ロード・オブ・ウォー
2006年6月11日 映画
DVD 日活 2006/06/09 ¥3,990
(ネタバレ付き)
これは、重たいのきた。
映画宣伝ではもっとポップなというか、ユーモアな部分を出した映画かと思ったら、全然。
いや、確かに主人公の視点で軽妙に淡々と描いていくあたりおもしろいけど、
これはズシリとくる。
まあ、単なるエンターテイメントだと思ってたら、借りなかったけどね。
主人公は武器商人として、非常に法律的にぎりぎりな方法や、あるいはもう真っ黒黒助な方法で海外の紛争地などに武器弾薬兵器を売って売って売りまくる。
世界中で罪のない人が自分の売った武器によって殺されようがそんなものは関係ない。
商才があるらしく、彼は次第に財をなしていき、美しい妻と子供にも恵まれる。
だが、しかし途中から、金が増えていくたびに、彼は弟や、(ライバルの)同業者や、親戚、家族や親を失っていく。
自分に深く関わった者の死ですら、彼を止めることは出来ず、結局また、彼は戦場に取引をするため戻っていく。
最後に至っては、もう、多くを失いすぎたからだろうか。
人を食ったようなニコラス・ケイジの演技で、彼の内面はいまいちわからない。
深い葛藤もあまりなく、淡々と進んでいく。
周りの人間が彼の代わりに悩み苦しんでさえいるようだ。
紛争にはアメリカなどが武器を売ったりして噛んでいるというのは聞いたことあるけど、
そういった物の裏側の世界、無間地獄を見た気分。
紛争地の組織名はどれも立派だ。しかし実際は〜
の件はいや、ほんとにその通り。
世界の良心が目覚めるまで争いが無くなることはありません。
(ネタバレ付き)
これは、重たいのきた。
映画宣伝ではもっとポップなというか、ユーモアな部分を出した映画かと思ったら、全然。
いや、確かに主人公の視点で軽妙に淡々と描いていくあたりおもしろいけど、
これはズシリとくる。
まあ、単なるエンターテイメントだと思ってたら、借りなかったけどね。
主人公は武器商人として、非常に法律的にぎりぎりな方法や、あるいはもう真っ黒黒助な方法で海外の紛争地などに武器弾薬兵器を売って売って売りまくる。
世界中で罪のない人が自分の売った武器によって殺されようがそんなものは関係ない。
商才があるらしく、彼は次第に財をなしていき、美しい妻と子供にも恵まれる。
だが、しかし途中から、金が増えていくたびに、彼は弟や、(ライバルの)同業者や、親戚、家族や親を失っていく。
自分に深く関わった者の死ですら、彼を止めることは出来ず、結局また、彼は戦場に取引をするため戻っていく。
最後に至っては、もう、多くを失いすぎたからだろうか。
人を食ったようなニコラス・ケイジの演技で、彼の内面はいまいちわからない。
深い葛藤もあまりなく、淡々と進んでいく。
周りの人間が彼の代わりに悩み苦しんでさえいるようだ。
紛争にはアメリカなどが武器を売ったりして噛んでいるというのは聞いたことあるけど、
そういった物の裏側の世界、無間地獄を見た気分。
紛争地の組織名はどれも立派だ。しかし実際は〜
の件はいや、ほんとにその通り。
世界の良心が目覚めるまで争いが無くなることはありません。
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