自分がスワローズファンと言うことを知る人はソフトバンクとの日本シリーズ2戦を指して、残念だったねとか、ぼろ負けだねとか、何かしらのネタにするのだけど、自分としてはそれほど気にはしていない。
 このシリーズについては優勝できればラッキー、と思っていた。
 何というか、90年代、野村克也監督が就任後初優勝した年の対西武日本シリーズとダブらせている。その年の日本一は逃したが、翌年西武と再戦して、見事に日本一になった。

 むしろ心配なのは今後のスワローズの戦力だ。
 昨年のドラフトで即戦力として獲得したはずの選手がことごとく戦力にならず、しかも2軍ですら結果を残せずの状態であり、加えてそれ以前に加入している選手も怪我やら伸び悩みやらで1軍をカバーできる人材が不足しているのだ。
 正直一軍戦力だけで怪我人が出なければある程度来年もやれると思うが、層は厚いとは言いがたい。若手不足のため育成目的での指名が必要ではあったが、今年のドラフトで獲得した選手、特に投手では実質即戦力一人であり、底上げという意味では心許ない。
 そして最初にも書いたとおり、2軍で若手が伸びていない点が、今後を考えたときに不安材料として大きいのだ。

 こうなってくると、投手野手問わず、とりあえず他球団で解雇された(しかし決して成績的には悪くない)若手、中堅の選手を獲得するのも手ではあると思う。

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