ダイハツの車「cocoa」のCM。
ウエンツと女性のやり取りに違和感を覚えてしまう。
二人はカップルで、デートか何かをしている模様。ウエンツが彼女に話しかけるが、彼女は車を見ていて話を聞いていない。
彼女「なにか言った?」
彼氏「もう、いっつも cocoa のことしか考えてないよね」
彼女「じゃあ、いっつも私のこと考えてる?」
いやいやいやいやいや。
「じゃあ」の意味がわからない。
彼はつまり、
「いつも cocoa のことしか考えていないよね(だから、もうちょっと他のこと、例えば俺のことにも興味を持ってよ)」
と言っているわけで、「俺のことだけ考えてよ」とは言っていない。
なので答えとして、
「じゃあ、いつも(100%)私のこと考えてるの?」
というのは明らかにおかしい。話しが噛み合っていない。筋が違っている。
それとも、「cocoa に夢中な私に興味を持って欲しいなら、振り向かせるくらい私に興味を持ってるの?」という意味を込めて「じゃあ、いっつも私のこと考えてるの?」と言っているのだろうか?
だとしてもだ、やはりわかりづらいことに変わりはない。その場合は、
「うん、大好きだもん。同じくらい私のこと考えてね」
と言う感じになるのだろうか。ただし、こうなった場合のCMのテンポや質、二人のやり取りの面白さなどは保証しない。
別パターンのCMで、こちらはそれほど酷くはないのだけど、ちょっと気になる。
cocoa に駆け寄り、楽しげにしている彼女。
彼女(車に乗り込み)「どう?」
彼氏「もう、車なんて走れれば良いじゃん」
彼女が腕で彼氏の首を締め上げる。
彼女「じゃあ、彼女なんて誰でもいい、って思ってる?」
彼氏「オシャレな方が良いです」
確かに彼女の言っていることは比喩として成立しているのかもしれないけれど、彼氏はあくまで「車なんて」と前置きしているわけだ。それをわざわざ恋人の条件に置き換えるというのは無理矢理じゃないだろうか。
ここでは比喩よりもむしろ、「走れるだけじゃ良くない」ということを説明する方が良いのではないだろうか。
まあ、もう、CMという体裁を無視してますが。
ユーモアを重視したシーエムに真面目にツッコミを入れる俺の野暮さは、この際無視します。
(CMは現在公式ホームページで公開されています)
ウエンツと女性のやり取りに違和感を覚えてしまう。
二人はカップルで、デートか何かをしている模様。ウエンツが彼女に話しかけるが、彼女は車を見ていて話を聞いていない。
彼女「なにか言った?」
彼氏「もう、いっつも cocoa のことしか考えてないよね」
彼女「じゃあ、いっつも私のこと考えてる?」
いやいやいやいやいや。
「じゃあ」の意味がわからない。
彼はつまり、
「いつも cocoa のことしか考えていないよね(だから、もうちょっと他のこと、例えば俺のことにも興味を持ってよ)」
と言っているわけで、「俺のことだけ考えてよ」とは言っていない。
なので答えとして、
「じゃあ、いつも(100%)私のこと考えてるの?」
というのは明らかにおかしい。話しが噛み合っていない。筋が違っている。
それとも、「cocoa に夢中な私に興味を持って欲しいなら、振り向かせるくらい私に興味を持ってるの?」という意味を込めて「じゃあ、いっつも私のこと考えてるの?」と言っているのだろうか?
だとしてもだ、やはりわかりづらいことに変わりはない。その場合は、
「うん、大好きだもん。同じくらい私のこと考えてね」
と言う感じになるのだろうか。ただし、こうなった場合のCMのテンポや質、二人のやり取りの面白さなどは保証しない。
別パターンのCMで、こちらはそれほど酷くはないのだけど、ちょっと気になる。
cocoa に駆け寄り、楽しげにしている彼女。
彼女(車に乗り込み)「どう?」
彼氏「もう、車なんて走れれば良いじゃん」
彼女が腕で彼氏の首を締め上げる。
彼女「じゃあ、彼女なんて誰でもいい、って思ってる?」
彼氏「オシャレな方が良いです」
確かに彼女の言っていることは比喩として成立しているのかもしれないけれど、彼氏はあくまで「車なんて」と前置きしているわけだ。それをわざわざ恋人の条件に置き換えるというのは無理矢理じゃないだろうか。
ここでは比喩よりもむしろ、「走れるだけじゃ良くない」ということを説明する方が良いのではないだろうか。
まあ、もう、CMという体裁を無視してますが。
ユーモアを重視したシーエムに真面目にツッコミを入れる俺の野暮さは、この際無視します。
(CMは現在公式ホームページで公開されています)
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