A PIECE OF THE WORLD

2013年6月30日 音楽
 聴き終わったのでブクログに登録して感想を書きました。
http://booklog.jp/users/ore-tana
 不遇すぎるイギリスのバンドTHE KBCのアルバム「the trick」 を購入する。前々から欲しい欲しいと思っていてなかなか買わなかったが、やっぱり良い。十分人に聴かれる価値はあると思うが、不遇だよなあ。

 スーパーカーの面子や田淵ひさ子が関わっているLAMAというバンドのファースト音源を予約している。試聴してみたが結構良さげ。

 アナログ放送終了で見られなくなる「ショウビズカウントダウン」の置き土産、エンディングで使用されていた曲がN’夙川BOYS(ン・シュクガワボーイズ)の「プラネットマジック」。音源が来月発売されるので予約。この人達ぶっ飛んでるよ。
 物語は、ちと不安定~。

 そういえばtoddleの新譜を買って以降、ウォークマンに突っ込んでいるんだがまだ聴けていない。そろそろ聴けると思うけど。

 昔は金があればCDを買っていたけど最近は別のことにも使うようになって、なかなか欲しいCDを買えていなかったりする。なので今回のCDラッシュは久し振り。
 lostageが8月に新譜を出すらしいが、どうするかなー。前作が個人的に全く響かなかったから、かなり悩んでいる。

 avengers in sci-fiがいつの間にか移籍していた。どういう意味合いを含んでいるのだろうか。
avengers in sci-fi(アヴェンジャーズインサイファイ)が浜松にやってきたのでライブに行ってきた。ゲストでSawagi(騒ぎ)もやってきた。
 両方とも電子的サウンドによるグルーヴ感重視の踊れる楽曲という点で共通している。
 Sawagiについてはマイスペースでちょろっと予習したくらいで、たいして興味は持たなかったが、実際聴いてみるとかなりパンチが効いていて、グルーヴに飲まれた。良かった。インスト系で、ドラムが献身的に一定のリズムを刻んでいた。激しかった。MCでは、関西のちょっとやんちゃで爽やかな兄ちゃんと言った感じ。
 アヴェンジャーももちろん良かった。Sawagiが意外に(失礼)良かったので、アヴェンジャーを食っちゃうんじゃないかと思ったが、食われなかった。
 アルバムを発売してのツアーなので、新作の「dynamo」中心のセレクト。「dynamo」は一番初めに聴いたとき、正直ピンとこなかった。で、何回か聴いているうちにスルメ的に良さを理解していった感じだったが、今回ライブで聴いてみて、意外にアグレッシブでパンチの効いている楽曲が多かったんだなあと感じた。
 もちろんこれは、ライブ補正もあると思う。生で聴くと、音圧その他含めてCD音源よりも数割り増しで良く聞こえたりする。音程外れてたり、音がごっちゃになってわけわからなくなっていてもそんなのは関係ない。ビートに乗れ! だ。そして俺は乗った。楽しかった。
 セットリストは曖昧。順番も適当。
「wonderpower」「cydonia twin」「intergalactic love song」「delight slight lightspeed」「before the stardust fades」「there he goes」「lovers on mars」「caravan」「furure never knows」「space station styx」「homosapiens experience」「ibiza sunset」「beats for jealous pluto」「universe universe」「hyper space music」
 アンコールはやっぱり「NAYUTANIZED」。
 こうしてみると「dynamo」からはほとんど、あとは「jupiter jupiter」から2曲「science rock」から3曲か。
 アルバム聴いたときも「space station styx」は(色々な意味で)凄いの作ったなと思ったし、ライブでも演奏しだしたときとんでもない物をぶち込んできたなと思ったが、生で聴いてみて、本当の意味で凄さを理解した。

 基本的にどの曲でも盛り上がったが、やっぱり「homosapiens experience」は凄まじく盛り上がった。そして極めつけは「beats for jealous pluto」。あの奇抜で陽気で乗れるメロディが、祭り気質の浜松人達を刺激したのか、会場は浜松祭りの要領で皆が手を上げて踊る。いや良かった。

 ツアーファイナルでは会場限定の新曲シングルが売られるらしい。欲しいけど遠征はたぶんしない。
 また是非浜松に来て頂きたい。素晴らしかったからさ。また観に行きたい。

avenger strikes back

2010年11月10日 音楽
 ブクログの方へ感想を書きました。

avengers in sci-fi

2010年11月6日 音楽
 ブクログの方へ感想を書きました。
 ザ・ストロークスがガレージロック系というのは今ちょこっと調べて知ったのだけど、だからかー。あんまりアルバムを聴いてもパッとしなかったのは。個人的に。
 ガレージ系統はいまいち好みではない。そういう意味ではフランツ・フェルディナンドもガレージらしく、同じくパッとしなかった印象だった。
 アークティックモンキーズももしかしたらそう感じてしまうかもなー。聴いたら。
 ROCKは好きだけど、工夫や飾りのないストレートな物はあまり自分の好みでないようだ。
 ニルヴァーナも、あんまり。グランジらしいけど、と言うかもうジャンルがごっちゃだ。
 どれがどれとか正確には括れないけど。
ui-ssu.
 おっといけね、半角英数字のままだった。
 じゃ、もいっちょ、ういーっす俺やで(最後だけFUJIWARA)。

 先日「ウォレスとグルミット・ベーカリー街の悪夢(含む数本立て)」を見てきたので時間があったらそのうち。感想をば。

 で、ようやくシーデー整理が終わりそうなので、売る予定の物を記しておきます。

・シュガーカルト「スタート・スタティック」
・スノウ・パトロール「ファイナル・ストロー」
・ニルヴァーナ「ニルヴァーナ・ベスト」
・ザ・ポップグループ「Y(最後の警告)」
・ZEEBRA「The New Beginning」「STREET DREAMS」
・Miz「Miz rock」
・the band apart「quake and brook」
・ENISHI「ENISHI vol.1」
・座頭市サントラ
・ランクヘッド「影と煙草と僕と青」「白い声」
・ブロック・パーティー「サイレント・アラーム」
・ランシド「インデストラクティブル」
・坂本真綾「グレープフルーツ」
・8マイルサントラ
・フューチャー・キングス・オブ・スペイン「future kings of spain」
・ノー・リグレット・ライフ「sign」
・中島美嘉「MUSIC」
・スネオヘアー「a water color」
・サイケジア「GO!psychesia」
・我那覇美奈「momentum」「太陽」
・藤本美貴「MIKI①」
・ブラー「シンクタンク」「blur」
・Blink182「Dude Ranch」
・トライセラトップス「リックス&ロックス」
・トライセラトップス with LISA「Believe the Light」
・チャットモンチー「恋の煙」
・as「タイムカプセル」
・エイジアエンジニア「oh!Delaxe maxi」
・175R「ハッピーライフ」
・SoUL’d OUT「ウェカピポ」
・フジファブリック「銀河」
・ゴーイングステディ「青春時代」「さくらの唄」
・100s「A / 優しいライオン」
・松平健「マツケンサンバ2」
・シガー・ロス「()」
・エミネム「ザ・エミネム・ショウ」
・Every little thing「ソラアイ」
・JUDY AND MARY「44982」VS「1650」
・セックスピストルズ「勝手にしやがれ!!」
・ザ・ストロークス「ルーム・オン・ファイア」
・植村花菜「やさしさに包まれたなら」
・MR.ORANGE「RADIOSTATICACTIVITY」
・day after tomorrow「moon gate」
・BUGY CRAXONE「This is NEW SUNRISE」
・倖田來未「secret」
・後藤真希「スクランブル」
・アジアンカンフージェネレーション「ループ&ループ」
・愛内里菜「Be happy」
・Go!GO!7188「瑠璃色」
・ラウンドスケープ「where is my dream?」
・秋茜「花は桜木 人は武士」
・イギー・ポップ「イディオット」「ラスト・フォー・ライフ」
・ACIDMAN「造花が笑う」
・ザ・イエロー・モンキー「プライマル」
・くるり「東京」
・SUPER EGG MACHINE「Brandnew way」
・the youth「青春時代」
・クリスタル・ケイ「hard to say」
・STANCE PUNKS「スタンスパンクス」
・10-FEET「RIVER」
・椎名林檎「ギブス」「罪と罰」「本能」「ここでキスして。」「歌舞伎町の女王」「幸福論」「真夜中は純潔」「絶頂集」
・Folder5「HYPER GROOVE1」
・鈴木蘭々「ボトムレスウィッチ」「one and only」
・リップスライムとくるり「ラヴぃ」
・くるりとリップスライム「Juice」
・スエミツアンドザスエミス「アステアe.p.」
・ピチカート・ファイヴ「宇宙組曲」
・福耳「惑星タイマー」
・chara「世界」
・奥田民生「FAiL Box」「29」「30」
・アシュリー・シンプソン「アイ・アム・ミー」
・スウェード「ヘッド・ミュージック」
・YUKI「joy」
・オリビア・インスピ・レイラ「a little pain」
・アンナ・インスピ・ナナ「rose」
・フランツ・フェルドナンド「FRANZ FERDINAND」
・ザ・スマッシング・パンプキンズ「ロットン・アップルズ、スマッシング・パンプキンズ・グレイテスト・ヒッツ」
・及川光博「ゴールド・シンガー」「嘘とロマン」
・チャック・ベリー「ベスト・オブ・チャックベリー」
・ビースティ・ボーイズ「ハロー・ナスティ」

 ゲーム。
・「FF8」CGとカードゲーム。
・「テイルズオブデスティニー」グラフィティーオブスーファミクオリティ。友人等には好評だった。なぜか。
・「ワイルドアームズセカンドイグニッション」期待したストーリーがいまいち満足できず。ザコキャラとの戦闘に意味を見いだせなくなって、このゲーム以降だんだんゲーム(RPG)から遠ざかる。
・「ルナシルバースターストーリー」ムービー。
・「スターオーシャンセカンドストーリー」CGと戦闘。

 とりあえずこんなところで。

7月12日の日記

2009年7月12日 音楽
 散歩中にウォークマンに入れた曲をランダムでなく、順繰りに聴いていて、現在は lostage の「GO」。聴けば聴くほどに良い。特に割合スロウなナンバー、ミディアムなナンバーが今回お気に入りで、「噂」や「あめんぼ」が凄く良い。
 特に「噂」や「SURRENDER」の歌詞が、歌詞カードを読んでいても面白い。
 通常彼らの歌詞というのは抽象的かつブツ切りで、歌詞カードだけ読んでいてもいまいち(個人的には)面白味に欠ける。ただこの2つは特に意味が物語的に繋がっていて、メロディも相まって良かった。
 しかし不思議なことに、その他の面白味に欠けていた歌詞も、メロディに乗って五味兄のボーカルで語られると、途端に予言書か占術の言葉みたいな奥ゆかしさを放ち始めるからわからない。
 意味がありそうで、なさそうで、ありそうな。

5月11日の日記

2009年5月11日 音楽
 懐メロとか聴いていると、とにかく低音の効き方が凄い。もうアイドルとかポップミュージックとか関係ない。ベースはビンビンブンブン鳴っているしドラムはドンドンバスバス空間を撃っているし。
 ベースの格好良さが丸見えで、シ・ビ・レ・タ。
 高音全盛になったのはいつからだろう。komuro時代からだろうか。打ち込みはあっただろうけど。よく分からん。と言うか、今はどうなんだろう。
 わからんが。

 ベースも良いなー。ドラムも欲しいけど、ベース買っちまおうかなー。金と時間が出来たら、検討しようかなー。

4月7日の日記

2009年4月7日 音楽
・音楽

 こんなことってあるんでしょうか……。
 昨年のアジカンとの対バン(前座?)ツアーに続き、なんと五月にあの木村カエラ嬢をプロデュースして「BANZAI」という曲を世に送り出すことになった avengers in sci-fi のことですよ!!!
 まさに彼らとその周囲と更にそれを取り巻くファンの心境を表したかのようなタイトル(まあタイトル決めたのはカエラ嬢サイドだろうけどたぶん)。

 買うつもりです。

 確実にステップアップして行ってますね!! 良いことです。
 自分はアヴェンジャーズインサイファイの音楽が好きですし、売れずに活動にキュウキュウするよりも、売れてのびのびやってくれた方が嬉しいわけです。もちろん、売れてしまったことによって起こる弊害もあるだろうとは思いますが、それはそれで仕方のないことです。
 とにかく今は彼らの躍進に心からおめでとうと言いたい!
 lostageさんの新作フルアルバムが(確か)3月25日に発売されるそうで。
 で、アルバムの中から一曲公式サイトの方で見られるようになったと言うことで見てみたんですが、見ながらニヤけてきてしまった。
 こいつぁ、期待できそうだ。今度のアルバム。これを機に、この間のミニアルバムも聞き返してみようかと検討中。「母乳」もプロモ付きで聞き返してみて、結構胸の深いところまでやってきたし。
 今回の新曲を聴いていて、前作のミニアルバムであまり感じられなかった彼らの独特のしんみり来る世界観というか、音というか、ボーカルというか、そういった物が感じられた。子供の頃の、良いとか悪いとかを超越した思い出やイメージが湧き上がってくる感じ。セピアのような、灰色のような、そんな風景が蘇ってくる感じ。曲調であれ、声質であれ、人にそういった物を喚起させるというのは、強みになる。
 今までも確かな力を持っていたし、決して「完成されているけど特徴に乏しいバンド、魅力に欠けるバンド」、ということはなかった。ただもちろん足りていない(あるいはあえて捨てている)部分もあって、そこが彼らが今後一段上のステージで活動を展開、維持していけるかの分水嶺だったと思う。

 一時は解散の危機さえ迎えた彼ら。
 人は死を感じたとき、そのまま死のイメージに呑まれるか、もしくは死んだ身であると開き直って反転攻勢をかけるかのどちらかになる。
 彼らの前作が、地面に伏していた状態から片膝立てて立ち上がろうとする、混濁した再起の一枚だとすれば、今作はおそらく、両足を開いて仁王立ちする作品なのだろう。
 メンバーも替わり、おそらく意識も変わり。
 lostage、死に体からの復活を感じさせる一曲だった。

(あと、やっぱり俺はバンドを好きになるとき、ドラムに惹かれている部分が少なからずあるんだろうなあと感じた。ロストエイジにしろアヴェンジャーズインサイファイにしろ。岩城さんのドラムプレイはかっこいいなあ)

2月28日の日記

2009年2月28日 音楽
 広島カープの野手評を2月10日の日記に書き込みました。ようやく。めげそうだ。

 昨日ヴィレッジ・バンガードというお店に「Disney Rocks!」というCDを買いに行きました。複数のアーティストがディズニーの曲をロック調にアレンジして演奏する、という企画物です。ヴィレッジ・バンガード限定発売らしいです。
 曲目は下記の通り。

1.Mickey Mouse March / avengers in sci-fi
2.A Whole New World / GOLLBETTY
3.Bibbidi-Bobbidi-Boo(The Magic Song) / the chef cooks me
4.Heigh-Ho / the telephones
5.Kiss the Girl / Rufus
6.When You Wish Upon a Star / おとぎ話
7.Main street Electrical Parade / →pia-no-jaC←
8.It’s a Small World / Riddim Saunter
9.When You Wish Upon a Star & It’s a Small World / 曽我部恵一

 多くのバンドについてほとんど知りませんでしたし、まだ一度しか聴いていないので多くのことは書けませんが、それぞれのバンドの持ち味でアレンジしていたと思います。
 個人的にはアヴェンジャーズインサイファイがもちろん目的だったわけです。やはりエフェクター等多用したSF的音作りでした。ミッキーマウスマーチの原曲を思い出せないくらいかなり独自のアレンジをしていると思われます。攻撃的と言うよりは行進でもするみたいに一定のテンポでメロディーを繰り返すスタイルで、聴いていると次第に高揚感を催す作りになっています。屋台の周りを音頭を取りながら回っているかのような……。一度というより二度、三度と聴いていくうちにどんどん好きになります。
 GOLLBETTY は女性ボーカルで、ロック色の強いスカ……、という表現があってるかはわかりませんがそういう感じです。テンポが速くてやはりソフトなパンク、あるいはスカ、という感じ。ベースが結構効いてましたね。ポップですし女性ボーカルと言うこともあると思いますが聴きやすいと思います。個人的には、いまいちでしたが。
 the chef cooks me は前に一度ネットで曲を聴いたことがあったような気がします。その時は、演奏のレベルや曲自体は良いのだけど、いまいち決定打に欠ける(スポーツ選手で言えば、走攻守三拍子揃っていてまとまっているけど、逆にこれという物がない)なぁと感じていました。今回はダンスしたくなるくらいにテンポも良く、肩の力を抜いたような、非常に安楽とした、左団扇のようなポップさでした。ビビデバビデブーという楽曲の良さも手伝ってか、耳触りの良い心地の良いミディアムテンポの曲に仕上がってました。
 the telephones は知っている方ならばわかりやすいと思いますが、UKロックのボーカルのような、独特の高音でへなったような歌い方と、はっちゃけた電子音で非常に脳天気な曲調に仕上がっていました。テレフォンズっぽいといえばぽいのかな。ハイホーハイホーと連呼する辺りは非常に馬鹿っぽく聞こえます。まあ、彼らっぽいのかなぁ(笑
 Rufus はたぶん初めて聴くのですが、非常にわかりやすいポップな曲です。西海岸、みたいな印象です。ビーチ、みたいな。海岸沿い、ヤシの木、みたいな。若干繊細さを感じさせる癖のない素直なボーカルに軽快で疾走感あるバンドサウンドでした。
 おとぎ話、は、初めて聴きます。何という表現があっているのか……奥田民生のようなゆったりとした、温もりのあるボーカルがど真ん中にあって、それをアシストするようにギターやベースが音を鳴らしています。ボーカルが太陽の球体だとしたら、ギターやベースなどはそこから立ち上るプロミネンスやコロナのような感じでしょうか(わかりにくいですね)。曲調がそのような演奏にさせているのかもしれません。アレンジとしてはかなり原曲に忠実なのではないでしょうか。非常に緩やかでメロウでムードのある曲に仕上がっています。
 →pia-no-jaC← は名前からある程度どんな曲調にアレンジしているのか想像できると思います。かなり軽快なテンポでジャズっぽいピアノが弾かれています。ピアノ以外にはバックでリズムを取っている何か(ドラム?)があるだけで、シンプルなのですが、そう思わせない演奏っぷりで聴き入ってしまいます。個人的にはかなり好きです。
 riddim saunter はこちらも原曲にかなり近いです。ミディアムなテンポに楽しげな雰囲気を出そうとする各種演奏、ボーカルには厚みがあって安定しています。そのため曲自体は心地良い作りになっています。
 曽我部恵一さんは最初から最後までアコギでしっとりと弾き語っています。

 こうして全曲聴いてみたのですが、全体として演奏が面白いですね。これはおそらく意図してアーティストを選んでいるのだと思いますが、みなエフェクターを多く使ったり、あるいはトランペットやキーボードなどの、ギター、ベース、ドラム以外の音を積極的に取り入れている人達ばかりです。単調な王道のロックとは一線を画しています。
 シンプルなロックにアレンジするのも良いと思いますが、元々ディズニーの曲と言えば煌びやかで楽しげですし、こういったメンバーとは相性がよいのかもしれません。
 日本のROCKもいよいよ多様性を増してきたな、と言う印象を受けました。
フジテレビの音楽番組「factory」がアーティストごとに順次パッケージ化されるらしい。静岡でこの番組はほとんどやってないような気がするので、自分は過去あまり見た記憶がないのですが。バックホーンとかも過去に出ていたようなので、もしかしたらDVD化されるかもしれません。
初っ端、一発目、今回はナンバーガールです。

三回過去に出演しているらしく、ちょうど前期、中期、後期と分かれています。
演奏は下記の通り。

1999.11.20
1.タッチ 2.狂って候 3.ウェイ? 4.OMOIDE IN MY HEAD

2001.03.24
1.ZEGEN VS UNDERCOVER 2.鉄風鋭くなって 3.OMOIDE IN MY HEAD 4.はいから狂い

2002.05.03
1.TATTOOあり 2.CIBICCOさん 3.NUM-AMI-DABUTZ 4.OMOIDE IN MY HEAD 
5.I don’t Know 6.鉄風鋭くなって

まだ一番最後の放送分は見てないです。
久し振りのナンバーガール、どんな感じだろうと思ってちょっと構えて見始めたんだけど、最終的には超ノリノリで、「はいから狂い」辺りはもうたまらんかった。間奏がやっぱり良い。特にひさ子さんのキラキラした、蝶の舞いでも見ているような幻想的な音色が。で、アヒトさんのドラムが、向こうから動物の大群がやって来るように地響きを上げてラストスパートを告げる。あの瞬間の緊張感と解放感が堪らない。
後は個人的には「狂って候」が好きだなやっぱり。あの変則的なリズムとストレンジなメロディ。そして小気味良い歌詞。「ウェイ?」もいいっすね。
「SAMURAI」とか「ウェイ?」とかライブで定番だったりする曲がコンピレーションのような企画物のシーデーに提供されてたりして、オリジナルのアルバムに入れなかったり、シングルで出した曲をアルバムに入れなかったり、カップリングが粒ぞろいだったり、ほんとに太っ腹というか、手を抜かない。全てに全力を見せる当たり、素晴らしいね。岡本太郎とか宮崎駿とか、偉人はとにかく受けた仕事全てに全力で取りかかると言うし。
そしてとにかくこのナンバーガールというバンドの、各個人の見事な調和。まさにこの四人だから鳴らせる音、音楽、パフォーマンス。ガチッと、合体マシーンのように見事に組み合わさった素晴らしい演奏です。

ただ時間的制約の影響はどうしても出てしまうと言うか、一回の放送分ではどうしても盛り上がりに欠ける部分があるような気がする。そこは仕方がないか。
買うとすればやはりファンかな。
これからナンバーガールに入る、と言う人は、別のDVDから入った方が無難。
と思います。たぶん。

1月31日の日記

2007年1月31日 音楽
安室奈美恵の「Baby Don’t Cry」を借りました。
有線で流れているのを聴いて良いなぁと思っていたのです。
まさか自分が安室奈美恵の曲を借りて聴くことになるなんて、
自分で意外に思ったり。
基本的にロックが好きですが、ロックが好きということと関係あるのか無いのか、
オリコン的な、トップ10チャート的なものに多少抵抗のようなものが、
いつからか芽生えてしまいまして。
ポップミュージックというか(とか言いながらポップな味付けは嫌いじゃないけど)。

だけど別にジャンルは関係なく、良いと思ったものは買ったりして聴きますし、
なるべく自分の感性に従うようにはしてるんですけどね。
良い物は良い、という。
結局の所自分が良いと思う物を素直に観たり聴いたりするのが、
一番幸福な気がしますしね。
その作り手のスタイルや姿勢、考え方なども加味されますが。
今回の安室奈美恵さんの曲は聴いていて本当に気持ち良いというか、
清々しさを覚えたので、割と抵抗無く借りました。

ということで、この前オレンジレンジのCDを借りてみました。
今までは、何か違う、フィーリングが拒否している、嘘くさい、
という感覚や感情でCDは借りなかったのですが、
曲はポップだし、テレビやラジオで流れていた曲だって、
そんな悪くはなかったじゃないか、と考えて、
払拭する意味で借りました。
でも、いざCDを聴いてみると聴いているうちにだんだんだんだんイライラしてきて、
あ、もうこれは完全に俺には合わない、俺はこの人達を受けつけないんだ、
とわかりました。
それがわかっただけでも良かったです。

ぼくはくま

2006年11月27日 音楽
宇多田ヒカル 冨田謙 CD 東芝EMI 2006/11/22 ¥600ぼくはくま
ぼくはくま(オリジナル・カラオケ)

借りてしまいました。
ヤラれてしまったのです。

「みんなのうた」だけあって、見事にそういう曲です。
シンプルでわかりやすくて癖になるようなメロディと歌詞。
ほんとにこの人は凄いな。
また映像のくまもかわいいんだこれが。

「ぼくはくま、くま、くま、くま 冬は眠いよ」
この歌詞にキュン死にしそうになりましたよ。ええ。
宇多田ヒカルの声自体が元々低めだし、
ややもすると中性的な印象を抱いてしまったりもするのだけど、
これがこの歌でははまっている。
彼女の声でこの歌を聴いていると、確かに頭の中にモワモワモワ〜ンと
デフォルメされたくまが寝ぼけ眼を手でこすっている姿が浮かんでくるんです。
初めて車のラジオで聴いたとき、浮かびました。
ライバルは海老フライだとか前世はチョコレートだとか
どうしてそうなるんだよというような詞も出てこないではないですが、
でもオールオッケー、そうだよな、きっとお前の前世はチョコレートだぜ!
そう言ってやりたくなってしまうような暖かい音楽なのです。

子供向けですが、そこはポップシーンの(しかもシンガーソングライターとして)トップに君臨する彼女。
読み物で言えば行間と呼ばれるような部分でこの音楽も豊かなのです。
メロディに耳を傾けていると、きっと様々な年代の方が愉しめる、
そういう幅の広さをもっていると思います。

少し残念なのは時間が2分強とやや短いことなのですが、
まあそれはしょうがないでしょうね。

すごいな、宇多田ヒカル。
アニメ:風人物語 CD バウンディ 2006/09/27 ¥2,800

買って良かった。
これ、俺にとっての名盤。物凄く合う。
作業をしているときなんかは、耳に障らない(脳に障らない)音楽が欲しいんだけど、
これはなかなか期待に応えてくれる。
しかも、作業時以外のリラックスしているときにも抜群に合う。
全体的な印象は、
ちょっと冷える、晴れた日の朝の空。
サントラだから、お話の緊迫した場面の音楽や、
思い悩んでいるような場面の音楽も当然入っています。
でもやはり全体的にはゆったりしていて、ほのぼのと出来るような音楽。
フルートや、アコギなどの弦楽器からなる優しいメロディ。
テンションの高い曲もありますが。
風人物語を見ていて、不思議に引き込まれる感覚があったのだけど、
この音楽がおそらく結構効いていたんじゃないかと、今改めて思います。
オープニングはYuUさんという方の安定した力強い歌声で悠然と歌われています。
歌詞もまた良い。
風の詩〜WINDY TALES〜より一部抜粋。
青い空を流れゆく 大きな雲を見ていた
この大地の鼓動を 感じるように寝ころんで
強い風に吹かれ 真っ白な雲が
少しずつ形を変えるように 時間の中で
知らぬまに僕たちも大人になったの?


本当にゆったり歌われるので、最初の「〜寝ころんで」あたりまでは、
一言一言追いながら、詩の展開に驚き感嘆しました。

エンディングは打って変わってロック調。
ライナーノーツによると、監督曰く「青春パンク」。
確かに初めて聴いたとき、ドラムやベースの低音が効いてるしビートは速いし、
最後に随分テンション高いのもってきたな、と思ったけど、
それでも爽やかさや切なさを感じてしまったのです。
それは曲調自体がそう言う趣だったのかもしれないけど、
他にもキーボードのキラキラ感や、
ボーカルを務めた現役女子高生達の瑞々しい声だったりが
大きく作用しているように思う。
そして、監督による詩。
夕陽の色だけより一部抜粋。
裏道にはいつも逃げない猫
幼稚園にはいつもジャングルジム
来ないバスはいつも来ない
なんだか気にしてる
桜の頃が来る 落ち葉の頃が来る
夢見る乙女うづきだせば
これがあたし 風人 風人
君の記憶 ずっと見てるあたし
風の速さ ついてゆけるのかな
あの日見てた 夕陽の色だけ
あれが本物


素晴らしいじゃないですか。
全部良いけど、特にここの部分がお気に入り。

いやぁ、買って良かったなぁ。

溢れかえる12?。

2006年7月12日 音楽
音楽近況

Coccoの新しいアルバムやアンジェラアキのアルバムを買ったりしました。
一番新しいところだと、SUEMITSU & THE SUEMITH。
最近ピアノ+ロックというスタイルをちょくちょく見るようになった。
キーンとか。

今のところ、
アンジェラ>スエミツ>国庫
という感じだけど、そのうち
スエミツ>アンジェラ>国庫
になりそうかも。
国庫は、彼女の叫び(と言うか悲鳴)の部分がかなりリアルなので、
音が大きいと近所の人に怪訝な目で見られそうでちょっと臆しています。
叫び慣れてるのかよ、と考えたりします。

そういや、もうチャットモンチーのメジャーファーストアルバムが出てたんだね。
メジャーのシングル二発がいまいちだったのでどうしようかと思っているんですが。
買っといた方がいいのかなぁ。

そうそう、くるりのベストですよ。
出るんですって、今月。
買っちまおうかしら。
イヤー、買うべきだろー。
昔のアルバムが廉価で出ているし、だんだん買っていきたいとは思っているんだけどね。
そういや、チームロック、数年前に買ってまだ未開封だし。
レンタルしてMDに落としたヤツを聴いてて。
ワンダーフォーゲルフォー。
あ、そういやリップスライムとくるり、くるりとリップスライムのシングル借りてパソコンに落としたけど、
まだ一回も聴いてねーや。
そしてどーでもいいのだけど、このリップスライムとくるり、くるりとリップスライムという名義を見ると、
「ギャグマンガ日和」の2巻・第25幕「ちびっこ歴史大冒険」に出てくるビデオ、
「オッサンの一人暮らし」と「一人暮らしのオッサン」を思い出してしまって
半笑いになってしまうので困ります(ほんとうにどうでもいい)。

そういや「誰も知らない」の挿入歌にやられて、
タテタカコのCDを買ってまして。
彼女もピアノ弾きなんですよ。ピアノづいてるな。

映画と言えば、「ゲド戦記」の「テルーの唄」にやられて(泣きそうになる)、
手嶌さんの「ゲド戦記歌集」を買ってしまいまして。
近日届くので、楽しみです。
映画も観たいなぁ。久々に映画館で。
でも、ごった返すんだろうなぁ。嫌だなぁ。

洋楽というとただでさえ情報が少ない上、
雑誌を開いたりする機会もあまりなく。
なので人のお薦めとかで知ったりするしかないのですが。
ジョニーボーイがなんか良さそう。
どうしようか。
http://www.youtube.com/watch?v=hctbGB6DYhU
古き良きポップというような匂いを醸しつつROCKをしている。
イェイイェイ!のあたりはたまらん。
何だろうこの安心感。たまらなく愛おしい。
甘い物を食べた後の残照。幸福感。

SUEMITSU & THE SUEMITH「Irony」
http://www.youtube.com/watch?v=oI_PxfqUpYA&;search=SUEMITSU
個人的には日本語詞バージョンの方が好きなんですが。
でも癖になるメロディーやギターと、声の加工した感じ(?)が良いです。
上原ひろみ CD ユニバーサルクラシック 2003/06/25 ¥2,548XYZ

素晴らしいと言う他無い。

作業中のBGMとしても耳障りは無いし、
レンタルして聴いたのだが、これも含め、買っちゃおうかな。

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ダブル・パーソナリティ
サマー・レイン
ジョイ
010101(バイナリー・システム)
トゥルース・アンド・ライズ
ダンサンド・ノ・パライーゾ
アナザー・マインド
トムとジェリー

WELCOME TO THE NORTH

2006年4月18日 音楽
ザ・ミュージック CD 東芝EMI 2004/09/08 ¥2,548WELCOME TO

前作と比べると、今回のはどことなく秩序がある。
前作は本当に、カオスと言うか、とにかくグルーヴで頭の中グルグルにされたけど、
本作はメロディの幅が豊かになり、歌主導と言うか、そういう部分が印象にある。
とはいってもやはり彼ら独特のうねるような轟々とした音、
円を描くように繰り返されるリフ、
ボーカルの気持ちの良いくらい通る高音で、
「ザ・ミュージック」というバンドを証明している。
これを聴くと、いやがおうにも体が動き出すってもんです。
こういう風に、バンドとしてのオリジナリティー、ブランドが
あるということは、とても価値あることです。
一時期のポップパンクなど、シーンにブームが起こったりして、
このバンドとあのバンドはいったいどこが違うんだ!?
というような無印状態が起こりがちになり、
固有価値がほとんど無いようなバンドが氾濫したりするからです。

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THE NORTH
FREEDOM FIGHTERS
BLEED FROM WITHIN
BREAKIN’
CESSATION
FIGHT THE FEELING
GUIDE
INTO THE NIGHT
I NEED LOVE
OPEN WAY IN、NO WAY OUT
OPEN YOUR MIND
FREEDOM FIGHTERS (Electric Elimination) (BONUS TRACK)
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小関取られた……。
高橋が怪我したからって巨人め……。
何だよこの層の厚さは。
というか、原さんやっぱ凄いな。
堀内さんじゃダメだよな。やっぱ。
監督変わるだけでこれだけ変わるってのも。

江藤本当に、もっと早くに巨人を出るべきだったんだよ。
もったいないなぁ……。
こうなったら逆に、あの不本意な時代を今後に活かして欲しい。
イースタンユース CD キングレコード 2003/03/05 ¥3,000

高校の頃にイースタンユースのライブをテレビでちょこっとだけ見たことがあったが、あの頃、自分の中ではそんなに印象は良くなかった。
しかし先日、買っておきながら渋っていたこのアルバムを聴いてぶっ飛んだ。
凄い。
かっこよすぎる。
まだ一回しか聴いていないけど。
特に「走る自画像」あたりが凄いことになっている。

自分の中で音楽に関して、ことROCKにおける最高のものは、
バックホーン、ナンバーガール。
ベースボールベアーが入ってくるかどうか、というところで、
ここにきてイースタンユースドーン!!!
何で今まで聴かなかったんだ。
こんなに物凄いのを今までスルーしていたなんて。
まだまだ世の中にはいっぱいあるんだね。素晴らしいものが。
カラオケボックスみたいで、
フロアを歩きながら、うっすら聞こえてくる音をたよりにドアを開ける。
中で歌っている人が上手いと、聞き入り、案外そうでないと、ドアを閉める。
そうやって長い長い廊下を歩いていく。両脇のドアに耳を澄まして。

サンボマスターといい、向井さんといい、このイースタンユースといい、
本物のROCKを鳴らす人は、なぜか冴えない風貌の人が多い気がしてしまう(笑
こっちが偏ってるだけだけど。

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自由
世界は割れ響く耳鳴りのようだ
走る自画像
ポケットから手を出せないでいる
東京快晴摂氏零度
破戒無慙八月

秋風と野郎達
ジグザグジグザグチクタクチクタク
ドアを開ける俺

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あれ?ここ湧くって聞いてたのに、温泉ちっとも出てこないぞ?
工事続けるの?

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