7月26日の日記

2007年7月26日
7月26日の日記
先日テレビで「時をかける少女」がやっていたので、観た。
噂には聞いていたけど、面白かった。
今度はCMを挟まずに、もう一度観る必要があると感じた。

エンディングテーマ。奥華子。苦労人(?)。
THE BACK HORN は黒沢清監督の「アカルイミライ」や乙一原作小説の映画化作品「ZOO」でエンディングの曲を作って素晴らしかったけど、この「時かけ」のエンディングテーマも素晴らしかった。
自分だったらあんな詩は書けないと思う。
本質を捉えてシンプルにわかりやすく自分の感性で伝えるというのが。
(内容まんまとも言えるかもしれないが、自分ではそれすら難しいと思った)
メロディーも相まって、最後の締めまで美味しい作品でした。

その前に深夜で「問題のない私たち」がやっていた。
こちらも観たかったので丁度良かった。
というのも、以前「あそこの席」に出ていた小松愛が出ているというのを事前に知っていたので。多少興味が。

こちらは、前半と後半で学校生活における違う問題を別々に扱っている。
ためか、どちらとも体よくまとめられた感じ。
イジメなどの描写は、心の弱い人にはちょっと精神衛生上良くないかもしれないが、映画を見終わった後は爽やか(になれると思う)。
佳作の下から中、といった感じか。

内容はまあそこそこ面白かったけど、それよりもキャラクターに目が行ってしまった。
キャスティングが、それぞれうまいことはまっている。
そしてそれぞれのキャラクターに与えられた性格や役割が明確で、そこが面白かった。
例えば沢尻エリカの役は頭が良く術中策謀に長けた軍師タイプ。
その頭脳と行動力でリーダーにもなれるが、一目置いた相手には助言、協力を惜しまない。
小松愛の役はリーダー格の意志に沿って積極的に行動を起こす右腕、参謀タイプ。など。
美波の演じるキャラクターは、この話で、ある重要な役割になるのだけど、その役の名前が「マリア」というのも示唆的で面白い。

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