DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2003/10/03 ¥1,575
(ネタバレッっかもしれないから注意)
超有名作品。
自分はVHSで見ました。
ディレクターズカット版を観る勇気がなかったので(上映時間3時間)、
普通の方にしときました。
でも、見終わった後は、ディレクターズカット版にしとけば良かったと思いました。
モーツァルトの死因は推測で150ほどもあるといわれていますが、
要するにはっきりとしてないわけですね。
まあ、ある程度はっきりと死因がわかっている歴史上の偉人達も、
後に小説とか映画でいじられたりするのであんまり関係ないですが。
作曲家サリエリ。彼が晩年自殺を図り、神父に対して、自分がモーツァルトを殺したのだと話す。
回想形式で進んでいく物語。
モーツァルトに対する嫉妬、羨望、侮蔑、憧憬、理解、プライドという、相反する様々な心情の葛藤に苦しみながら、彼と接していく。
その中で、サリエリはモーツァルトに対して、とある陰謀を抱くようになる。
それはモーツァルトに対してのものだけではなく、神に対しての挑戦だった。
自分はクラシックについての知識はほとんど無いのでいまいちよく知りませんが、
サリエリという作曲家は、当時ではかなり喝采を浴びた名作曲家だったようです。
しかし劇中、年老いたサリエリが若い神父に自分の曲を弾いて聴かせてもさっぱり知らないというように、時代と共に彼や、彼の曲の存在は忘れ去られていきました。
しかし、モーツァルトの曲は生きていたのです。
自分が凡人であるということ、そしてどうしようもなく超えがたい、真の天才という存在。
誓いを立てた自分には凡庸な才能しか与えず、甲高い笑い声を上げる軽薄な人間に溢れんばかりの能力を授けた神。
サリエリの胸は去来する清濁の感情に飲まれる。
特に彼を苦しめたのは、モーツァルトの曲の素晴らしさを、誰よりも深く感じ取り、理解してしまえたことだろう。
一方でモーツァルトを憎み、一方で彼に心酔しているのだ。
二人の接し方、特にサリエリを見ていて思えるのが、その微妙な距離感。
数多くの演奏シーンの心地良さに加え、その心の機微、心理のやりとりが面白かった。
ディレクターズカット版では、追加されたシーンによって、二人の関係をさらに深く観ることが出来るそうで、いつかはゆっくり鑑賞したいと思っています。
あと、サリエリの曲も聴きたくなってしまって、
そっちもいつかCDを購入できたらと思っています。
(ネタバレッっかもしれないから注意)
超有名作品。
自分はVHSで見ました。
ディレクターズカット版を観る勇気がなかったので(上映時間3時間)、
普通の方にしときました。
でも、見終わった後は、ディレクターズカット版にしとけば良かったと思いました。
モーツァルトの死因は推測で150ほどもあるといわれていますが、
要するにはっきりとしてないわけですね。
まあ、ある程度はっきりと死因がわかっている歴史上の偉人達も、
後に小説とか映画でいじられたりするのであんまり関係ないですが。
作曲家サリエリ。彼が晩年自殺を図り、神父に対して、自分がモーツァルトを殺したのだと話す。
回想形式で進んでいく物語。
モーツァルトに対する嫉妬、羨望、侮蔑、憧憬、理解、プライドという、相反する様々な心情の葛藤に苦しみながら、彼と接していく。
その中で、サリエリはモーツァルトに対して、とある陰謀を抱くようになる。
それはモーツァルトに対してのものだけではなく、神に対しての挑戦だった。
自分はクラシックについての知識はほとんど無いのでいまいちよく知りませんが、
サリエリという作曲家は、当時ではかなり喝采を浴びた名作曲家だったようです。
しかし劇中、年老いたサリエリが若い神父に自分の曲を弾いて聴かせてもさっぱり知らないというように、時代と共に彼や、彼の曲の存在は忘れ去られていきました。
しかし、モーツァルトの曲は生きていたのです。
自分が凡人であるということ、そしてどうしようもなく超えがたい、真の天才という存在。
誓いを立てた自分には凡庸な才能しか与えず、甲高い笑い声を上げる軽薄な人間に溢れんばかりの能力を授けた神。
サリエリの胸は去来する清濁の感情に飲まれる。
特に彼を苦しめたのは、モーツァルトの曲の素晴らしさを、誰よりも深く感じ取り、理解してしまえたことだろう。
一方でモーツァルトを憎み、一方で彼に心酔しているのだ。
二人の接し方、特にサリエリを見ていて思えるのが、その微妙な距離感。
数多くの演奏シーンの心地良さに加え、その心の機微、心理のやりとりが面白かった。
ディレクターズカット版では、追加されたシーンによって、二人の関係をさらに深く観ることが出来るそうで、いつかはゆっくり鑑賞したいと思っています。
あと、サリエリの曲も聴きたくなってしまって、
そっちもいつかCDを購入できたらと思っています。
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