして、結局なんだったんだという、観客独自の考えに至ることが出来ずに終わってしまいそうな気がしました。
もちろんここの線引きは非常に難しいことで、口で言うほど簡単ではないのですが。
そういう意味では、下手に説明するより流れに任せてしまおう、と言う選択もありますが。
決してつまらない映画ではありません。
映像美、幻想的な世界観と出来事などは惹きつけられますし、役者さんも良いです。
なぜか繰り返し観たくなります。自分はわからない部分を考えようと、ピンポイントで幾つか見直しました。
けど、一回目を見終わった後の、釈然としない、おいおい、終わるのかよ、という感じは、決してプラスの評価には出来ないと思います。

「ドラムライン」
途中でやめました。演奏とかはたぶん素晴らしいと思います。

「太陽がいっぱい」
機転と知恵と努力で上手く事を運ぶんだけど、結局運には勝てない。端から決まっていた勝負が東奔西走の挙げ句にあっけなく明かされる。人生ってそんなもの。

「市民ケーン」
新聞王ケーンが死の間際に「バラの蕾」と呟いて息を引き取った。
一体「バラの蕾」とは何を意味するのか。ケーン死亡のニュース映画を面白くするためにその言葉の真実を記者が追い、ケーンと関わりのあった様々な人に会って話を聞く。
ケーンの生涯を描いた作品。
彼の子供の頃から始まり、倒産寸前の新聞会社を一躍トップ紙として再生させ、名声と金と伴侶を得るなど、社会的な成功が次々と描かれる。一方で、次第に孤独の影が色を濃くしていく。
「バラの蕾」とはなんなのか、彼の生涯を追いながらだんだんと増していく興味、疑問。なかなか与えられないヒントに歯痒さを覚えつつ、ケーンの満たされない心の闇に引き込まれていく。
そして最後の最後に映されたもの。
ハッキリとはわからないが、しかしそうだとしたら、なんと悲しいことか。
つまり、そこから狂いが生じていたのだ。
年を経て、どうしようもなくなった時、それまでの「正常」だった日々、「満たされていた」頃が蘇り、思いを馳せた。
何とも遣る瀬無く切なくなると同時に、愛おしい作品。

「人狼JIN-ROH」
押井守原作・脚本。監督は沖浦啓之さんという方。
童話赤ずきんに見立てて警察組織内部の権力争いと、その下で動く人間模様を描く作品。
とある映画批評のサイトさんで凄く素晴らしいレビューがあって、それを読んだらたちまちモヤモヤしていたものが氷解してゆきました。この映画はその批評に尽きると思います。
摘んで書くと、政治映画というのは「組織の思惑」と「個人の気持ち」によって起こる葛藤がテーマとなることがありますが、この映画はその中に、組織に依存することによって安らぎを得る弱い個人があることを指摘している、という感じの文章があります。
非情な組織に操られていた、と言うわけではなく、自ら納得して殉ずる。
そういう部分も含めた「組織と個人」という観点から各人物を見ていくと、色々となるほどと思えてきます。
主人公がまだ、すんでのところでぎりぎり人だった時の話、なのかな。
この作品は自分は凄く好きです。
見ている最中は、ハードな銃撃描写はもちろん、赤ずきんになぞらえた組織と個人、人と人、男女の悲恋として楽しみました。

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世の中には Fucking good music が溢れてるんだな。
まだ知らない音やメロディがあちらこちらに。
思いがけず出会うと嬉しくて興奮します。
最近出会った中では「たむらぱん」も好きです。
「責めないデイ」が凄い。
こんなに音が溢れているのに、このメロディ。
http://jp.myspace.com/tamurapan

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見計らったかのように話が来たりすることが時々ある。
このタイミングはしかし、世の中どういうツクリなんだろうな。

10月9日の日記

2007年10月9日
「遊星よりの物体X」を観た。
リメイクではない古いやつ。
物体Xの繁殖能力に慄然とした。
空から目を離すな。

「嫌われ松子の一生」を観た。
物凄いもんを観ちまった。
こいつは凄い。大傑作。
笑えるし泣けるしノれる。
二時間強の長さで、少しも残り時間を気にしなかった。

「28日後…」を観た。
この監督は確か「ザ・ビーチ」を撮ってるんだよね。
なぜ同士討ちのようなことが起こらないのかとか、
気になることは幾つかあったけど、この映画はそれを気にしちゃダメなんだろうね。
とりあえず極限状態を作り出して、そこでの人間模様などを描く。
マリオブラザーズのワンワンを思い出す場面があった。

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最近ユニコーンのベストをよく聴いている。
民生すげーよ民生。
「働く男」はパフィーがカバーしているのを先に聴いているんだけど、
元はユニコーンなんだね。
歌詞もメロディーも凄すぎる。
バンド全体でのお遊びというか、はっちゃけた感じの曲も面白いし。
だけどなんと言っても、「すばらしい日々」。
何回聴いてもこれは。飽きない。

僕らは離ればなれ たまに会っても話題がない
いっしょにいたいけれど とにかく時間がたりない
人がいないとこに行こう 休みがとれたら
いつの間にか僕らも 若いつもりが年をとった
暗い話にばかり やたらくわしくなったもんだ
それぞれ二人忙しく 汗かいて

すばらしい日々だ 力あふれ すべてを捨てて僕は生きてる
君は僕を忘れるから その頃にはすぐに君に会いに行ける

なつかしい歌も笑い顔も すべてを捨てて僕は生きてる
それでも君を思い出せば そんな時は何もせずに眠る眠る
朝も夜も歌いながら 時々はぼんやり考える
君は僕を忘れるから そうすればもうすぐに君に会いに行ける

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ギター欲しい。
ギター欲しい。
ベースも欲しい。
練習用の(ゴムとプラスチック製の)ドラム欲しいよ。
物、欲。
はい、せーの、物!欲!

10月8日の日記

2007年10月8日
隣家の敷地に竹やら木やらが生えていて小さな雑木林という感じでした。
自分部屋の窓から見える景色の大半が緑だったわけで、鳥なんかも住んでいたようです。
朝には鳥の鳴き声が聞こえて、夕方になると帰ってきていました。
この間はどこからやってきたのかリスもいたし、昆虫などもいたでしょう。
残念なことにかなり伐採されてしまいました。
近所に迷惑がかからないように配慮してとききましたが、残念です。

10月5日の日記

2007年10月5日
インターネットってのは便利だ。
調べごとが。
全て解決するわけではないけど、かなり助けられる。
あとは、ハッタリ。と、勇気。

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「アルゼンチンババア」を観た。
自分には合わない映画だった。所々の考え方が。
ただ、父親のダメさに苛立ったのだけど、苛立たせるように描いたと言うことはある意味では凄い。
堀北真希は可愛い。役と合っていたように思う。
「やらせっか」

「フリージア」を観た。
敵討ち法が存在する日本。主人公は敵討ち執行代理人(警護人)。
中途半端な映画かな、と言う感想。
アクションは迫力があって面白いけど、そこに重点が置かれているかというと必ずしもそうではない。
主人公やヒロインなどの内面の問題もある。
しかし、アクション、内面の問題、その原因となった背景などが、全部かみ合えていないような気がする。
戦時下の日本ということで敵討ち法に現実感を与えているが、町並み自体は変哲のない物で、市民は普通に生活しているように見える。
デモや軍関係の人間がチラチラ見えるが、それだけではあまり特殊な状況が見えない。
軍の実験によって主人公は後遺症を抱えることになるが、軍や戦時下というのは結局は主人公の人格形成要因と敵討ち法の真実味にしかなっていないし、敵討ち法も物語を進めるための単なる手段だ。
主人公が無感動に人を殺していくならこれじゃなくてもいい。

内面描写もアクションの勢いを削ぐように入り込んでくるし、いまいちわかりにくい。
主人公がああなったのは実験の作用なのかトラウマなのかも、自分にはいまいちわからなかった。

まああくまで自分の目で見ただけだし、人によっては全然楽しめるかもしれないですが。

玉山鉄二はとにかく端正な顔でカッコイイですね。男が見ても。
無感情な設定を上手いこと演じていました。
西島秀俊さんが個人的には好きだなぁ。存在感が。
Dollsに出てたんだね。彼の演技は凄く好きです。
表情とか素晴らしい。
大森南朋さんも好きなのだけど、何となくボーとした感じの愛嬌ある方が好きなのかな。わからん。
ヒロインの方は、やはり設定を上手く演じていたと思うけど、キャラクターの設定の問題か、魅力がちょっと少なかった。

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鈴木健引退。
あの独特の柔らかいバッティングフォーム、好きだったなぁ。
土橋さんの右打ちも好きだった。
横浜ベイスターズの村田、粋だなぁ。ファールボールを落球。見逃すとは。
直球勝負のバッテリーにも感謝。

ラミレス200安打。
いよいよ流出か?

10月4日の日記

2007年10月4日
まさに右脳ダンシング左脳レスティング脳は勝手状態。
グレープバイン。

俺回路を突破してハッタリで突き破れよ。きっと。
最近は随分脱ステの成果も上がって体調がよろしくて、
そのせいでちょっと食い過ぎだなぁ。
その分の熱量をちゃんと出せよ。

迷える脳は手に余る 見ろよ疾走中。

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サンボマスターの「very special!!」が素晴らしすぎる。
ttp://jp.youtube.com/watch?v=qdcDiR-XSes

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古田さんのお手々は神の御手ー。
凄いな。
ただ、ちゃんと育てることが出来るかどうか。
五十嵐もW石井も高卒だし、頑張ってくれー。

10月1日の日記

2007年10月1日
あれ、夢精って初めてだったっけ?

と言うことを考えているうちに日が暮れた。

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バイト先で病人が出てスクランブルが続く今日この頃。
勘弁していただきたい今日この頃。

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「惑星ソラリス」を借りてみてみた。
アマゾンの商品情報で二時間四十分とあったので覚悟を決めて臨んだら、一時間半くらいで結構あっさり終わった。
あれ?
と思ってwikiで見てみたら、無理矢理一時間半にした編集版らしい。
結果的に原作に近いようだけど、確かにあれはあれでまとまってはいると思う。
拍子抜けするけど。
今度しっかりまた観てみようと思う。

「どら平太」を観た。
あれは主人公のどら平太に尽きる映画だと思う。
役所広司さんが見事に演じきって、魅力が溢れるキャラクターになっている。
どら平太ははったりで破天荒で気さくで調子が良くてきっぷも良い。
酒豪で嘘つきでデタラメで腕は立つし女たらしだし口は達者で声はでかい、
男も魅力に惹かれる正義感だ。
ハッキリ言って無敵のキャラクター。
物語ではこのどら平太のハチャメチャぶりが痛快で小気味良く進んでいく、エンターテインメント作品だ。
確かに最初のうちは彼の言動、周囲の思惑などを観ていて面白かった。
が、これだけ強烈なキャラクターとなると、観ていて胃がもたれる。
だから本来は物語の構成などで緩急をつけて、彼の個性に味の変化を与えるべきと思うのだけど、これがとにかく一本調子。
ピンチというピンチもほとんど無いし、お涙頂戴もなにもほとんど無い。
とにかくどら平太のごり押しがことごとく成功しあっという間にすんなり問題が解決してしまう。
面白いは面白いのだけど、カタルシスが少ない。
惜しいなぁ、と言うのが感想。

「トレインスポッティング」を観た。
とにかく脳味噌が刺激される。
笑顔で明日へ向かうレントン。
「楽しみだ。あんたと同じ人生さ」

「Dolls」
切なすぎるよ。

監督は色々な作品で同じ事を扱っていたりする。
例えば身体障害者やキチガイ。
キチガイ=純粋=直情的
あと今作では身体障害者が健常者に釣りをさせている。
なかなか釣れないことに苛立った電動車椅子の男が健常者に「餌はつけたのか?」と訊くと、健常者が「ミカンをつけました」と言う。
「お前はバカか」と怒鳴りつけて釣りをやめると言う件がある。
座頭市の時は「目暗の方が人の気持ちがわかるんだよ」と言って、悪党の親分を斬りつけた。
「誰が殺すかい。一生目暗で暮らせ」

「間宮兄弟」を観た。
面白かった。佳作。良作。
髪を触ったら帰宅の合図か。怖っ。

9月29日の日記

2007年9月29日
祝・初夢精。

9月28日の日記

2007年9月28日
漫画の「BECK」一巻を買い、「よつばと」の七巻を買い、「もっけ」の七巻を買い、「惑星のさみだれ」の4巻を予約し、同じ作者の同日発売の違う本を予約し、「それでも町は廻っている」の作者の短篇集を注文した。
藤沢周平や松本清張をパラ見したあと夏目漱石の「草枕を」買った。
漫画いっぱい買うな。この時期に集中してる。
もっけもよつばとも相変わらず面白い。
よつばとは今回特に面白かった。
もっけは相変わらず、人の心を上手く描いていて、瑞生の柔道の話しは凄く共感した。
自分だったら、抑え込みを解いていたかもしれない。

もっけは日常生活においての妖怪との関わりと、それとどう付き合い、どう対処していくのかが描かれている。
人は成長したり、人との関わりの中で心に波が生じ、変化する。
黙って何もしなくても、騒いで動き回っても、勝手に心は揺らぐ。
妖怪というのは人の心に変化を与えるモノに例えられたり、揺らいで生じた隙間につけ込むモノとして描かれていたりする。
誰かに嫉妬すればそこに妖怪がやってきて、誰かに対して恨みを抱けばそこに妖怪が入り込む。
しかし結局根本に人の心があり、人が心を持ち続けて悩んだり喜んだりしているうちは、妖怪達との関わりも無くならない。
人の心=妖怪とも言えるかもしれない。
妖怪との付き合いを学ぶのは、生きていく上で大切なことなのだ。

仏陀は彼らと上手く付き合う術を見つけたのだろうなぁ。

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BS夜話で「カウボーイビバップ」が取り上げられていた。
岡田斗司夫さん凄いなぁ。
ガニメデ慕情のジェットの視線とカットの関係とか。
色々な方が色々なことを語っていて、やっぱりアニメ制作に関わるプロの技術って凄いなぁと思う。
アイキャッチの話しも面白かった。
プロの仕事だったら毎回同じアイキャッチにしてミスを予防するが、
ビバップの場合全話違っててプロっぽくない。とか。
作画がしやすいようにキャラクターの部分部分にポイントをつけるとか。
全ての音を消して必要な音を持ってくる、とか。

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「長州ファイブ」を観た。
史実物にありがちなブツ切り感や、繋ぎ方の粗さもあったけど、
全体的に良かった。
維新の志士達の想いに胸を熱せられた。

9月25日の日記

2007年9月25日
最近時間が出来てきたのでDVDをよく見るが、本当は本も読みたい。
色々な本を読みたい。
でも読めない。自分の読む速度が極端に遅いから。
読みやすいストーリー物の小説ですら休み休みになる。
DVDであれば完全に理解できなくても一方的に時間が流れていくから、
気になっても、まあ、流していけるけど、
本だと、考え込んでしまう。なかなか先に進まない。
もっと早く色々吸収したいんだけど。

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石川が完封勝利。
今年二回目。
今までまともに完投も出来なかった彼が。
今年は石川にとって良くない成績だったけど、逆に良かったと思う。
今まで勝ち星と負け数があんまり変わらず、防御率も悪かったし、
試合の中盤になると降板していたことが多かった。
最近は序盤に打たれて試合を作れないことも多くなってきていた。
あのまま誤魔化して微妙な成績を続けていってもすぐに同じような結果になっていたと思う。
それよりも早い時期に修正した方がね。
毎年石川はキャンプの時に現状維持、変えることはないと言っていたけど、
それではダメだとここ2〜3年思っていた。
今年をきっかけにして、来年頑張って欲しい。

出来れば藤井にも頑張って欲しいんだけどなぁ。
腕回すのが良くないんじゃないか。投げ終わった後。
また靱帯切るぞ。

さて、河端がこの間二軍で投げたみたいだし、五十嵐もブルペン入りしているらしい。
石井弘がいつ頃になるかわからないけど、河端五十嵐がいるだけで違うでしょ。
もちろん万全で投げられるかはまだわからないけど、中継ぎが少し厚くなる。

ラミレスどうなるんだろう。
今年の成績は無茶苦茶いいし、金出せるんだろうか。
最悪流出になりかねない。
そうなると、ガイエルは確実に残るだろうな。
この辺は流動的か。
青木、田中浩など、一部結果を残した選手以外は、今年は厳しい冬になるな。
どれくらい首切られるんだろう。

9月22日の日記

2007年9月22日
来月いっぱいでバイトを辞めると伝えた。
その後はまだ決まってない。
やりたい方面で進展はないし、新たなバイトに就く予定もない。
やりたい方面を最優先する。
途中から日数は少なくしてもらったが、完全に辞めるとなるといわゆるニートだから、情けないし惨めだし焦る。
しかししょうがない。
2月に辞めたいと伝えた時点から今まで、決して得たものは少なくなかった。
と思う。
ここのところ休みになる度に設計図を量産している。
それを元に組み立てるところまではいっていないのが問題だけど、
設計図の課題は見えてくるし、それに対応して新しい方法も導入したりしている。
まあとにかく頑張ろう。
なんとか年内に結果を出したいね。

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古田監督。
個人的に古田監督の采配と合わないところがあったけど、若手の起用や意識の徹底など、良かったと思うし、人徳もある方だからまとまりはあったと思う。
出来ればもう一年見たかったな、と言うのが正直な思いです。
長年スワローズに貢献していただいて、ありがとうございましたと言いたいし、プロ野球界にとっても大きく貢献された方なので、その方がスワローズの選手だったことを誇りに思います。
古田監督がいなかったら、あの時の球界再編でどうなっていたかわからなかった。
日本の野球が今頃終わりそうになっているかもしれなかった。
今後の身の振り方はわかりませんが、ご活躍を祈っています。
また出来ればスワローズのユニホームを着ていただきたいです。

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さて、ホークスがかつて弱小だった頃、まず最初にしたことは野手の強化でした。
松中、小久保、井口、城島など、有力な若手を獲得し、野手をしっかり固めた上で、今度は有力な投手を補強した。
今のスワローズは若手の野手が育ってきていて、田中浩なんか今年ゴールデングラブやベストナインを取れちゃうんじゃないかと言うくらい活躍してます。
川本も打つ方で頑張ってくれているし、ユウイチや畠が何とか一軍で結果を出し続けてくれています。
(畠の場合、一回落とされてなかなか上げてもらえなかったのは結果的に正解だったのかも。結果的にですが)
野手がしっかりしてきている中で、とにかく投手が重要になってきます。
補強にしろ、次期監督の人選にしろ、投手のレベルアップを図るような選択をしていただきたいです。

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BECKの劇中で使われていた歌が頭から離れない。

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「もっけ」がテレビアニメになるそうで。観たいなぁ。こっちは放送するのかな。

9月22日の日記

2007年9月22日
一日4本観るのはさすがにきついよ。
計8時間前後。

「サンシャイン2057」「無花果の顔」「バッテリー」「長い散歩」

・面白かった
「サンシャイン2057」

・結構面白かった
「長い散歩」「バッテリー」

・まあまあ面白かった
「無花果の顔」

「サンシャイン2057」は映像美もさることながら、内容もすごく好き。
宗教的なテーマも含まれている、あっちはそれが扱いやすいのか、欠かせないのか、よく分からないけど、キリスト教や聖書を知っていればより楽しめるのでしょう。
自分は別の視点で楽しめました。
空を見上げると太陽があります。大気を通した太陽です。大気の向こうの本物の太陽を、しかも間近で見てみたいと思ったことはないでしょうか。
自分は昔、ブラックホールをシュヴァルツシルト半径の外や中から見てみたいと思ったりしました。半径の中に入ったらたちまち死の引力で粉々にされて、もしかしたら全然知覚できないかもしれないのですが。
あの異様な、禍々しささえ覚える、宇宙の暗さより遙かに暗い天体へ、強い好奇心や興奮、それと一種の憧れのような感情を抱いていました。
「カネダ、何が見える?」
このセリフが、あの感情を強く揺さぶりました。

「長い散歩」は4本中最後に見ることになって、疲れていた。
疲れていなければもう少し楽しめたかも。
人間関係というテーマで、社会や家庭の色々な問題を含んでいて考えさせられる。
良い作品と思います。

「バッテリー」も良い作品と思います。天海祐希さんが魅力を発揮していました。
「無花果の顔」は桃井かおりさんの普段のアンニュイな喋り方を見るような、独特な雰囲気の作品です。なんだろうなぁ。この映画。
アニメの方のBECKを見終わった。
面白かった。
別のところで金がかかっているのか、作画の部分がちょっと良くなかった。
構成もなんとなく違和感があった。
しかし要所要所でしっかり締めてくれるので盛り上がれたし、
とにかく本物のROCKだったので、見ているだけで面白かった(本物とか言える人間ではないですが)。
最後のフェスの場面は凄い。カッコイイ。シビレタ。

9月18日の日記

2007年9月18日
北野武監督作の映画が、DVD−BOXとなって10月に発売される。
最新作「監督・ばんざい!」を含めると13作品か。

今「Dolls」と「3−4×10月」を借りていて、見終われば一応過去の12作品は全部見たことになります。
北野作品はなぜか深夜とかにテレビで放送されることが多いらしく、自分は何作品かテレビで見た。他のことをしながら見ていたやつもあるので、全部をきちんと見ているわけではないけど、北野作品とは肌が合うらしい。
元々北野作品は多くの方が好意的に評価していて、海外の賞なんかもとっていますが、評価が高くても低くても個人的に合う合わないがあるわけです。そういう意味で北野作品は、自分にとってとても観やすい。時間を苦痛に感じない。
徹底的にバカに徹した超くだらない映画「みんな〜、やってるか!」ですら、自分は退屈せずに観ることが出来た。

ちゃんと観た映画。
「BROTHER」「座頭市」「TAKESHIS’」「菊次郎の夏」「みんな〜、やってるか!」「その男、凶暴につき」「ソナチネ」

ちゃんと観てない映画。
「あの夏、いちばん静かな海」「HANA−BI」「キッズ・リターン」
でもなぜかキッズリターンはCD買っちゃった。サントラ。

DVD−BOX欲しいなぁ。この人の映画は、もう一度観たいと、自然に欲求が湧いてくる。
自分はこの人から何か多くのものを吸収しなければいけない、吸収するべき、吸収するのに適している、そう感じます。

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岡村隆史「想い出がいっぱい」
ttp://jp.youtube.com/watch?v=244qENI21Jw
ナイナイのオールナイトニッポンで時たま、折に触れて流れるのがこの曲です。
映画「無問題」に岡村さんが出演されたとき、広東語で歌われて、
シングルCDのカップリングに日本語バージョンが入っています。
当時中学生で、ラジオで聴いて、良いなあと思ったんですが、買いませんでした。財布の事情で。
買っときゃ良かった……。今はもう出回ってないですからね。
練習されたのか、声もよく出ていて、音程も合っています。
素朴な声質と歌い方が歌詞の内容とマッチして、聴いているとなんだか郷愁を誘われます。
先日何とかダウンロードに成功して、音声を抽出してMP3化しました。
狂喜しながら聴きまくっています。心地いいなぁ。

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あと、「悪い人の夢」のコーナーから、悪ジャネットシリーズのお気に入りを幾つか。

(下ネタ全開)
・日本代表
ttp://jp.youtube.com/watch?v=kpWX9wFAhdw
・迷惑メール
ttp://jp.youtube.com/watch?v=vrbCfvkvnng
・ニュース
ttp://jp.youtube.com/watch?v=NYtidosi9Cw

岡村さんの喋り方の妙。素晴らしい。面白いなぁ。
矢部さんの笑いと喋りもいいですね。

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