DVD ハピネット・ピクチャーズ 2007/01/26 ¥3,990

韓国映画の「春の日のクマはすきですか?」を借りて鑑賞しました。
もちろんペ・ドゥナ目当てです。
少しのネタバレでも嫌な方は注意。

一時間半程の映画なのですが、前半から中盤まではコメディー色が強く、
後半からは恋愛部分に本腰を入れ始める感じ。
個人的にはコメディータッチで進む中盤までが面白かったのですが、
後半だんだんシリアス(?)に、というか、
クサくて真面目な展開になっていくのが合いませんでした。
何か韓国の方は好きなのかもしれませんが、
わざとなのかナチュラルでああなるのか、
昔のドラマのような感じの部分もあって、うーん、と。
主人公の女性のおかしなキャラと、全体の喜劇的着色があれば、
あれはあれで自分はいけると思うのですが、
どうしても真面目にやられるとダメです。
そういう意味で中盤までは、楽しめたんですが。

で、一つ何となく分かったような気がした部分がありました。
まああくまでこちらの勝手な解釈なんですが。
セカチューがあっちで映画化されたり、韓国の方は悲恋のようなものが好みっぽいのですが、つまりそれは、耐える悲しみ、悲しみや寂しさを積み重ねた年月を思って、じわじわとこみ上げる感情・感覚が好きなのかも、とか。

で、ペ・ドゥナですが、もう最高でした。
彼女の表情は、素晴らしすぎる。
こんな事書くと不純な感じがしてあれですが、でも、だって、

可愛いんだもん。

しょうがないですよ。あのころころと変わる表情。
表情や仕草の表現力が並外れている。
今回の彼女の演技を観られただけでもう、この映画を観た甲斐がありました。

映画全体の評価としては、後半の展開が自分の中で大きなマイナス要素になってしまって、いまいちですが。
登場する人物達の魅力は、あるんですけどね。
図書館の職員とか。

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