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5月10日の日記
2007年5月10日例えば晴れた日の朝に窓から差し込む光に促され、目を開き、半身を起こして壁に寄り添う。
毛布に抱かれたままうつうつとする、半覚醒状態による夢幻の渡りで揺られる中、遠く向こうの岸から小鳥の鳴くのが聞こえる。
立木か、雲か、はたまたカーテンか、光の作り出す綾が床でざわめく。
そこに水面を描きながら、次第に明瞭になる意識が、時計の僅かな音を捉え出す。
立ち上がり、開け放した窓から、朝の匂いが頬を撫でる。
晴れた日は窓を開けて、机に座って空を眺め、スピーカーから流れる音を身に感じ、心穏やかに過ごす。雨天は戸を閉め、耳に蓋をして、それを経由した音で心臓を震わせる。無心でふるった線が踊る。
雲間が覗けば外に出て、カメラを持って心に焼き付け、星が瞬けば、その下を、何も語らず歩き続ける。
走り、食べ、眠り、洗い、聴き、捉え、移ろい、暮らす。
毛布に抱かれたままうつうつとする、半覚醒状態による夢幻の渡りで揺られる中、遠く向こうの岸から小鳥の鳴くのが聞こえる。
立木か、雲か、はたまたカーテンか、光の作り出す綾が床でざわめく。
そこに水面を描きながら、次第に明瞭になる意識が、時計の僅かな音を捉え出す。
立ち上がり、開け放した窓から、朝の匂いが頬を撫でる。
晴れた日は窓を開けて、机に座って空を眺め、スピーカーから流れる音を身に感じ、心穏やかに過ごす。雨天は戸を閉め、耳に蓋をして、それを経由した音で心臓を震わせる。無心でふるった線が踊る。
雲間が覗けば外に出て、カメラを持って心に焼き付け、星が瞬けば、その下を、何も語らず歩き続ける。
走り、食べ、眠り、洗い、聴き、捉え、移ろい、暮らす。
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