サムライチャンプルー 巻之七・八・九・拾・拾壱・拾弐・拾参。
2006年8月12日 アニメ・マンガ
DVD ビクターエンタテインメント 2005/03/24 ¥6,090
今まで書けなかったサムライチャンプルーの感想を一気に。
(ネタバレとかあるかもしれないから注意。)
七巻は前後編。
ムゲンの過去に絡んでくる話で、今までや今後の彼の行動や考え方を理解する上で、
ある程度参考になる話。
最後、あそこで斬らなかったのは、斬りたくなかったのか、斬れなかったか、あるいはそういう人生を生きていけという仕打ちだったのか。
彼女の「殺してよ!!」という言葉も、考え方によって色々捉えることの出来る、
何とも言えないモノだった。
ムゲンが死にかけたときの、死の淵の表現も面白かった。
「紅の豚」を思い起こさせた。
八巻。
十五話は忍者の話。女忍者と色情に狂ったムゲンによって、再起をかけた集団がボコボコにされるという話。コメディ色。
くノ一声には日高のりこさん。やっぱりいいなぁ。日高さんの声は。キャラクターにも合ってたしね。
十六話はアイヌの話。これは前後編で、次巻に続く。
九巻。
十七話。アイヌの追われ人の後編。
ちょっとしたことでまた喧嘩になって別れることになった三人(ジンは少し困っていたけど)。そこに謎の男と追っ手とが絡まって、三人は巻き込まれる。
これもシリアスな話。
十八話はギャグ色の強い話。
でも俺はやっぱり笑えなかった。どうもこのアニメの笑いのノリは合わないらしい。
拾巻。
十九話目はキリシタンの話。
これもはちゃめちゃな展開の話なのだけど、やはり少しも笑えなかった……。ザビエル三世の目がいっちゃってるし。
二十話。
これはチャンプルーの中でも印象に残る話だと思う。
この話も前後編なんだけど、いままでが偶然巻き込まれた話なら、
今回のは相手の方から仕掛けてきた話。
とにかく盲目の彼女の強いこと強いこと。今までほとんど敵無し状態だったジンやムゲンが、全然太刀打ちできない。
拾壱巻。
二十一話。また、彼女によって三人がバラバラになりそうになると言う部分も含めて、今までにはない衝撃。
で、その彼女すら恐れるひょっとこの仮面とは一体何者なんだと思わせる。
いよいよ旅も終わりに近づき、話が動き出す。
二十二話。
この話はややオカルトがかったホラー(?)。
拾弐巻。
二十三話。日米野球。時代はいつなのかわからないけど、たぶん史実を無視してるんだろうなぁ(笑
限りなく薄いけど、無くはない話っつーことで。
で、相変わらず無茶苦茶。
さて、二十四話。
ここから次の最終巻まで、三話連話。
ムゲンを狙う三人と、キリシタンを抑えようとする権力、そして三人が集う。
フウが一人で行くことを決意し、ムゲンとジンの前には強力な敵が現れる。
拾参巻。
二十五話、二十六話。
ジンが「神の右手」(だったっけ?)を相手にしている間にフウの元に向かうムゲン。途中狙ってくる三人の一人を斬る。
フウは「ひまわりの匂いのするお侍」のところへ駆けるが、ムゲンを狙う内二人に捉えられる。
ムゲンはフウの元へ駆けつけ、彼女を行かせ、二人と戦う。
極限状況を生きてきたムゲンの生き様を語り、斬るが、爆発に巻き込まれる。
一方のフウはついに「ひまわりの侍」と合う。虫の息の彼とようやく、今まで交わせなかったわだかまりを話す。
しかしジンを斬った「神の右手」によってすぐに別れがくる。
関係者の抹殺を命じられている彼はフウをも追う。逃げるフウ。
再び死の淵にたったムゲンと、傷を負ったジン。
二人もまた、駆けつける。
この作品に関して言えば、本当に最後、ムゲンとジンは斬り合うのかと、はっきりわからなかった。それくらい今までの展開でシビアなものも多かったし。
しかしやはり、二人の間の斬り合う約束は、途中からお互いの生を願うという意味になっていて。
フウも目的を達成するための道連れというよりは途中から仲間としての三人として約束を口にするようになっていったというか。
面白いのは、途中何回も別れることになったのに、結局最終的には目的を果たすまで三人は元通りになったと言うこと。
これをどう捉えるか。
最後、それぞれ別の道を行くことになるのだけど、果たして以後会うことがあったのか、全然会わないまま終わったのか。
何にしても、各々得るものは大きかっただろうなぁ。
あとひとつ、このアニメは、普通の侍ものと比べると、取り上げる題材がユニークだった。
主人公がそもそもアウトローだから、あってるっちゃああってるのかもしれないが。
なんかまとまらないけど、終わり。
(そういえば気になるのが、序盤で出てきた殺し屋。あの人、結局出てこなかったような……?)
今まで書けなかったサムライチャンプルーの感想を一気に。
(ネタバレとかあるかもしれないから注意。)
七巻は前後編。
ムゲンの過去に絡んでくる話で、今までや今後の彼の行動や考え方を理解する上で、
ある程度参考になる話。
最後、あそこで斬らなかったのは、斬りたくなかったのか、斬れなかったか、あるいはそういう人生を生きていけという仕打ちだったのか。
彼女の「殺してよ!!」という言葉も、考え方によって色々捉えることの出来る、
何とも言えないモノだった。
ムゲンが死にかけたときの、死の淵の表現も面白かった。
「紅の豚」を思い起こさせた。
八巻。
十五話は忍者の話。女忍者と色情に狂ったムゲンによって、再起をかけた集団がボコボコにされるという話。コメディ色。
くノ一声には日高のりこさん。やっぱりいいなぁ。日高さんの声は。キャラクターにも合ってたしね。
十六話はアイヌの話。これは前後編で、次巻に続く。
九巻。
十七話。アイヌの追われ人の後編。
ちょっとしたことでまた喧嘩になって別れることになった三人(ジンは少し困っていたけど)。そこに謎の男と追っ手とが絡まって、三人は巻き込まれる。
これもシリアスな話。
十八話はギャグ色の強い話。
でも俺はやっぱり笑えなかった。どうもこのアニメの笑いのノリは合わないらしい。
拾巻。
十九話目はキリシタンの話。
これもはちゃめちゃな展開の話なのだけど、やはり少しも笑えなかった……。ザビエル三世の目がいっちゃってるし。
二十話。
これはチャンプルーの中でも印象に残る話だと思う。
この話も前後編なんだけど、いままでが偶然巻き込まれた話なら、
今回のは相手の方から仕掛けてきた話。
とにかく盲目の彼女の強いこと強いこと。今までほとんど敵無し状態だったジンやムゲンが、全然太刀打ちできない。
拾壱巻。
二十一話。また、彼女によって三人がバラバラになりそうになると言う部分も含めて、今までにはない衝撃。
で、その彼女すら恐れるひょっとこの仮面とは一体何者なんだと思わせる。
いよいよ旅も終わりに近づき、話が動き出す。
二十二話。
この話はややオカルトがかったホラー(?)。
拾弐巻。
二十三話。日米野球。時代はいつなのかわからないけど、たぶん史実を無視してるんだろうなぁ(笑
限りなく薄いけど、無くはない話っつーことで。
で、相変わらず無茶苦茶。
さて、二十四話。
ここから次の最終巻まで、三話連話。
ムゲンを狙う三人と、キリシタンを抑えようとする権力、そして三人が集う。
フウが一人で行くことを決意し、ムゲンとジンの前には強力な敵が現れる。
拾参巻。
二十五話、二十六話。
ジンが「神の右手」(だったっけ?)を相手にしている間にフウの元に向かうムゲン。途中狙ってくる三人の一人を斬る。
フウは「ひまわりの匂いのするお侍」のところへ駆けるが、ムゲンを狙う内二人に捉えられる。
ムゲンはフウの元へ駆けつけ、彼女を行かせ、二人と戦う。
極限状況を生きてきたムゲンの生き様を語り、斬るが、爆発に巻き込まれる。
一方のフウはついに「ひまわりの侍」と合う。虫の息の彼とようやく、今まで交わせなかったわだかまりを話す。
しかしジンを斬った「神の右手」によってすぐに別れがくる。
関係者の抹殺を命じられている彼はフウをも追う。逃げるフウ。
再び死の淵にたったムゲンと、傷を負ったジン。
二人もまた、駆けつける。
この作品に関して言えば、本当に最後、ムゲンとジンは斬り合うのかと、はっきりわからなかった。それくらい今までの展開でシビアなものも多かったし。
しかしやはり、二人の間の斬り合う約束は、途中からお互いの生を願うという意味になっていて。
フウも目的を達成するための道連れというよりは途中から仲間としての三人として約束を口にするようになっていったというか。
面白いのは、途中何回も別れることになったのに、結局最終的には目的を果たすまで三人は元通りになったと言うこと。
これをどう捉えるか。
最後、それぞれ別の道を行くことになるのだけど、果たして以後会うことがあったのか、全然会わないまま終わったのか。
何にしても、各々得るものは大きかっただろうなぁ。
あとひとつ、このアニメは、普通の侍ものと比べると、取り上げる題材がユニークだった。
主人公がそもそもアウトローだから、あってるっちゃああってるのかもしれないが。
なんかまとまらないけど、終わり。
(そういえば気になるのが、序盤で出てきた殺し屋。あの人、結局出てこなかったような……?)
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