アンダーワールドの曲に「two months off」というナンバーがあるけど、俺は2か月くらいずっと眠っていたい。2か月じゃなくていい、2,3日でいいからずっと寝てたい。

 不公平だよなぁ。世の中数時間寝られれば全然平気で活動できる人がいる一方で、俺は全くそれじゃあ足りない。

 まああんまり精力的過ぎても、それはそれで早死にや病気につながりそうだけど……。

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 稀勢の里が早くも2敗か。
 関脇から上がれない豪栄道といい、大関から上がれない稀勢の里といい、あと一歩殻が破れない。俺がこんなこと書ける身分ではないけれど、もどかしい。
 琴奨菊は全勝でターンか。多分カド番脱出して、ほっとしてこの後負けるんだろうなぁ(苦笑) いずれにしても2場所3場所続けて好調を維持できない人だからなぁ。

 遠藤に関してはいまさらこんなこと書くと後出しジャンケンになるから……、まあ参考記録程度に。

 彼を始めてみたのは多分学生時代のアマチュア横綱を決める大会だったと思う。テレビでやっていて、偶然見たのだと思う。この辺は本当に記憶がはっきりしないけど、その大会の彼が優勝した試合で、当初自分は対戦相手の方が勝つと思って見ていた。というのも、下半身に力があって、しっかり足で地面をつかんでいたように見えたからだ。
 一方の遠藤は、なんだかふんわりしていたような印象がある。これはつまり体が柔らかいとか、フットワークの軽さだとか、そういうことなんだと思うけど、自分は下半身がどっしりと極まっている方が、他のスポーツにおいても好印象を受けるのである。
 かくして遠藤が勝利して、自分は釈然としないままテレビの前にいた気がする。

 その後プロの大相撲で異例のスピード出世を上げている人間がいると聞いた。それが遠藤だった。
 記憶が定かでなかったが、かつてテレビで見ていたと思われたため親近感を持ち、新聞の小さな記事欄に載るたびに気にかけていた。
 しかし実際彼が幕内昇進を決めたころ、テレビの映像でようやく再び目にすることになるのだけど、やはりその時の印象もなんだかいまいちだったような気がする。これまで書いてきたように腰が高く下半身がふわりとしているように見えたのだ。物の数秒ほどの映像だったけれど、これはこれまでのような快進撃は難しいのではないか、と思ったのを覚えている。
 現在、やはりこれまでの勢いが削がれ、番付で停滞気味だけど、そもそも彼の年齢などを考えれば十分とも言えるような気がするのも事実。壁にぶつかるのは当然だし、今後のことを考えると多少そういった難しさに触れていたほうがいいとも思える。

 いずれにしても遠藤が大相撲人気回復に寄与しているのは間違いないだろう。
 八百長問題があった直後の、空席だらけの会場は本当に見るに堪えないものがった。
 NHKの大相撲中継の演出で、大一番になると各力士に寄った映像から一気に引いて会場全体を映す手法があったのだけど、引いた瞬間ガラガラの会場が露わになって痛々しいことこの上なかった。
 そう考えると、歓声と笑顔が会場を埋め尽くしてしている今の状況というのは本当に素晴らしいことだと感じる。

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