2月22日の日記

2005年2月22日
面倒くさいことがちまちまとあります。

ああ面倒くさい。

和製ホラーブーム。

2005年2月17日
ホラーとか大好物。
怖い話が大好きなのです。
だからテレビで心霊番組やっていたら喜びます。
しかしあれ、心霊写真とか、霊媒師が霊と対話するだとか、そういう胡散臭すぎるようなのはダメ。
基本的にお話としての怪談が好きなのです。
まあ、お話としての怪談も、胡散臭くないかと言えばそうではないけど、お話になった時点であれはエンターテインメントなんです。
ホラーなんかは映像がしょぼくても、ある程度話の筋書きが面白ければ(怖ければ)、そこは想像力や恐怖に訴えかける部分で補って満足できます。
ハリウッドで乱造される下手なアクション映画よりは、自分としてはこっちの方が十分に楽しめるわけです。

んでテレビでやってた「呪怨」見たんですよ。
最初の部分はまあそんなでもなかったんですけど、さすがに評判を呼んだだけあって、後半に行くと怖くなってきましたね。
ああいう終わり方っていうのも結構好きですよ。
いやはや。

しかし、子供の頃は本当に怖がりで、怖い番組は好きで見るんだけど、見終わった後は怖くて暗闇の中に身を置けなかったもんです。
時を経て今どうかというと、全然そんな事はない。
暗闇の中に平気でどしどし踏み込んでいく。
夜道なんかお手の物です。

最近では夜道というと、通り魔だとか、北○鮮の工作員だとか、幽霊よりもむしろ人間の方が怖いくらいです。
かつては闇夜を独り占めした黄泉の方も、今ではずいぶん肩身の狭い思いをしていることでしょう。
自分なんかは悪くすると、幽霊が出てきて脅しにかかられても、気の違った小市民と勘違いして、脇目で睨みながらよそよそしく避けて通るくらいで済ませてしまいそうです。
これでは怨霊のメンツもあったものではありません。

でも確かに、念で呪い殺すとか、そういうのはありそうな気もするけど、でも幽霊自ら腕力で人を殺すとかいうのは納得いきません。
死んだ人の体を乗っ取るといっても、死んだら組織は腐っていきますし、筋肉だってとても動くもんではないでしょう。
自分が夜道で幽霊を怖く思わなくなったのも、おそらくはそういった医学的・科学的な知識が、浅はかながら段々と身に付いてきたと言う事と無縁ではないような気がする。
人の知識や科学は光となり、街灯となり、闇を照らされた今では、彼らの歩ける薄闇はほとんど無くなってしまったのかも知れません。

最近の和製ホラー映画ブーム、怖い怖いと評判で、アメリカを始め、世界各地で好評のようです。でもその映画に出てくる大抵のお化けは人を殺したりして、少なくとも良いことはしません。
おぞましい事をさせて、それを怖い怖い言いながらスクリーンで見る。
一時の恐怖を楽しみ、映画館を出た後は彼女彼氏と仲良くデートです。
笑いながらぺちゃくちゃ、あのユーレイ怖かったねー、です。
(柳ユーレイではありません)。

人間はすっかり幽霊を飼いならしました。
揺れる柳を見て幽霊だと言っていた時代は終わったのです。
あの頃の未知な物に対する恐怖やイマジネーションは、
現代の現実主義の前に敗れました。
人間の進歩は喜ぶべき事だろうし、止め様もない、仕方のないことです。
人を人とも、幽霊を幽霊とも思わない現代日本で起こったホラーブーム。
しかしそれで良かったのかもしれません。
行き場を無くした死霊たちですが、昨今のブームによって、スクリーンの中に雇用が生まれているのですから。

流し作業。

2005年2月16日
バイト先に前に務めていたところの人が来ました。
はっきり言って俺にとって前勤め先の事は過去の事であり、忘れたい事であり、過去の断片である生身の人間が現れたらこっちは一体どうしてよいやらで、何だかずっとそわそわしてました。
これでカウンターに来た時にアダルトなんか持ってこられた日には目も当てられないかも。「行列のできる熟女相談所」とか。いや、そんなんばっかよ?
レンタルビデオ屋は無言で性癖を吐露するお店です。
まあ、そこは潔癖にならなくてもいいか。
あっちもまあ気付いてたみたいで、気をきかせたのか持ってはこなかったけど。
つーかね、正直最初はちょっとそういうののパッケージとか見てたらやばいかな、タッちゃうかな、って思って心配してたんだけど、そんな事はないね。
緊張してたからかもしれないけど、もうあれははっきり言って商品としてしか見ないから。
いや、もちろんパケ見て「お、これいいな」と思う事はあるけど、
変な気分にはならない。
店員としている間は、あれはただの「商品」です。俺だけかもしれないんだけど。
だからまあ、その、なんだ、
……世の男性諸君は、あんまり気にせずに借りてね(笑
(でもニューハーフ物を2〜3個一気に借りている人の時はちょっと引いた^^;)

むしろ

2005年2月15日
晴れて俺がアルバイトを始める事ができたのが昨日。

で、俺がバイトを始めるのと入れ代わりに、
そこのアルバイターが三人くらい一気に辞めるのです。
しかも、俺の入る時間帯の人たちがです。
おい、どういうことだ。

それだけだったらまだいいのですが、
俺が接客を始めた日から二日続けて、何だか客の入りが悪いらしいのです。
え? 俺、呪われてる?
シャナク! シャナク!!

被害妄想というか、自意識と言うか、昔からそういうのは強かったんですが、
たぶん今回のは妄想でも何でもないんじゃないのか?
俺は不幸の避雷針なのか?
疫病神なのかあぁあぁあぁあーーー!?

ま、どうでもいいや。
潰れるなら潰れろい。
むしろ、俺が潰してやるというくらいの意気込みで、必死すぎる営業スマイルを振りまいてやります。
客の脳裏に焼き付けてやるぜ!
(ビデオの最後の砂嵐の中に浮かび上がります)

ちゃんちゃん。(やっつけ)

……。

2005年2月14日
さてさて、「ばれんたいんでい」とかいう馴染みのないイベントはさておいて、とにもかくにも、寝ても覚めても、俺は「機知に富んだ返し」と言うものが欲しい、と思っているのです。
自分の両親は両方ともいたってまじめな人間で、
更により一緒に暮らしている期間の長い父親は、酒を飲まなきゃ冗談もほとんど言わない真面目人間です(自営業なので、誠実さを売っている部分もある)。
真面目人間とつまらん人間は同義語のようなもので、
その影響をもろに受けた自分は、相手の質問や話にクソつまらん返答しか出来ないのです。
・例
相手「今日はどんな感じ?」
自分「ぼちぼちです」
相手「……」
自分「……」
(会話終わり)

……何だよボチボチって!!
そのボチボチの中身を知りたいんだよ!!
もっと広げろよ!!!

と、思ったりして、頭の中で復習やら反省やら色々行われるのですが、
次の会話ではまったくそれが活かされていません。
・例
相手「疲れるよねー」
自分「ほんとに疲れますね」
相手「……」
自分「……」
(会話終了)

もう逆にこの簡潔なやり取りに、シュールさとアンニュイさを同期した新たな笑いの形を提示されたような気すらします。
そして俺はそれを受け取りました。
もう話すのめんどいのです。
どうでもいいやー。
(オチ無し)

新章。

2005年2月14日
踏み出したのはもっと前なんだけど、
実質的には今日からのスタートとなる。
ついにバイトですよ。
この半年間、何するでもなくいたわけですが、
今日からついにバイトを始める。
正直人間関係の坩堝に飛び込んでどうなるかわからないけど、
昔の俺と今の俺はちょっと違う。
風邪をひいて免疫がちょっと強くなった俺は、
それを試す意味でも踏み込んでいかねば。

さて、もう一つのやらなければいけない事も、
試行錯誤の甲斐あって、段々と形にはなってきていると思う。
俺の致命的な部分であったプロットが、
次第に体を成してきているような気がする。
もちろんまだ追加、修正の必要な部分はあるが、
以前と比べたらかなり良くなっているはず。
あとは書き切る体力をつけなければいけない。
今重要な一本を書いている。
これの成否は大きな意味を持っている。

とにもかくにも、俺の中の第二章がスタートしようとしている。

心境若干代弁

2005年2月7日
NUMBER GIRL
アルバム「SAPPUKEI」より
「BRUTAL NUMBERGIRL」

我々は冷凍都市の攻撃を
酒飲んでかわす

諸君と平尾駅の朝6時に
戯れまくり

1995年から
自力を信じてます

その指令を無視しろ

南から来た俺等 好調!!

ふと。

2005年2月3日
朝と夜は地球の瞬きなのかもしれない。

瞳に住まう僕らはどれだけ空を、海を汚してきたことだろう。

地球は今、どれほどの確かさをもって、

宇宙を見つめることが出来ているのだろうか。

……なんてね。

無題

2005年1月31日
網戸越しに はっきりしない交差点を見ていたんだ。
丸っこい まん丸の 車が光を浴びてたんだ。
横切る様は なんだか ユー・エフ・オー みたいだね。
僕は今度 それに乗って 太陽の中に 突っ込むんだ。

あぁ そこには 見たことの無い風景が
あぁ いっぱい 散らばっている はずなんだよ

冬の景色の はずなのに 何だかとっても 暑そうだな。
気違いだなんて 思われたくは ないんだけれど 君はそう言う。

夏だっけ? 冬だっけ?
ここは一体 どこだろう。
木星か? 金星だろうか? 
明日はきっと太陽の中

あぁ 気違いって 思われたくはないから
あぁ きっと 飛べると信じ 続けてみるよ。 

信じているよ
自分が生きているのかどうか実感がわかなくて、(俺には痛そうでとても無理だけど)リストカットという行為を行い、流れ出る血をもって、「あぁ生きている」と実感する人がいるそうだ。
突飛なことを言うようだが、そういう人はまず死体を見れば良いと思う。
死体は口を閉ざしているが、存在自体が生死を雄弁に語っている。
それはどんな抽象的観念などよりもおそらく、生きるとは、死ぬとは何かを実感させてくれるのではないだろうか。
百聞は一見にしかず、と言うが、それはこういうことを言うのだなと思った。

今回の葬式は、自分にとって何か大きなものだったような気がする。
今後の人生をどう歩むかはわからないし、
今回の葬式が後々の自分にどう影響するのかはわからないが、
一つのきっかけ、区切り、節目、となるような気がする。

親兄弟夫婦の昔語りなど、衝撃もあった。
以前石原慎太郎が、何かの文学賞の選考委員として寄せた文章の中に、「最近の新人は原体験が小さい」というような感じの一文があった。
それをまさに感じた。

小さな(果たして本当に、あるいはどれほど小さいかはわからないが)過去の出来事を、「環境が、あいつが」と責任を投げ当て、自分は被害者だと心の中で叫んで受身になる。
そんな小さな自分をこれから変えていかなければいけない。
そんな事をしていても、結局は何もならない。最終的には、自分次第なのだ。

と言っても、今までの人生で形成された自分を作り変えるのは容易なことではない。
猫は犬にはなれない。
人付き合いの苦手な人間が、明日から人付き合いを苦も無くやっていけるわけが無いし、長期的に見ても完全に脱却するのは困難だ。
マラソンの苦手な人がホノルルを走るようなものだ。
だから、一旦今の自分を、「自分は自分」として受け入れる。
自分は短距離が性に合っているのだと認める。
身の丈を間違えてマラソンを走れば、途中で息切れをして倒れるに決まっている。
自分を知らなければ走るのは難しい。
自分を知った時に、それではそれを踏まえてどうするかを考えることができる。
そこからは人によりけりだが、やはり高すぎる理想は求めない方がいいと思う。
タンスの上など高い所にあればあるほど、そこの物を取ろうとすると足元がぐらつく。
自分の望む最低限のライン、あるいは、今の自分が無理せずに出切るラインを見つけ、無理の少ない範囲でやっていくのが無難だ。

もちろんこれはかなり抽象的で、実践の無い論理だけである。
この通りやることが出来て、しかもうまくいくのならそれほど楽なこともないが、まあ、何かしら自分を変えていかなくてはいけないのは事実である。
これはその一端としてとりあえずのペースメーカーとするつもりだ。

彼岸の人。

2005年1月25日
朝……睡眠時間3時間程度摂取した状態で立ち上がり、おぼろげな風景を歩く。

朝2……やじうまワイドをやじうま気分で見る。

朝3……葬儀屋が色々持ち込む。

朝4……居間は線香責めに合い窒息間際。

昼……灯油をポリタンク二つ分満たしにセルフスタンドへ車をかっ飛ばす。

昼2……行く途中、空のポリタンクが後ろで激しく踊る。

昼3……帰り、満タンのポリタンクが食い倒れる。

夕方……親戚関係の人が大挙で押し寄せる。

夕方2……家族や親戚が頑張って応対しているのを横目に、
     大変そうだなぁと思いながら平然とテレビを見続ける。

夕方3……お経でトランス(たぶん般若心経)。

夜……久しぶりにカツ丼を食らう。

夜2……死後硬直で蝋のようにカチカチに固まった仏に、ミイラを見る。

夜3……恐怖、焦燥、その他種種の感情が押し寄せ、追い立てられ、死を恐れる。

夜4……足が震える。

夜5…… THE BACK HORN 「キズナソング」を聴き、ジワァ〜ンと来る。

夜6……自分の未来が良いものではないということを半分確信しつつそれを受け止める。

夜7……受け止めきれずに取りこぼす。

夜8……自分は自分であり、それを受け止め、
    なおかつセンチメンタリストの感傷的、自己陶酔的気質を嫌い、
    疲れやすい柔根を見つめながら、それと上手く付き合って行かねばならぬと、
    かなり無理難題を思い描く。

ごたつき。

2005年1月24日
祖母が死にました。
もう長くないというのは、ある程度予期できていたことなので、
心的ショックは大きくありません。
今日から三日間、葬式関連が始まります。

ちなみに関係無いですけど、明後日は THE BACK HORN の、
ニューシングル、「キズナソング」が発売されます。
早いところだと、明日フライングで店頭に置かれますね。
とても良い歌でしたから、隙を見てすぐに買いに行こうと思います。
↓ここで試聴できます。
http://www.jvcmusic.co.jp/backhorn/
26日からは、フル試聴可みたいですね。
神様ありがとう神様ありがとう神様ありがとう神様ありがとう神様ありがとう神様ありがとう神様ありがとう!!!!!!

いいいいーーーーーーーーーーヤッホーーーーーイ!!!!!

NUMBER GIRL 十周年を記念してベストが出るよーーー!!!
ベストアルバムが出るよーーーー!!!
公式サイトが復活してるよーーーーーーー!!!
狂う目http://www.toshiba-emi.co.jp/numbergirl/
に行けるよーーーー!!!

いや、正直、ベストが出るのを聞いた瞬間だけでもう全身わなないたわけですけど、公式サイトのトップページを見た瞬間、泣きそうでした。嘘じゃなく。
ほんとに泣きそうでした。涙腺ゆるみ放題。
なんとシングルのカップリングも入るみたいですよ!
先日ようやくナンバガのシングルを全部集め終わったばかりだけど、ソンナコトモウシルカーーー!!!

何より嬉しいのは、もう逆立ちしても手に入らないと思っていた
「DRUNKEN HEARTED」!!!
これも入ってるわけですよ!!!
ライブ音源「シブヤROCK TRANSFORMED状態」に入っていたSUPER YOUNG がほんとに良い曲だったし、ほんとに欲しかったんだけど、やった、これで聴けるよ!!

先述のライブ音源から入ってる曲も多いんだけど、「OMOIDE IN MY HEAD」もそっちかららしい。
確かにオリジナル音源の方はインディーズ時代のだし、音質が全然違う。
しかももっと違うのは曲調。と言うかテンポ。
もうラストライブの時の演奏と初期音源の時のでは全然違うからね。

やばいなー。
やばい。
今年はやばいぞ。
俺、ナンバガと一緒に、頑張っていかなきゃいけないな。
ちょっと微妙だろうけど、
出来ればライブやって欲しいなぁ……。
これはちょっと無理だろうけど……。
そしたら俺、何が何でも行くのに。
一緒にオモイデインマイヘッド!! って叫ぶのに。

やばいなあ、今年の俺は、頑張らなきゃダメだなぁ。

3月2日。
まずはそこから。
その後のリリースにも、期待期待。

限りなく低い。

2005年1月10日
まだ全てに絶望したわけじゃないが、
落ちるところまで落ちて、何もかもが嫌になった時、
その暗闇で立ち止まるか、
光を探すか、
二者択一を迫られる。

洞窟は果てしなく暗く深い。
深海の闇のように一片の光も届かず、
悪魔の類が蠢き、屍は累々と続く。

どれほど多くの人がここを通っただろうか。
ここを通らなかった幸運の持ち主は、どれだけいたのだろう。
力のあるものは抜け出し、
そうでない者は土に喰われる。

暗闇に落ちた時、
絶望するか、歩き出すか、
人は二者択一を迫られるだろう。

俺は地べたにつけた尻を持ち上げて、
静かに砂を払った。
シャレコウベを踏み砕き、
限りなく勝算の低い旅に出る。

菊次郎の夏

2004年12月31日 映画
DVD バンダイビジュアル 2000/01/25 ¥5,250

(ネタバレとか当然あると思いますよ)。

前々から見たいとは思っていたんだけど、
深夜にやっていたので見ました。

父親が死んで、母親はいない。
おばあちゃんが唯一の近親者で、彼女に育ててもらっている少年。
夏休みで友達がみんな家族と出かける中、少年は母親に会うために家を飛び出す。
行く途中、近所のおじさんが付き添うことになって……。

という始まり。

笑ったなぁ。
しっとりするところもあるんだけど、
全体的には小ネタから強烈なものまで、
笑いが詰まっていた。
特に後半のキャンプを始めたあたりから凄くなってくる。
井出らっきょが。

前半の都会の殺伐とした雰囲気から、
中盤、後半とどんどん自然の世界に足を踏み出していく。
それが菊次郎の、次第に柔らかくなっていく態度(心情)とリンクしているようにも見えた。

行く途中に会った名前も知らないような人たちと、
バカみたいな遊びや、面白そうな話を通して触れ合っていく。
国際映画祭でこのギャグはどうだろうと言うものがふんだんに盛り込まれているわけですが、
つまりそれが、とても長い夏休みの間、何もすることが無い少年にとって、ひと夏の思い出として強く刻み込まれるのだろうと思う。

楽しいことはあっという間に過ぎていって、
いつか終わらなければいけない。
その時のちょっとした寂しさや切ない感情が、
最後に味わえた。

ちょっと笑えて、ちょっとバカバカしくて、ちょっと切ない。 そして、ちょっとだけ優しい。
そんな映画。

選択。

2004年12月25日
自分にとってはゲーム機くらいしかこういう経験は無いのですが、これから先、選ばなくてはいけない問題かもしれないのです。

ブルーレイとHD DVD。
二陣営に分かれてフォーマットの主導権が争われているわけです。

個人的に思うのは、ようやくDVDが普及してきた今、ブルーレイという新しいメディアに切り替わるのは少し抵抗があります。
最悪再生機器にDVD再生機能もつけてくれないことには、近年これだけ普及したDVDソフトやDVDレコーダーが、ほんとに繋ぎとしての役割しかなく、意味の無いものになってしまいかねないですし。

できればHD DVDで繋いで、両陣営共同開発の統一した形で、数年後、ブルーレイよりも高次の媒体を広めていただきたいと言うのが本音です。

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/computer/toshiba.html?d=25mycom20041225p86&;cat=32&typ=t

↑こういうものも開発されているようですね。
とにかくどういう形であっても、ユーザーのメリットを考えて頂きたいです。

どうしようか。

2004年12月24日
何もしなくてもお金がもらえるらしい。

ただしもちろん条件はつきます。
なにやら母親の話によると、求職中の人は、ハローワークに行って何か手続きをすると、以前働いていた時のお金の何%か貰えるらしい。
俺の場合は約10万円くらいらしくて、これは大きい。

しかし、自分から会社を辞めた人の場合、申請してから二ヵ月後にならないと入らないらしい。
しかも、その間何か仕事を始めたら即刻もらえなくなる。
アルバイトでもダメ。
俺の場合三か月分受給されるらしいから、
計五ヶ月間は何もせずにいなければならないわけだ。

確かに何もせずに10万円入ってくるのは魅力だ。
しかも五ヶ月間、自由な時間が保証されているわけだし。

でも、半年近く何もせずに過ごして体力が回復し、
ようやく最近気持ちが前向きになり始め、
アルバイトしたいなあと思い始めた自分にとっては、
その五ヶ月間というのはちょっと長い。

でも、一旦働き出すと、体力がどう変化するかわからない。
俺の場合、人間関係で気を揉んだりするから、
そこが懸念材料なんだよなぁ。仕事も出来ないし。
自由な時間を使って出来る事があるというのも、魅力的だ。

ちょっと難しい選択を迫られそう。
気付くのが遅かったよなー。
やめてすぐの時だったら良かったのに。
今のタイミングで来るというのも、なんだか今後の人生を左右しそうな問題に思えてきて、嫌だなぁ。

……?

2004年12月23日
ネット通販のアマゾンをふらついていて、
三津谷葉子の写真集をクリックした時に、下記の画像が出てきた。

http://images-jp.amazon.com/images/P/4847025873.09.LZZZZZZZ.jpg

これを見た時にどきりとしてしまった。
何となく似ている。
顔が。
体型は全然違うけど。

中学の時まで、片想いをしている人がいた。
でも結局何も言えずに卒業してしまい、そのまま高校に進学。

高校に入ってからは、好きな人は出来なかった。
高校生活もまた告白などはせずに終わり。
でもまあ、男の性、人間の性として、気になる人は数人いた。

その中でもとりわけ気になる人物がいて、
気にはなっているのだけど、意地なのか、本当にそう思っているだけなのか、
彼女のことを好きだと頭の中で断言することは出来なかった。

傍観しているうちに月日を重ね、
さらりと流れる川のように高校生活は終わった。

俺は今でも思う。
俺は彼女のことを好きだったのだろうか?
確かに高揚感はある。
でも、それが「好き」ということなのかはわからない。
(でも、高校の時に、彼女を参考にしたヒロインで短編を書いたことがある)

正直今になってまで、こんなにどきりとするとは思わなかった。
わからないもんだなぁ。
まあでも、きっと違うだろ。

アフタヌーン

2004年12月20日
久しぶりに外の店のラーメン食ったわけですが、
美味しい。
やっぱプロだね。

そういえばラーメン食ってるとき、窓側にいたんだけど、
駐車場の車にちっさい犬が乗ってまして、
キャンキャン吼えてました。
「俺にも、食わ、せろ、よ〜〜!(最期は遠吠え)」
みたいな感じに見えて、笑えました。
フロントガラスから見えたり消えたりして、
人が動かしているんじゃないかと思えるくらいよく動くので、
パペットマペットのウシ君とカエル君を思い浮かべてしまった。

ウシ君とカエル君は、生き物ですけどね?

そんなお昼。

テンションヌ。

2004年12月15日
すげーショック……。
今知ったよ……。

http://www.mukaishutoku.com/mukai_comment.html

NUMBER GIRL を解散した後、向井氏はそのままドラムスのアヒト・イナザワ氏と ZAZEN BOYS を立ち上げた。
最初は二人だけ固定メンバーで、他のポジションは流動的になるという予定だったらしいが、そのあとギターとベースが加わって4人の固定メンバーで活動することになる。

まあ個人的には何でも良かった。
ナンバーガールが好きだった。
俺は(漠然とした印象だけではあるけど)向井さんが好きだったし、向井さんの歌や楽曲が好きだった。
ひさ子嬢の歌いだすようなギターが好きだったし、
中尾さんのベースも好きだった。
アヒトさんの野太くてエキセントリックで踊りだしたくなるようなドラムが好きだった。

とりわけフロントマンとしての向井さん、心酔していたアヒトさんの二人が組んでくれたから、それで良かった。

しかし、ここでアヒトさんが抜けてしまうとは……。

セカンドアルバム出す時に雑誌のインタビュー受けてましたけど、今回の件でその時言っていたことがだんだんとわかってきました。
もしかしたら、この ZAZEN BOYS と言うバンドは、向井氏以外、全員が流動的なメンバーになるかもしれないなぁと、何となく思ってしまった。

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