11月5日の日記

2007年11月5日
11月5日の日記
マッドハンドにエッチな話を聞かされて恥ずかしがるトロ(手話)

・29日
レッドソックスが優勝した。松坂大輔は本当に漫画のような人生だね。
岡島はちょっと気の毒だった。来年も頑張って欲しい。
漫画三冊が届いた。
石黒正数の「Presentforme」と、水上悟志「惑星のさみだれ・4」「サイコスタッフ」。
石黒さんの短篇集は良かった。味がある。それぞれのキャラも魅力的。アイデアをちゃんと上手いこと話しにしてるよなー。
惑星のさみだれは各騎士の紹介に入った。

・30日
色々考えてauの買い方セレクトはフルサポートの方にしようかな、と仮決定。
中日対日ハム、朝倉で中日の勝ち。

・31日
借りていたビデオを鑑賞。
「俺たちに明日はない」傑作。
凄い、こいつは凄い。ラストシーンの残酷な美しさ。
「ワーグナー/偉大なる生涯」
ワーグナーって、節操ない人だったんだね。
返却して、明細が来週届くのを見越して「サマータイムマシン・ブルース」を借りておく。
中日が小笠原で勝って王手をかけた。しかし際どい試合だったな。

・1日
届いていたlostageのアルバム「PLAY WITH ISOLATION」を聴く。
日本のROCKにこういうバンドがいてくれると嬉しくなる。
ブラッド・サースティ・ブッチャーズの様な疾走感のある曲とボーカル。ライナーノーツの言葉を借りれば、「エフェクトがかった暴力的で艶っぽいボーカル」。
ドコドコ鳴るドラムも好きだし重なるギターや唸るベースも好き。
ただ、華やかさには欠けるかもしれない。
ttp://jp.youtube.com/watch?v=PF8tIwzFfVo
俺は好きだな。他のアルバムも是非買いたい。

ケータイの調子が悪かったのだけど、なんだか電池パックの部分が膨らんできているような気がして凄く怖い。
充電していたらいきなり「ミシッ」とか音がして、そこから何かが生まれるかと思った。
怖いからやめてくれ。

中日が山井で優勝。8回までパーフェクトピッチング!
まさかの岩瀬リレー。観客のボルテージが下がっていた。自分もちょっと下がった。
試合後サンスポの電子版を見たら、山井降板賛否両論みたいなのがあった。
その一つの意見に、落合監督は空気が読めないと言われても仕方がない、と言うものがあった。
いや、それは違うでしょ。空気は読めてるでしょ。あれだけの球場の喚声と山井のピッチングを見てて、野球を知っている人間ならば、彼の投球がどういう意味を持っているのか当然わかっているはず。だけど、あえて変えたんだよ。
理由はわからない。しかし、何らかの理由によって、あえて決断した。
それは空気が読めないと言うことではない。空気を読んでいながら、変えたんだ。

2001年にスワローズ対バファローズの日本シリーズ初戦で石井一があわやノーヒットノーランという試合をしたけど、今日の試合の山井は、あれ以上の凄みがあった(完全試合ペースだしね)。

結局終わってみれば、初戦の川上の投球が日ハム打線に与えた影響というのは大きかったのかもな、と感じた。

・2日
朝、養老孟司さんと加藤登紀子さんの対談をNHKの番組でやっていた。
養老さんの本は何冊か読んでいて頷くことばかりだったのだけど、実際にお話ししているのを見て、やはり目から鱗がぽろぽろと。
印象に残っているのは、男は元来、黙って育てれば静かで大人しい坊ちゃんになり、女は元気で活発なお嬢さんになる、と言うもの。
だから昔は、男は男らしく、女はしおらしくと育てた。誤解もあるしそれが良いということではないが、昨今男に元気が無く女性が強くなっていると言われていることは、今は教えていないから当然の結果なのだ、と。
自分も以前、昔は権力で女性を抑えつけることによってバランスがとれていたのかな、と考えたりもしたので、今回の話を聞いてなるほどと感じた。

ALWAYS三丁目の夕日を観た。二回目だけど、面白い。
莫大な金をかけてこういう映画を撮る。いいね。

・3日
携帯の膨らみが怖かったからau shopに行って事情を話す。
するとサポート窓口の電話番号を貰った。
電話をかけると、換えの電池パックとカバーを送るとのこと。
さて、電池が届けば、今の携帯の寿命も延びる。auは今後シンプルコース用に価格を抑えた携帯も発売する予定とどこかの記事で見たし、もう少し様子を見てみることにする。

トップランナーに土屋アンナが出ていた。
彼女が二種類のROCKについて話していて、そうそうそうと頷いた。
一般的なイメージのROCKと、そうでないもう一つのROCK。ジャンルに関係なく感じるROCK。
彼女と同じ考えかはわからないが、例えばそのもう一つのROCKとは、スタイルや生き方や歌詞、曲、考え方、何かしらの面でROCKを感じるという事だ。カッコイイ。凄く単純に言うとそういうこと。凄みがある。迫力がある。鬼気迫るものがある。胸を鷲掴みにされて、時には身震いさえ生じる。心に訴えかけてくる強烈なエネルギーを感じること。それがもう一つのROCKだ。ジャンルは関係ない。フォーク、ポップソング、テクノ、ジャズやオーケストラでも構わない。全てに関して。
だから「ゆず」とか「山崎まさよし」とか「宇多田ヒカル」とかにもROCKを感じる、極端なことを言えば「北島三郎」にもROCKを感じることはできる(この場合はソウルかな?)。
逆に言えばギターを鳴らして、ベース、ドラムでリズムを刻み、ファッションが「俺、ROCK」と主張しているようなバンドや音楽でも、全然ROCKを感じないことだってある。
スタイルはROCK。でもROCKを感じることはない。
そういう、ホンモノ、ニセモノを感じることが時たまある。もちろんそれは個人の感覚だけど。
普通に聴いたらいい音楽のものだってあるしね。ただ、物足りなかったりはするんだな。
この二つのROCKに関して力説してこんがらがっている様をみて、同感同感と興奮した。

・4日
ワイなぜに、というくらい寝た。ここ最近、寝てもあまり寝た気がしない。
頭のモヤモヤがとれない。
友人と今月の予定について話す。その後久しぶりにとある久しぶりの友人宅へ二人で向かう。
彼の家は相変わらず汚かった。ワイなぜにというくらいに。どれだけ汚いかというと、廊下にゴキ夫の死骸が裏返っているくらい汚い。階段にゴキ子の死骸もあったような気がするが気のせいだろう。
彼の部屋に通されると、昔より散らかり具合は収まっているけど、そのかわり床の汚さが倍加している気がした。失礼を承知で爪先立ちで歩いた。
家に着く前に実は彼は生きているのだろうか、と言う話しをしていた。下手したら敷地が更地になっていないか、とか。失礼極まりないかもしれないが。
彼は生きていた。特に変わらず。
人のことをどうこう言う前に自分を何とかしないとな、と反省しながら帰宅した。

マーティ・フリードマンが石川さゆりの天城越えをROCKだと語っているのを見て、昨日のトップランナーを思い出す。

バレーで大山加奈が久しぶりに出場していた。
大友愛が結婚して現役を引退していた。ワイなぜに。

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