田嶋陽子氏が死刑に反対していて、まあ幾つか理由を挙げていたんだけど、その内の一つに、その人がどうしてそういった凶行に走ったのか考慮されるべきだという点には同意できる部分があった。
 その人の人格・性格形成がどう言った環境下で進んだのか、触れ合った人や思想、文化、風土、遺伝的要因、ありとあらゆる事がその人を作り上げるわけだし、行動に反映されるからだ。
 100%の悪はなかなかない。ヒトラーにも理はあるかという問いに「ある」という答えを出したのは自分も同意できる。
 ただし、死刑は必要だと考える。同情できても許されない大罪を犯した人間や、同情すら出来ない人間、太鼓判を押して世の中に放り出せない人間などには厳罰を与える必要があるのかなと感じる。
 人が人を殺すと言うことになるわけで、殺人と一括りにする人もいるが、一つはっきり違うのは、法治国家の名の下に殺すか否か、ということである。

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 認知症の治療に関する番組を見ていて、生活習慣病が認知症のリスクを高め、生活改善が認知症の抑制に繋がるということを聞いた。
 結構色々な健康問題というのはそういうところにやはり根っこがありそうだ。
 自分もアトピー改善に取り組んできた中で、誤解を恐れずに言えば、「アトピーは生活習慣病だ」という認識を持った。
 適度な食事と運動にプラスアルファで、今は良い状態を持続できている。メンタル面なども重要だが、体をしっかりさせるのは健康への基礎だと思う。
 今の状態から振り返って、昔は良くあんな状態で生活できてたなと思う。
 全然違う。

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