静岡知事選は川勝平太氏が当選。
 知事だ市長だなんだかんだで俺が投票した人は未だかつて誰一人として当選したことがありません。恐怖の死神有権者。
 唯一当選したのは中学の時の生徒会長だけだな。いや、あれもどうだったかな……。
 ギャグマンガ日和第10巻。今回も面白かったです。
 「スケバン探偵」の最後の一コマの破壊力というか。ああいう、母親の脈絡が全くない痛恨の一言をよくもまあ思いつくよなあと言う感じ。面白かった。

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 はちみつ梅干しが個人的に好きで、将来一人暮らしをした際には好きなだけ食べて暮らしたいという密かな野望が。

7月4日の日記

2009年7月4日 映画
 新世紀エヴァンゲリオン新劇場版・序。だっけ。を見ました。テレビでやっていたので。
 テレビシリーズの頃は、初放映時は確か小学生だったか。中学あたりで社会現象になっていたような気がする。
 あの頃は確かに碇シンジにシンパシーを感じまくりだったような気がする。社会性に目覚め始めた頃だったり学生生活をしていたりということで悩みも多かったのかもしれない。
 が、今見てみるとシンジに共感していた自分が懐かしく思えてしまうのだった。
 当時に比べて神経が多少図太くなったのかもしれない。

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 ギャグマンガ日和10巻を購入。
 母が趣味で華道をしとりますので家のあちこちに花が生けてあります。ただこの時期は花がとても痛みやすいのです。なので家のポイントポイントから何とも芳しい匂いが漂ってきて反吐が出そうになります。

 あの臭い何とかしてくれ。

 例えるなら3日間サウナの中で生活をしていてその間ずっと履き続けた蒸れ蒸れの靴下のような臭いがします。
 健康対策(アトピー対策)として5月末からリンゴ酢を飲み始めています。
 で、一ヶ月以上経過しているのでとりあえず簡単に経過を。

 当初ネットか何かで胃腸に良いと聞いて飲み始めたのですが、実際に胃腸に良いのかどうかはいまいちわかりませんでした。ただし、凄く新陳代謝が上がるような気はします。
 リンゴ酢ダイエット、みたいな物もあるらしいですが、確かにこれなら痩せるだろうなという気はする(もちろん、節制した上でのリンゴ酢でないとダメでしょうが)。
 体重も現在自分の中では低いラインをキープ。ウエストも若干細くなったか。

 やり方は簡単。スーパーで売っているリンゴ酢を買ってきて、小さじ1~2杯を水で割って飲むだけ。どの程度割るかはその人に応じてでしょうが、ある程度薄めないと酸っぱいですよ。凄く。
 リンゴ酢自体はそれほど高くはないので助かります。
 雨降って地固まる。
 あ? なんか違うか。まあいいか。

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 久し振りに本気の大人の喧嘩を見た。と言うか、正確には聞いた。
 というのも正確ではないな。一方的な激昂を聞いた。
 その事の前日かちょっと前あたりに伏線を見ていたから、なんとなくそれだけで繋がったが。
 人間だもの。あいだみつを。
 最近夏バテ気味で少々疲れております。
 そんなことも言ってられぬが。
 梅雨時なので、路面は濡れとりますな。
 まあ、アクセルを強く踏み込みすぎると、空回りしますよ。
 高校時代の先生、同級生と飲み会。
 前回の反省を踏まえ、酒を飲み過ぎず、また、食事の量を増やす。
 と同時に、万一に備えキャベジンを持参。結果的に、このキャベジンが良かった。
 まあ、楽しんださ。
 交通整理がうまくいっていない場面に巻き込まれた。まあ難しいところなんだけど、しかし片方だけ多めに通しているから、対向車線が異常に詰まってしまっていた。
 トランシーバーとかでやり取りできんのだろうか。

6月26日の日記

2009年6月26日 映画
 レッドクリフパート2にしてもこの間のハゲタカにしても、何だかあまり、ここに書いた感想に納得がいかない。もうちょっと違ったことを書けないものかと、時々思い出してはぼんやりと考えている。

 ハゲタカに関して言えば(ここから先はたぶんネタバレになります)、ブルーウォールパートナーズ代表としてアカマ買収の指揮を執ったリュウ・イーファが、一体何を変化させたのか、と言うことに注目しなければ行けないかもしれない。
 彼は確かに、アカマを強引に買収しようとして様々な人や機関に混乱を起こしたかもしれない。その一方で、アカマは結果的に再生への道へと促されたのだし、彼と関わった人物(派遣工の守山やキャスターの三島)などはそのやり取りに強い影響を受けただろうし、おそらくその後の人生に於いてプラスに作用するのだと思う。
 リュウは、アカマを愛していた。憧れていた。心の底から再生させたいと考えていたのだ。そしてまた、彼は自身の生い立ちや、アメリカ時代に鷲津から受けた言葉(強くなれ)を抱き、飽くなき向上を目指していた。
 その強烈なエネルギーは結果として企業を変え、人を変えた。
 では鷲津はどうか。リュウとの戦いには勝ったが、彼がもたらした物に一体どういう意味があったのだろうか。

 リュウは実は、テレビ版の鷲津と重なり合う人物なのかもしれない。

 鷲津もまた過去に苦悩し、芝野の言葉を胸に挫折から這い上がり、日本に戻って企業を次々買収した。それによって、幸不幸は入り交じっていたが、企業を変え、人を変えていったのだ。
 しかし転機があった。日本での青空電気とのやり取りにおいて挫折を味わい、その過程で銃創を負い、命の危機に見舞われた。彼は助かり、その後、自身の考えややり方を変えていく。そして因縁のあった三島製作所の出来事に、ケリをつけた。

 リュウはどうだったか。彼もまたアカマの買収に成功したと思いきや、鷲津に敗れて苦杯を味わう。挙げ句、強盗に刺される。そして命を落とした。最後にリュウは鷲津に連絡をしたが、鷲津はたまたま会議中で出られなかった。そこが明暗を分けたのかもしれない。
 金と金の間で繰り広げられた悲哀は、ほんの薄紙一枚の差で人の行方を分けた。

 人生には転機がある。挫折を経験し、成長する。リュウが助かっていれば、もしかしたらその後、また違った形で再生の道を歩いていたのかもしれない。
 鷲津もまた、彼から得た物は少なくなかったはずだ。
 そう言えばこの間、カラスに突っつかれていた猫を見た。
 すっかり大きくなっていて、子猫のよたよたした感じ、か弱さはなくなっていた。もちっとしていた。
 ただ、以前一緒にいた茶トラっぽい猫と、なんだか微妙な間というか、空気を醸していた。距離を測るというか。彼(彼女?)が行った後を、様子を見つつ着いていく感じだった。
 猫は猫で、色々猫関係が大変なのかもな。
 と思い、エンジンをかけ、その場を去った。
 いらない本を売ってしまいたいなーとか思って色々本棚を整理したんですが。
 積み上げたいらない本のタイトルが、

「いままで解らなかった相手がわかる心理学練習帳」「しぐさ・ふるまいでわかる相手の心理」「強運をつかむ人にがす人」「人見知りは案外うまくいく」「不安症を治す」「ダメな自分を救う本」「願いごとをかなえる28の魔法」「Hの教科書」「男心をつかむ心理事典」「強く生きる言葉」「生きるヒント」「本当はヤバイ! 韓国経済」「99の後藤真希」

 などなど自分を疑われそうな本の乱れ撃ちなので売る勇気が湧いてきません。
(しかもこれにエロ本がプラスされるのです)(とても多いのです)

「99の後藤真希」は確か、アイドルという生物が何を考えどのような発言をするのか、と言うことに興味があって買った本だと思います。まあ、後藤真希自体にも多少興味はあったと思いますが。
「男心を~」は明らかに女性向けの HOW TO 本ですが、男の視点から読んでみてどう感じるかと言うことに興味があって買った本です。それ以外の本に関しては解説の必要はないと思います。
 色々と必死だったんだな。俺。
 なにも書くことの ない日があってもいいよね。
 人間 だもの。

(ほとんど毎日どうでもいいようなことをなんとか捻り出してます。人間から降格しないために。ぶるぶる)
 野球本をリラックスタイムに読む本としてから一体何を読めばいいのかわからずにいたのですが、とりあえず「自然体のつくり方」(齋藤孝)、「群集心理」(ギュスターヴ・ル・ボン)という二冊を注文しました。
 ぱらっと見てみましたが、面白そうでした。オラワクワクすっぞ。

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 今日父の日と言うことで酒のつまみを買って、その帰りについでとして本屋に寄って立ち読みをしました。そしたらニュートンの別冊がコーナー展開されていて「おぉっ」と感嘆の声を上げると共に手に取りました。
 興味のある分野が取り上げられていて興味深く読んだのですが、何分高い。一冊2千円とかされると、いくらカラーがきれーでも、興味があっても、なかなか手が出ない。
 うーん。でも、脳味噌への刺激にはなりました。
 道路に押しボタン式の信号機がありまして、まあ、あまり赤にならない所なんですが、赤になりまして。自分はその道路へ信号のすぐ近くの路地から左折して入ろうとしたわけです。反対車線の車は止まったので行けると思い、そろそろと車を出しますと、右手から自動車が見えました。
 勢いを殺す気配が全くないので自分はブレーキを踏んで様子を見ていましたが、その自動車の運転手(30~40代の主婦らしき女性)はこちらの顔を覗き込み、「なんだろう」という風な感じで前を向き、そして停止ラインを過ぎた当たりで「どひゃーっやっちまった!」と言うような表情に切り替わって通り過ぎていきました。
 何だか面白かったので、良しとします。
 昨日更新したつもりでいたらしてなかった。まあいいですが。

 細木数子によると自分は毎年5~7月にかけて運勢が良くないらしいのです。別に信じている訳じゃありませんが、気が付くと毎年この時期に「細木数子もバカにならんな」と呟いている自分がいます。

 ただまあ良くないことが起こるときと言うのはつまり、それまでの悪癖や悪習など、溜まった膿が出てきているときなので、言い換えればプラスに転ずるための良い機会でもあるわけです。
 臭い物に蓋をするだとか、見て見ぬふりをするだとか、忘れようとするだとか、そうではなく、ポイントを見極めて改善する、意識。が必要になるわけですね。
 また、すぐに出来ることであれば間を空けずすぐに、素早いレスポンスで為すことが、重要なのかなと。まあ、わかっちゃいるけど、って奴ですね。
 先日バイト先の中年の先輩と話していましたが。
 最近の子は大人しいねー。と言っていました。何に関しても大人しいと。昔の人間はもっと豪快で無茶をしたと言っていました。
 これに関しても結局「身体感覚を取り戻す」じゃないけど、身体性の問題があるのかなという気がする。最近は犯罪が減っている一方で、引きこもりが増えているとか、あるいは草食系男子(このネーミングは絶妙だなしかし)が取りざたされたりとか。
 身体性だけではもちろん無いと思う。マスコミ、メディア、あるいは先進的な知識人達の作り上げた論調、都市化や文明化に伴う環境の変化。
 様々な物が社会を作り上げているのは事実で、それらによる影響を受けているのは間違いない。
 だから、最近の大人がただ「今の若い奴は元気がない」なんて言うのは、無責任だと思う。その若者を作り上げたのは彼らを生んだ大人だし、その社会なのだから。その現在の社会を作り上げたのは誰なんだと言いたい。
 例えば自分の親なんかは、ことさら自分達の為してきた良い面にだけ目を向けてマイナス面には触れないことが多い。
 冒頭の先輩は特別深い問題意識だとか、非難するような意味で話したわけではないと思う。多くの人は普通に生きてきて、社会の生み出す流れに乗ってきただけで、自身の責任なんて、そもそも感じていないのかもしれない。
 それもわからないでもないが。

 一方で、若者も、年齢が上がれば自我も芽生え、知識や経験を蓄積するわけだし、いつまでも大人や社会のせいにだけは出来ない。自力で問題を突き止め、変化を目指すのも、若い人間の役割ではある。
 アルバイト先で昼食として弁当を頼むことになったわけです。
 A~Eまであって、自分はCのそぼろ弁当を頼んだのですが、そぼろ弁当を頼んだのが数十人中自分一人だけだったので無理矢理替えさせられました。数十人いて俺一人って。
 食べたかった……そぼろ弁当……。
「身体感覚を取り戻す」が比較的濃密な内容だったためか、野球関連の三冊がどうにも軽く感じられ、がっつり肩肘張って読むような物じゃないなと思っています。
 なので、リラックスしているときに読む本としました。
 一方で、じゃあ何を読めばいいんだと。興味のある分野が多すぎてまた迷ってます。

ハゲタカ。

2009年6月14日 映画
 映画の「ハゲタカ」を見に行きました。個人的な感想としては、ちょっと、色々とタイミングが悪かったかなぁ、と言う気がします。

 日本の象徴とも言えるアカマ自動車は苦境に立たされていた。経営が悪化する中、アカマを狙うファンドの噂が囁かれる。企業再生家としてアカマの役員となっていた芝野は、かつての部下であり、敵、そして盟友の鷲津を訪ねる。鷲津ファンドを率いる鷲津は日本の閉ざされた市場に嫌気が差し海外生活を送っていた。芝野は鷲津にアカマを助けるように依頼する。
 そんなアカマを狙ってリュウ・イーファ率いるファンド「ブルー・ウォール・パートナーズ」が鷲津の帰国とほぼ同時に、TOB、株式公開買い付けを実施。
 正式にホワイトナイトを引き受けた鷲津ファンドは即座にブルーウォールパートナーズを上回る価格で買い付けを実施する。
 しかし予想外の事態が起こる。リュウは鷲津の会見直後に買い付け価格を大幅に引き上げることを表明する。鷲津も対抗するがファンドの資金力を上回る価格を設定されてしまう。
 価格やリュウのパーソナルに対する好感度も手伝い株主はブルーウォールパートナーズへと傾いていく。圧倒的な資金力の前に焦る鷲津は敵の情報を探るが、彼らの裏には中国の影が見え始め……。

 今回の映画はどちらかというと、金に踊らされる人間達の悲哀を描くことに焦点を当てているように思う。そのため、企業やファンド同士の駆け引きによるスピード感、スリル、サスペンス、カタルシスなどは少なめだ。そこを期待している人間が見ると、肩すかしを食うかもしれない。
 確かに状況は刻々と変化するのだが、その間を繋ぐあるいは作り出す平静な場面が若干長い。そのため間延びしているしている感じがしてしまう。全体的に起伏に乏しく、平坦な印象を受ける。
 また、脚本の問題だろうか。どうにも説明不足に感じる箇所があったり、あるいは扱う問題ひとつひとつに時間がかけられず、散漫に感じられる。

 例えばアカマ自動車が低迷しているとか悪化しているとか言うけれども、全くどうしてそうなったのかというのが口で簡単に説明されるだけだし、状況が悪いと言うことを実感させるような画があまり描かれていない。
 日本の状況に嫌気が差したという鷲津にしても同様だ。その後の日本でどううまく行かなかったのかと言うことがいまいちわからない。
 ただでさえ、リュウ・イーファの過去や、行動の背景となる心理などに焦点が当たっているのだから、彼とやり合う立場の人間にも心理的な葛藤の要素を与えるなり、明確にするなりしなければ釣り合いが取れない。
 そこがもう少し描かれていればもう少し映画にも高揚の場面が増えたのではないだろうか。

 テレビシリーズではそう言ったこともしっかりと描かれていた。裏付けがあった上での、その後の展開、行動だったわけだ。

 このハゲタカが映画化に動いているときに、実は昨年のサブプライムローンに端を発したリーマンショック、景気低迷、派遣切りなどが立て続けに起こり、世界の、そして日本の状況が一変した。そしてそれは脚本にも影響を与えたらしい。作っている最中に脚本がどんどん変更されたという。
 映画を見に行く際に、これが悪い方向に影響しなければよいのだがと思っていたのだけど、今回はちょっとマイナスに作用したのかなという気がする。

 扱うテーマを絞りきれず、また個々の心情の変化も練りきれていないように思う。もしこの映画が、この世界同時不況よりも少し前か、あるいは少し後、ある程度安定した状況で大局的に振り返る余裕が出来たときに作られていたならば、もう少し扱う素材に選択と集中を出来ていただろうし、発端、佳境、そしてその先への道筋を描きやすかったと思う。

 全くつまらなかったわけではないが、ちょっと個人的には残念だった。

 リュウ・イーファ役の玉山鉄二さんや派遣工役の高良健吾さんの演技は素晴らしかったと思う。またアカマの社長役、遠藤憲一さんも風格があったし、個人的には鷲津の部下役の志賀廣太郎さんの低音が。好きなんだよなあ。
 この映画には低音に魅力のある役者が続々出演しますが、個人的には断然志賀廣太郎さん。

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