1月7日の日記

2008年1月7日
・24日
ケーキを食べた。
友人に自選コンピ集を頼まれた。以前彼には二、三度渡している。だんだんネタがなくなってきていたが、最近また溜まりだしたので、そろそろ考えても良いかな。もうどの曲を入れたとかほとんど忘れたなぁ。

・25日
久しぶりにナンバーガールのアルバム「SCHOOL GIRL BYE BYE」を聴いた。
アマゾン版ダンボーが届いた。

・26日
アーマードコアを久しぶりにプレイ。面白い。やっぱり。
フジのドラマ「ライアーゲーム」の再放送を見る。
音楽好きだなぁ。
画の作り方や演出や演技とか、今までにあまりないタイプなので、それだけで歓迎できるところがある。と言うか、全体的にうまくマッチしているなぁ、と個人的に思う。

・27日
色々届いた。
アヴェンジャーズインサイファイのファーストミニアルバム(セルフタイトル)を聴く。
これはなんというか、一言で言うと原石、という感じのアルバム。
ナンバーガールで言うところの「SCHOOL GIRL BYE BYE」といった感じか。
フルアルバムに入っている曲が二曲あるんだけど、若干アレンジが違う。フルアルバムを最初に聴いていると、ちょっと違和感がある。これはこれで味があってよいけど。例えばナンバーガールの「omoide in my head」と言われて真っ先に思いつくのはライブ盤の方だと思う。
技術云々は批評できないんだけど、何となくやっぱりこっちの方が少し拙い気がする。そしてなによりボーカルのパワーが圧倒的に不足している。
フルアルバムに比べてまだ多少硬質なサウンドといった感じだけど、エフェクターを多用した独特の浮遊感、疾走感漂う電子サウンドは出ているし、歌詞や曲構成もSF色の強い、彼ら独特の世界が出ている。と思います。
現在このミニアルバムとフルアルバムが出ているけど、個人的にはまずフルアルバムを薦めたい。ミニアルバムの方は、フルアルバムを気に入った人がもっと彼らの音楽を聴きたいと思ったときに買えばいいのではないかと思います。
ミニアルバム「avengers in sci-fi」
1.NAYUTANIZED 2.KARMARIFF 3.FUJICYAKU 4.MUCYU-YUEI 5.HAL THE SHOEGAZER

・28日
安売りしていたので、服を買った。冬服を買った。
センスのない自分にしてはまあまあの買い物だったのでは。
the go!teamを聴いた。
こういうの好きで、前々からこんな感じの誰かやってくれないだろうかと思っていた。
以前何かの番組、確かトップランナーかな、それに小西康陽さんが出ていて、ギター、ベース、ドラム、トランペットみたいな構成で大人数でバンドを組んで音楽をやっていた。昔のドラマのテーマ曲か何かをボーカルレスでポップに演奏していて、それが影響しているのかな、と思われる。

・29日
友人と遊んだ。
ゲームをしたりした。

・30日
続々と結婚していきやがる。
宮崎あおい、松たか子、麻生久美子、香椎由宇・オダギリジョー。
何人別れるだろう(ォィ

・31日
紅白歌合戦でZARDの坂井和泉さんの歌が流れたのを見て、唐突に自分の人生の中における重要な歌リストを作りたくなった。
で、とりあえず適当に作ってみた。
1.光GENJI「パラダイス銀河」
2.ZARD「負けないで」
3.ラルクアンシエル「ダイブトゥブルー」「火葬」「フォービデンラバー」
4.我那覇美奈「ALL I WISH」
5.ハイスタンダード「STAY GOLD」
6.ドラゴンアッシュ「ディープインパクト」
7.RIZE「Why I’m Me 」
8.THE BACK HORN「サニー」「空、星、海の夜」「新世界」
9.SOFTBALL「REMEMBER THE HILL」
10.GREEN DAY「マイノリティ」
11.SUM41「ファットリップ」「Makes No Difference 」
12.NUMBER GIRL「omoide in my head」「我起立唯我一人」「NUM-HEAVYMETALLIC」

1は物心ついてから一番最初にハマった曲。基本的にポップな音楽が好きなのはこの原体験があるからだろうか。1と2の間にはたぶん「たま」の「さよなら人類」とフォーククルセダーズの「帰って来たヨッパライ」が入るのかな。特に前者は狂ったように歌ってた。同じ所を。2は知らないうちに耳に入ってきて脳味噌を占拠していた曲。マラソンとかやると自動的にこれが再生された。脳内で。3は中学の頃友人間で爆発的に広まったあおりで自分もちょっとかじった。特に最初は聴けなかった「火葬」とか「浸食」とかがその後すごく好きになり、不気味な感じの音楽に対する免疫となった。4は深夜ラジオ経由で知ったアーティストで、あまり有名じゃなくても良い曲を歌う人はいるんだなーということがわかった曲、人だった。5は音楽に目覚めて、一週間の音楽番組を片っ端から視聴していた頃に出会ってビビビと来た曲。6は煮え切らない音楽ランキングに鬱積していた頃にガツーンとやられた曲。「そうだ、俺こういうの待ってたんだよ!」7はそれに続いてガツーンとやられて、自分の欲している音楽の方向性がだんだんわかってきた曲。8でついに出会ったのがバックホーン。9はバックホーンと平行して好きになったバンドで、自分の欲している方向性が定まってきた時期。10は洋楽を聴くきっかけになり、11で洋楽も良いもんだと唸る。12でバックホーン以来久々にガツーンと身も心もやられたバンド、ナンバーガールに出会う。たぶん最初は「NUM-HEAVYMETALLIC」か「Frustration in my blood」、あるいは「CIBICCOさん」で、硬質ヘヴィーな鋭角サウンドの向こうにポップさを見つけて、のめり込んだんだと思う。
その後、色々なアーティストに出会うが、自分の中でどれだけの位置を占めるのかは未だハッキリしていない。

・1日
知らないうちに年が明けていた。
今月バックホーンもついにベストアルバムを出す。多分二枚組。
シングル全部と、アルバムからちょこちょこ。
曲の流れは結構良さげなのではないかなと。個人的にガンダムのエンディング曲の「罠」はいまいちだった。ので、「魁!!男塾」の主題歌の「刃」はどんな曲に仕上がっているのか気になる。
あと、冬のミルクがニューレコーディングバージョンか。
「何処へ行く」も、入れて、欲しかった……な。ま、しょうがないか。キリがないし。
筋肉番付のスポーツマン大会にスワローズからは飯原が出ていた。
なかなか良い成績だった。来年は外野かな?
外野の方が良いと思う。

・2日
親戚の家に行った。
飼い猫と戯れたかったが猫が乗り気じゃなかったので諦めた。
グッタリ君。

・3日
墓に参った。
グッタリした。
「間宮兄弟」を見た。二回目。
こういう毒にも薬にもならないような所のある映画って好きだなぁ。
役者さんは全体的に素晴らしいが、沢尻エリカも素晴らしい。「断る」
モップガールの北川景子はこの映画の妹役だった!
以前それを知ったときに、あー!そーかあ!と手を打ったもんだ。

・4日
ぐさりと来る言葉を言われるが、今はむしろもっとその言葉をくれ、と言う状態らしい。ドMか。
夜中にやっていた「コンタクト」を見た。これは原作も映画も観たことあるが、よい作品。今回の放送ではちょこちょこカットされていた。まあ本編が二時間半ぐらいあるから仕方ない。うまくカットされていてテンポが良かった。以前発見できなかった見方ができた。この映画は特に(ネタバレになるけど)エイリアンの描き方が安易でなくて良い。
原作者が天文学者で、しっかりと科学に根ざしていながら信心を絡め、想像力を強く刺激してくれる、素晴らしい作品だ。
「この広い宇宙に人間しかいなかったら、宇宙がもったいないだろう?」

・5日
めちゃイケのかま騒ぎはあれ、あんな人数集める必要あるのだろうか?さばけないでしょ。それとも、いっぱい撮って小出しにするつもりか?
夜中にやっていた「変身」を見る。まあまあ面白かった。

マインドマップのようなものを作れる素晴らしいフリーソフトを発見。
http://www.frieve.com/feditor/index.html

・6日
夜中にやっていたはりせんぼんの冠番組を見て、もう死ぬのではないか、と言うくらい笑う。
海外に行って与えられたミッションのクリアを目指すのだけど、そのために英語を話して自力でクリアしなければならない。その英語が無茶苦茶。
美容室で髪を洗う際、背もたれを倒されながら「I’ll be back!」って。

この間少年が通り魔事件を起こして捕まった際に供述したセリフが、不謹慎かもしれないけど、面白くて笑ってしまった。
「誰でも良いから皆殺しにしたかった」

さて。
日本は母性原理の強い国だ。母性原理は場の平衡性を重視する。
場の平衡性が壊されたとき、あるいは壊されそうになったとき、周りも本人もそれに気付きやすい。気付かれたとき、気付いたとき、それは場を破った人が個として注目を浴びる瞬間だ。人というのは、普遍者として取り扱われるべきところで個として注目を浴びるとき、羞恥を生じやすい。と言われる。特に母性原理の強い日本人は。
だからなるべく場を維持しようとする。それはつまり自我を抑えたり、隠したりすると言うことだ。
思春期というのは自我が芽生える。そして確立へと向かっていくのだが、自我が強まればそれは場を壊すと言うことになる。
否応にも強くなっていく個と、それを許さない場。
それでも日本人は通過儀礼を経て自我を確立し、場の平衡状態を維持しながらも個を生かす方法を身につけている。それが「自我かくし」だ。
だが、それをできない人もいる。
そして中には自我を確立しようにも父性原理が見あたらず、しかも母性原理と分離できていない彼らの一部は、右往左往する内に業を煮やし、通過儀礼の失敗として自殺や他殺に走ってしまったりする。

心の闇がどうとかではなくて、一人でも多くの人に「母性社会日本の病理」を読んで欲しいと思う。俺、まだ読み切ってないけど。

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