DVD ハピネット・ピクチャーズ 2002/08/02 ¥4,935

(ネタバレ、あるかも)
ナンバーガールがインストで参加しているというのと、
宮崎あおいが出ているということで前から見たいと思っていました。
夜中にやってたんですが、大体後半くらいから見ました。

これは勝手な見方をさせてもらえれば、
「不幸な人には不幸が寄って来る」というのの見本的な内容かな、と。
不幸な人、というのは、不幸な考え方を持った人、とも言えます。
後半から見たので少女の家族のバックボーンとかはあまりわかりませんが、
とにかく不幸の連鎖って感じです。
親があれだと、当然その子供もああなるよな、みたいな。
幼少期の環境というのは、子供の精神の形成に関連してきますし、
また、子供にとってその環境を大きく変えることは困難です。
子供だけが道を逸れるならまだしも、
親があれではもうこの先どうしようもないような感じがします。
映画の最後も、ほんとに、不幸一直線!!って感じでしたし。

話の中では、立ち直っていく事ができるような、
きっかけになるようなポイントが幾つかありました。
しかしそのいずれの扉も、脇目で見て、少女は通り過ぎました。
不幸な人には、なぜ自分が不幸なのかを考える前に、
この映画を観て貰いたいと思います。
ああ、不幸は自分自身が作り出しているのか。
と、実感できるのではないでしょうか。(実感した)

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古畑任三郎。
イチローは意外と演技良かった。
どっちかというと、向島(小林隆)さんの演技の方が、
あまりよろしくないように見えてしまった。
内容は、一夜目の方が、圧倒的に面白かった。

一夜目の藤原竜也氏。
なんか、舞台のような仰々しい動作・セリフで、大根のようにも見えてしまいそうになったけれど、でもやっぱり素晴らしい演技をされています。
舞台が多いからなぁ。
内容はとても面白かったです。

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