色々とこなしていこうとすると、完璧主義じゃ回っていかないなあと感じる。
 今までもそれは思っていたけど、最近特に感じる。ツケが多すぎる。
 要点を中心に、10割ではなく、何割かでまとめないと。
 何に関しても。
 映画には大きく分けて二種類ある。娯楽性を重視した作品と、考えさせることを重視した作品である。
 映画に限ったことではないと思うが、両者を同じ基準で比較することは難しい。と言うのも面白さの質や基準、作品としての意義が大きく違っているからである。共通に計れる部分もあると思うが、そうでない部分もまた多い。そうすると、単純に比較は出来ない。
 娯楽作品は、「時間を忘れる楽しみ」と言う部分に大きな意義がある一方、シリアスな作品は見終わった後に考えさせ、「価値観を揺さぶる」ことに意義があったりする。娯楽作品を、「ただ楽しいだけで中身が無い」という理由のみで評価を下げることは出来ないのだ(もちろん、楽しくて中身があればそれに越したことはない)。

 両者を公正に評価するには、それぞれの面白さの質や意義の違いを理解した上で、それぞれの基準に照らして判断する必要がある。
 ただしそれぞれの基準がすなわちイコールになるかと言えばそれもまた何とも言えない。為替相場のように価値がはっきりしないかもしれない。また、娯楽作品と考えさせる作品の明確な違いもわからない。
 明確な線引きは出来ないが、楽しませることと、考えさせることの、二つの意義があり、単純に両者の優劣があるわけではないということを考慮する必要がある。
 2011年も始まりました。
 抱負みたいな物は特にありません。大言壮語すると大抵うまくいかない、と言うこともありますし、まあ粛々と、着々とやっていくだけです。
 初詣のおみくじで大吉が出ましたが。まあ、当てにならないんで。
 粛々と。
 今年を振り返ると、今年はそんなたいしたことはしてません。
 ちょっと色々悩んだりもしました。その点については結果が出ていないので何とも言えないですが、考えて試行錯誤したことが頭の中に雲みたいに塊になりかけて漂っている感じです。
 形になってないのでわかりにくいですがねー。

 健康面ではそれなりに良い状態を維持できている。多少体調を崩すこともあるけれど。2年前の悪い状態から考えると、全然違うし、管理できていると思う。
 映画を結構観たなー、今年は。読書はあまり出来なかった。読書に関しては体力を使うし時間かかるし、能動的でなければいけないけど、映画は受動的でいいからな。
 野球。スワローズが前半大きく躓いたのはきつかったが、後半の巻き返しは希望が持てた。
 服は今年はちょっと感覚の変化というか、気付きみたいな物があった。体型自体はそれほど変わってないんだけど、細身のジーンズが増えていたから、それに合うトップスが必要だとか、自分がどんな物が好きなのかとか、それをどうやって手に入れるのかとか、そういう部分。

 一年を振り返っても、こんなことをしたー、みたいなことが特別挙げられない。地味と言えば地味な一年だったかもしれない。
 結構充実してきている部分はあるんだけど、はっきりしていないし、微妙な変化だと思うからいまいち実感に欠ける。声高に叫べないような状況にかわりはないし、引き続き頑張っていきたい。
 体調崩した。
 あちこち痛い。勘弁して。
 もう治りますが。
 治りかけてまた悪化した。10/11/25
 とりあえず良くなってきた。10/12/07
 今回の尖閣ビデオ流出事件で、大きく問題は二つある。
 一点は流出の犯罪性や情報管理の甘さなど、流出してしまったことに対する問題意識。
 二点目は、流出が起こった動機に関する問題。今回の尖閣沖衝突事件に対する政府の対応が適切だったのか、国民がどう思っているのかと言うことだ。
 海保に激励が多く届いているという事についての感想を問われた仙石官房長官が、「それは犯罪を称揚することだから同意できない」と返していた。これも一面的にはその通りだと思うが、もう一方で、それだけ国民が今回の政府対応に不満を持っていたと言うことでもある。
 内閣(と一部左翼)としては、問題を前者の犯罪性に向けて、国民の不満と問題点を逸らしたいのだ。
 この間の「TVタックル」で、三宅さんを始めその場にいた数名が尖閣諸島沖衝突事件のビデオを「動画サイトに流しちゃえばいいんだよ」と言っていた。
「あ、流れちゃった、でいいんだから」と。
 そして、今日の騒ぎ。関係はあるのだろうか?
 田嶋陽子氏が死刑に反対していて、まあ幾つか理由を挙げていたんだけど、その内の一つに、その人がどうしてそういった凶行に走ったのか考慮されるべきだという点には同意できる部分があった。
 その人の人格・性格形成がどう言った環境下で進んだのか、触れ合った人や思想、文化、風土、遺伝的要因、ありとあらゆる事がその人を作り上げるわけだし、行動に反映されるからだ。
 100%の悪はなかなかない。ヒトラーにも理はあるかという問いに「ある」という答えを出したのは自分も同意できる。
 ただし、死刑は必要だと考える。同情できても許されない大罪を犯した人間や、同情すら出来ない人間、太鼓判を押して世の中に放り出せない人間などには厳罰を与える必要があるのかなと感じる。
 人が人を殺すと言うことになるわけで、殺人と一括りにする人もいるが、一つはっきり違うのは、法治国家の名の下に殺すか否か、ということである。

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 認知症の治療に関する番組を見ていて、生活習慣病が認知症のリスクを高め、生活改善が認知症の抑制に繋がるということを聞いた。
 結構色々な健康問題というのはそういうところにやはり根っこがありそうだ。
 自分もアトピー改善に取り組んできた中で、誤解を恐れずに言えば、「アトピーは生活習慣病だ」という認識を持った。
 適度な食事と運動にプラスアルファで、今は良い状態を持続できている。メンタル面なども重要だが、体をしっかりさせるのは健康への基礎だと思う。
 今の状態から振り返って、昔は良くあんな状態で生活できてたなと思う。
 全然違う。
 冬服どうするかなー。
 昨年、一昨年と冬服に投資をしておいたおかげで、今の所、それほど必要に迫られている感じはしない(もちろん欲しいのはあるんだけど)。
 今年は夏服に投資をした。例年、夏服にはそれほどお金を使わないんだけど、今年は入れ替えや質の向上を図って(自分なりに)結構使った。
 劣化したり気に入らなくなったりしたものを捨てて、かなりすっきしりた。
 おかげで今年の夏は快適に過ごすことが出来た。
 ボトムスも結構揃ってきたし。かなり整備されてきた。
 久々に「ワンダと巨像」をプレイして、やっとクリアした。
 残り2体の巨像を残して数年間放置していたわけで、ようやくという感じ。
 久々にプレイして感じたのは、やっぱりシンプルなのがいいね、ということ。
 最近TVゲームから遠ざかっているから、現状どのようなゲームが主流なのかはわからないが、複雑だったり、やり込み要素の多いゲームが多くなると、とてもじゃないけど手が回らない。
 人生のほぼ全てをTVゲームに費やしているようなゲーム好きの人間ならばいざ知らず、そうでない人間には難しい。最近は様々な娯楽が溢れていて、個人の自由時間の奪い合いが発生しているわけだから。
 そういうことを考えると、ワンダと巨像のようなやり方は大いにありなのだ。
 このゲームってそんなにプレイ時間もかからないし、猥雑なシステムややり込み要素と言ったものがほとんど無い。
 その代わり映像や雰囲気がすこぶる良いし、作品としてまとまっている。完成度が高い。
 注力するところと切り捨てるところをはっきりさせて、出来れば値段もプレイ時間に見合うくらいの価格に抑えて、という具合にすれば。

 さて、今度は、買ってから一度も手をつけていない「ワイルドアームズ~アルターコードF」をクリアせねば。
 未だにプレステ2でせっせとゲームをしているが、俺が次世代機(というか現行機)を買うことをあるのだろうか……?
 読書に対する取り組みをこれまでやってきて、何だかしっくりこない。
 理解を深めようとすると時間と手間がかかる。その上いまいち定着しない。早く読もうとしてもやはり同様。
 そろそろ何か根本的な解決策、というか、自分なりの答えを見つけないといけないときだなーと考えている。
 今まで試したり聞いたりしたことを組み合わせて、負担が少なく、なおかつ記憶に定着しやすい方法。まあ、半分は妥協とも言いますが。

 今まであまりに左脳的すぎたので、右脳も重視した読みにしたい。フォトリーディングと言うことでなく。
 要約しようとし過ぎて想像力を捨てて読んでいた感があるんで、イメージをもくもく浮かび上がらせつつ楽しんで読みたい。
 わかるところは特別深く読み解かず、普通に読む。重要な部分をサラッとチェックしておくだけで。
 難しいところだけ、要約を活用する。込み入ったことを書く。
 桜庭ななみと谷村美月と北乃きいの区別がつかない。

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 自民党が長い間与党だったことの弊害の一つに、他政党の政権運営能力の養われるチャンスがなかった、ということもあるかも知れない。
 この一年間で失った国益って……。
 まあ、だからといって自民党がいつまでもずっと与党だったら良かったかというとそうでもないんだろう。
 マイナスに見えることが意外と後々プラスに転化することもある。見えない流れがあるんで。民主党が与党となったことでわかったことも色々あるだろう。
 災い転じて福と成す、となればいい。
 みんなの党にちょこっとだけ期待しているのは、政権与党にいた人が党代表をしているから。でもあの人も突っ走りがちな感じがするんでどうなんだろうね。脇が見えなくなりそうと言うか。
 やったーーよ。
 とりあえず「まとめノート」に今まで見て放置していた映画のまとめを書けたーよ。
 今後は少しずつ感想をこっちに書いていこうかなと思うーよ。

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 でも今月結構観たい映画があるんだよなー。また増えていく。
 時間も金もあんまり使いたくないからどれを観るべきか悩む。
 今日もシネマe~ra.で上映した「抵抗~死刑囚の手記より~」(フランス)を最後まで見ようか悩んで見送った。
 ちょっと後悔気味。

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「爆笑レッドシアター」がなんか終わるらしい。
 さて、今後何組が生き残るかな。
 
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「佐野元春のザ・ソングライターズ」のゲストがなんか凄い。
 くるりの岸田さんの回の学生達と作った詩。

「東京の街に出てきました
 高円寺の駅前広場には
 ハチ公はいませんでした
 あれから十五年…
 小さなスナックで働く私は
 超能力を覚えました
 よろしく東京 さよなら故郷
 やりたいようにやってくわ」

 ちょっと好きだったんで調べて書いてみる。即興のメロディーも良かったなあ。
 デフレ対策として、思い切って、「値下げしちゃ駄目法案」を提出してはどうだろうか。
 以前だったら諸手を挙げて飛びついた割引品も、最近は「いやちょっと待て、もしかしたらもっと安くなるかも」なんて思って買い控えちゃったりすることもある。
 安くなるのはいいことだが、逆に言えば企業が自ら商品価値を落としているような所もある。売れないから、という部分もあるとは思うが。
 値下げがもうされないとわかったら、半分諦めて買うようになったり。するかなあ。
 もちろん無駄を省けるところは省いて、利幅を増やす努力は継続して欲しいんだけど。それを値段に還元すると結局変わらないから、「値下げしちゃ駄目」。
 お客のために血を吐く努力をしてぶっ倒れるんじゃなくて、努力をして余裕を持てるようにして、それを社員に還元できないだろうか。
 小泉政権下における抵抗勢力のようなものにあえて自ら進んでなって敗北後菅政権の支持率が上がる、ということをまあ、目論んでないみたいだね。そもそもそんな質じゃないか。
 しかし鳩山さんのトリックスター振りは凄いね。

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「カラフル」見てきました。
 今度の日本アカデミー賞アニメーション部門はアリエッティを抑えて最優秀作品賞獲得だね。まあ他にどんなアニメ作品が出るかわからないですけど。

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ブクログ(ウェブ上本棚)に「ギャグマンガ日和11巻」の感想を書きました。
http://booklog.jp/users/ore-tana
「めちゃイケ」内において雛形あきこさんが、アキコDXというハマりキャラを得られたことは喜ばしいことだ。
 心なしかアキコDXの時は弁舌鋭く、活き活きしているように見える。ここへ来てようやくという感じだなあ。
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 鑑賞したものの感想を書いていない映画について、今「まとめノート」と称した
帳面に各作品のまとめを記しているところです。
 ノートを書き出してから観た映画についてはなるべくすぐに書くようにしてます。溜まっているものについては、今現在は4月から6月いっぱいまでに観た作品をまとめているところ。
 それらを書き終わり次第順次こっちに感想でも書いていこうかなと思ってますが、結構時間かかるし、進行形で映画見たりしてそれを書いたりするとまた時間がかかるので、いつになるかわかったもんじゃありません。
 まあ大したこと無いのでいいか。

 口を開けると耳の奥の方がパキパキ鳴る。 
 お笑いブームによって近年ますます活況を呈すお笑い界。
 培われた歴史に、蓄積された技術やノウハウ。通信技術が発達したことで、素人レベルでも情報交換や研究、分析が活発になり、方法論は飛躍した。
 ブームによって芸人という職を目指す若者が増えたことは、才能が集中すると言うことでもあり、以前にも増してその層が厚くなっていることは言うまでもない。間違いなく業界の水準は上がっているのだ。

 そんなお笑いという世界は間違いなく男社会だと言える。体を張った仕事や、物怖じしない物言いなどは男性の得意とするところだ。女性はどうしても最後に品や優しさが出てきてしまう。ソフトな物腰や芸風は一定の支持を得るが、力強さが足りない分、インパクトに欠けてしまう。
 人を笑わせるには、ピエロでなければならない。自らを卑下し、下品な言動も要求される。相手に鋭く追求していくことも必要になってくるのだ。その熱量や勇気は、なかなか女性には難しいことなのである。

 しかし、彼女たちは違う。
 自らの体を張り、体当たりのロケや露出をも厭わない。遠慮のない発言とふてぶてしい態度で大物芸人達とも対等にやり合う。そこに恥じらいはない。品という化粧を捨て去り、(体型を含めて)人間の醜い本性をこれでもかとさらけ出す、まさに彼女らはプロフェッショナル。男社会のお笑い界の中で、並み居る男性芸人達と対等にやりあえる数少ない存在。

 それこそが、森三中。 
 アメトークの「学生時代部活しかしていなかった芸人」面白かったなあ。
 大石大二郎の太腿。

 中学の時は運動部だったけど高校の時は文化部にした。土曜の静かな放課後に部室の窓際で一人、読書していたのを思い出す。空が青かった。

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「頭がよくなる「図解思考」の技術」と言う本の感想をブクログの方に載せました。
http://booklog.jp/users/ore-tana
「勉強とは無意識に出来ていたことを意識的に出来るようにすることだ」
 と、以前どこかで聞いた。そしてその時に、これは金言だと思った。
 金言というと言い過ぎかも知れない。まさにその通りと感じた、と言う方が適切かも知れない。
 無意識に出来ると言うことは一種の天才的な才能かも知れないが、一方で不安定で行き詰まりやすい。出来ていた理由がわからないのだから、何かのきっかけで形を崩すと取り戻す方法がわからないし、体系的に客観視できないから何かにチャレンジする場合もアプローチしづらい。
 意識的に出来るようにすると言うことは、今まで見えなかった道具をはっきりさせて、それを自由自在に扱うと言うことだ。

 プロ野球の野村克也さんは「ID野球」で知られている。選手としても活躍したし、監督としても多くの実績を残している。
 彼は選手の頃、最初は本能で野球をしていた。しかし壁にぶち当たる。ある一定の数字から成績が上がっていかない。
 そこで相手の癖を見抜こうとしたり、数字に拘り始めた。すると結果が出始めた。
 今までなんとなくやっていたことを、見過ごしていたことを、一々意識して取り組んだ。そしてそこから得た道具を基に意識的にプレーをして、結果を出すことが出来るようになったわけだ。

 自分も時々そういうことを感じる瞬間がある。
 以前これは自然にやっていたこと(出来ていたこと)だよな、ということを、色々考えたり本を読んだりして導いた結論に見つけることがある。
 それを意識できているかどうかが重要なのだ。
 今まで自分が投票した党や人物がことごとく落ちていたわけだけど、今回は良い結果だった。ちなみに選挙区と比例は別々の所に入れました。

 よく、「自分の一票なんてあってもなくても関係ない」という言い訳で自分が投票しなかったことを問題なしとする人がいる。
 確かに投票で僅差と言っても数百、数千票差ぐらいであり、自分の持つ一票がどれ程の強い影響力を持つのか疑問に思うこともあるだろう。塵も積もれば山となると言う言葉も実感しにくいのかもしれない。

 個人的に思うのは、投票というのは誰かを選ぶことであると同時に、自分の意思を表明することでもある、と言うことだ。
 つまり、自分はこう考えるからこの人の当選を後押ししますよ、ということだ。
 投票をせずに(あるいは投票する意志がなく、それを支える真っ当な理由もないのに)後からゴチャゴチャ言う人間は、それは後出しジャンケンのようなもので、何とでも言える。
 起こった出来事に対して文句を言えばいいだけだから、普段から特に深く考える必要がない。無責任なのだ。
 発言する、自分の意思を表明する、と言うことは責任を背負うと言うことだ。だからこそ自分のとる言動に慎重になるし、物事を考えることにも繋がる。
 その意思や考えが真っ当だったかどうか、結果が良かったか悪かったかはひとまず置いておくとして、その事についてきちんと考えて事前に表明したという点から、まあ一言の弁解や物言いは許されるだろう。
 そもそも政治に全く興味関心がない、何が起こっても別にどうでも言いという人はそれは論外というか、ご愁傷様と言うことだ。
 生命保険に入ろうと思ったけど、ゴチャゴチャしていてよくわからないからやーめたっ、と言って入らずにいてそのうち事故に遭うようなものだろう。
 普段からその事について考えたり向き合ったりしていれば、後々の難儀にも対応できることもあるということ。
 それが自分の属する国のことであるなら、尚更だ。

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