12月5日の日記
2007年12月5日・26日
「母性社会日本の病理」を読む。
読み進めるごとにこの本は凄い。
・27日
ぼんやりしていた。
・28日
フットヒーターが届いた。温い。
・29日
新聞に東国原知事が徴兵制があってしかるべきという発言をしたと記事になっていた。
それを読んで、「母性社会日本の病理」を思い出す。
家庭内における父権があった頃、強い大人になるための一つの通過儀礼として徴兵検査というものがあった。あくまでそこから作られるのは母性原理を遂行するための力ではあった。が、今現在父性原理を補償していた父権が乏しくなり、(また社会も変わり)母性原理が抜き出たことによって弊害が生じている。
知事も弁明していたが、徴兵制ということではなく、強い大人になるための通過儀礼が必要なのではないか、と言う点に於いて賛成できる。自分が弱い大人だから尚更そう思う。
韓国の徴兵話で、行く前と行った後では目付きが全然違っていると聞いたこともある。
一概に言い悪いは言いにくい問題だけど。
というか、弱いとか言っている前になんとかしないとな……。
・30日
黙々とする。
個人的な野球五輪予選のスタメンをオーストラリア戦をベースに考える。
1番・二塁・西岡(荒木)
2番・遊撃・井端
3番・中堅・青木
4番・DH・里崎(和田)
5番・捕手・阿部
6番・一塁・新井
7番・右翼・稲葉
8番・左翼・サブロー
9番・三塁・川崎
ピッチャー・フィリピン=涌井、韓国=ダルビッシュ、台湾=川上
これはもちろん外から見ている重責を負わない一個人の意見です。
というか、このオーダーはさすがに無茶かな。
サード川崎って、以前川崎確かサードやってたよなあ、と言う曖昧な記憶によるものだし、ファーストを阿部にしようかなんて考えたりもしたしね。井端も川崎もなんとか使いたかったから無理矢理ねじ込んだ。
里崎を四番にしたのはバッティングに関しては確かに見張る物があるから。繋ぎの野球を掲げたチームなら、里崎の四番もありかなと。
新井は好きだけどオーストラリア戦で結構力んでた感じがした。WBCでも代打で出て大振り三振してた気がしたし、大舞台でどこまでバッティングが出来るか不安だった。
村田を外したのはやはりオーストラリア戦でいまいちだったから。サードに引っかけたような泳いだようなゴロが多かったような。
力感のあるスイングのバッターに少し不安が。
セカンドとショートは慣れてる同士が良いとは思うから、相当悩んだ。
井端と川崎も、どっちが二番が良いか悩んだ。
阿部のバッティングは良いから、DH・捕手・一塁、どこでも良いから使いたかった。キャッチャーで四番はさすがにキツいかと思って五番にした。
サブローか和田かでも悩んだけど、守備とか色々考えるとサブローかなと。まあ、このオーダーを上げておいて守備とか言うのもあれだけど。
先発は成瀬がクライマックスシリーズで打たれていたのがちょっと気になった。成瀬をフィリピンで、涌井を台湾でも良いかなぁ。……いや、でも台湾は怖いからやっぱり川上かなぁ。
・1日
粛々とする。
フィリピン戦、7回コールドも、いまいち。
相手のエラーやイレギュラー、まずい守備による点が多かった気がする。
韓国や台湾相手だと抜けてないような打球とか。フィリピンの投手を見た後に韓国の投手と戦うのは、どっちに転がるだろうか。
ただ多少は緊張がほぐれただろうから、それは良かったと思う。
反省と共に気は引き締めないと。
・2日
以前勤めていた工場に出戻って働くんだけどやり方や物の置いてある場所を忘れていておろおろする夢を見た。切なかった。
当面一人暮らしが目標になる。
韓国戦。見ましたとも、最初から最後まで。
すげえ疲れた。凄すぎる。試合が。無理。もう、疲れたよ。
毎回チャンス、毎回ピンチ。なのに点差は開かず縮まらず、もう体の震えが止まらなかった。
上原だけはきっちり抑えたんだから、あの人はほんとに凄いよな。
もうすぐアメリカへ行っちゃうのか。
国際試合の難しさなんてのは、プロアマ混合の五輪から見てれば誰でもわかる。
日本のプロ野球のレベルが高いとは言え、層が厚いとは言え、選ばれるのはその中の決まった枠数だけ。
韓国、台湾だって、プロのトッププレーヤーを集めれば、その枠内は水準を高くできる。
短い期間での意思疎通や連携、国際試合の緊張感。シーズンとは別物の戦い。様々なタイプの選手の組み合わせ方。難しいことだらけ。
ましてや多少の力の差ならばアクシデントのようなことで勝敗が決まる。実力の差は一発勝負の前には縮まると考えた方が良い。
日本のプロ野球のクライマックスシリーズ。
あれはシーズンを通して強いチームと弱いチームを分けたうえで、そういう短期決戦をしましょうと言うこと。やっぱり、強いチーム同士の緊張感を増した、白熱する戦いを見たいからね。日本一を短期決戦で決めるんだから、シーズンで球団をふるいに掛けて、強いチームの中から短期決戦でも力を発揮できるチームを選ぶ。アドバンテージは必要と思うけど。
日本の場合、追われる立場としての怖さもある。アメリカも多少はそういう思いをしたのかな。でも、今の日本や韓国台湾の方が、その国のプロ野球というレベルで国際試合の経験を積んでいる。日本もようやくクライマックスシリーズやアジアシリーズでで緊張感に対する免疫を多少はつけやすくなってきている。
北京が終わると野球が競技から外れてしまうのは残念だが、復帰も含めて全力で頑張って欲しい。
次回のWBCも楽しみだ。確か次回は09年だっけ?
「母性社会日本の病理」を読む。
読み進めるごとにこの本は凄い。
・27日
ぼんやりしていた。
・28日
フットヒーターが届いた。温い。
・29日
新聞に東国原知事が徴兵制があってしかるべきという発言をしたと記事になっていた。
それを読んで、「母性社会日本の病理」を思い出す。
家庭内における父権があった頃、強い大人になるための一つの通過儀礼として徴兵検査というものがあった。あくまでそこから作られるのは母性原理を遂行するための力ではあった。が、今現在父性原理を補償していた父権が乏しくなり、(また社会も変わり)母性原理が抜き出たことによって弊害が生じている。
知事も弁明していたが、徴兵制ということではなく、強い大人になるための通過儀礼が必要なのではないか、と言う点に於いて賛成できる。自分が弱い大人だから尚更そう思う。
韓国の徴兵話で、行く前と行った後では目付きが全然違っていると聞いたこともある。
一概に言い悪いは言いにくい問題だけど。
というか、弱いとか言っている前になんとかしないとな……。
・30日
黙々とする。
個人的な野球五輪予選のスタメンをオーストラリア戦をベースに考える。
1番・二塁・西岡(荒木)
2番・遊撃・井端
3番・中堅・青木
4番・DH・里崎(和田)
5番・捕手・阿部
6番・一塁・新井
7番・右翼・稲葉
8番・左翼・サブロー
9番・三塁・川崎
ピッチャー・フィリピン=涌井、韓国=ダルビッシュ、台湾=川上
これはもちろん外から見ている重責を負わない一個人の意見です。
というか、このオーダーはさすがに無茶かな。
サード川崎って、以前川崎確かサードやってたよなあ、と言う曖昧な記憶によるものだし、ファーストを阿部にしようかなんて考えたりもしたしね。井端も川崎もなんとか使いたかったから無理矢理ねじ込んだ。
里崎を四番にしたのはバッティングに関しては確かに見張る物があるから。繋ぎの野球を掲げたチームなら、里崎の四番もありかなと。
新井は好きだけどオーストラリア戦で結構力んでた感じがした。WBCでも代打で出て大振り三振してた気がしたし、大舞台でどこまでバッティングが出来るか不安だった。
村田を外したのはやはりオーストラリア戦でいまいちだったから。サードに引っかけたような泳いだようなゴロが多かったような。
力感のあるスイングのバッターに少し不安が。
セカンドとショートは慣れてる同士が良いとは思うから、相当悩んだ。
井端と川崎も、どっちが二番が良いか悩んだ。
阿部のバッティングは良いから、DH・捕手・一塁、どこでも良いから使いたかった。キャッチャーで四番はさすがにキツいかと思って五番にした。
サブローか和田かでも悩んだけど、守備とか色々考えるとサブローかなと。まあ、このオーダーを上げておいて守備とか言うのもあれだけど。
先発は成瀬がクライマックスシリーズで打たれていたのがちょっと気になった。成瀬をフィリピンで、涌井を台湾でも良いかなぁ。……いや、でも台湾は怖いからやっぱり川上かなぁ。
・1日
粛々とする。
フィリピン戦、7回コールドも、いまいち。
相手のエラーやイレギュラー、まずい守備による点が多かった気がする。
韓国や台湾相手だと抜けてないような打球とか。フィリピンの投手を見た後に韓国の投手と戦うのは、どっちに転がるだろうか。
ただ多少は緊張がほぐれただろうから、それは良かったと思う。
反省と共に気は引き締めないと。
・2日
以前勤めていた工場に出戻って働くんだけどやり方や物の置いてある場所を忘れていておろおろする夢を見た。切なかった。
当面一人暮らしが目標になる。
韓国戦。見ましたとも、最初から最後まで。
すげえ疲れた。凄すぎる。試合が。無理。もう、疲れたよ。
毎回チャンス、毎回ピンチ。なのに点差は開かず縮まらず、もう体の震えが止まらなかった。
上原だけはきっちり抑えたんだから、あの人はほんとに凄いよな。
もうすぐアメリカへ行っちゃうのか。
国際試合の難しさなんてのは、プロアマ混合の五輪から見てれば誰でもわかる。
日本のプロ野球のレベルが高いとは言え、層が厚いとは言え、選ばれるのはその中の決まった枠数だけ。
韓国、台湾だって、プロのトッププレーヤーを集めれば、その枠内は水準を高くできる。
短い期間での意思疎通や連携、国際試合の緊張感。シーズンとは別物の戦い。様々なタイプの選手の組み合わせ方。難しいことだらけ。
ましてや多少の力の差ならばアクシデントのようなことで勝敗が決まる。実力の差は一発勝負の前には縮まると考えた方が良い。
日本のプロ野球のクライマックスシリーズ。
あれはシーズンを通して強いチームと弱いチームを分けたうえで、そういう短期決戦をしましょうと言うこと。やっぱり、強いチーム同士の緊張感を増した、白熱する戦いを見たいからね。日本一を短期決戦で決めるんだから、シーズンで球団をふるいに掛けて、強いチームの中から短期決戦でも力を発揮できるチームを選ぶ。アドバンテージは必要と思うけど。
日本の場合、追われる立場としての怖さもある。アメリカも多少はそういう思いをしたのかな。でも、今の日本や韓国台湾の方が、その国のプロ野球というレベルで国際試合の経験を積んでいる。日本もようやくクライマックスシリーズやアジアシリーズでで緊張感に対する免疫を多少はつけやすくなってきている。
北京が終わると野球が競技から外れてしまうのは残念だが、復帰も含めて全力で頑張って欲しい。
次回のWBCも楽しみだ。確か次回は09年だっけ?
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