感染 プレミアム・エディション
2005年9月20日 映画
DVD ジェネオン エンタテインメント 2005/04/01 ¥4,935
観ました。
ガッカリです。
(ネタバレ有り尾)
経営危機の病院。
備品も底をつき始め、看護士の首を数人切ったものの、
給料の支給は遅れ、院長とは連絡が取れなくなっている。
病院に残った医師たちは皆、キャパシティ以上の労働量を強いられ、
疲弊しきっている。
しかも看護士や医師の中には、能力的に不十分な人間もいるという体たらく。
そんな中、感染症の疑いがある患者を救急チームが運んでくる。
病院の医師・秋葉は、余裕が無いと言って受け入れを拒むが……。
この映画はタイトルの通り、幽霊とか言うよりは、
病院の持つじめじめとした嫌な部分のイメージで全体の雰囲気を作り、
感染症の恐怖を主軸にして流れていく。
一つ言えるのは、退屈はしない。……語弊があるかなぁ。
ハリウッド産のパニックムービーやアクション映画のように、
次から次へと話を展開させたり場面を切り替えるため、
停滞する事が無い。
だがしかし、その内容は、不快極まりない。
言ってみれば、急流でうねりの激しい川に小船か何かで放り込まれて、
あっという間に下流に流されてしまうという感じです。
基本的に、グロさで勝負してます。
いや、それ以外の恐怖描写もあります。
例えば、物を拾おうとして人物がしゃがみ、再び立ち上がる。その流れをカメラが追うんだけど、誰もいなかったところに、立ち上がった時には人がいる、みたいな。
何となく次来るなっていうのがわかるんだけど、わかるから逆に驚きも増してしまうのかも。
しかしそれ以上に、効果音がでかいんだけど。約7割は音でびっくりします。
まあとにかく、この映画の恐怖描写は基本的には「なんだかよくわからないけど気持ち悪い」という雰囲気と、直接視覚で感じさせる気持ち悪さの二本柱です。
ここまでやると、なんかもう、えげつないというか、酷い。
そして構成というか、それ必要あんのか、という部分や人物も見られるし、細かい点においても、経営危機の病院という設定ながら、あまり客に困ってなさそうな感じにも見受けられるしで、小さな部分が気になって気になってしょうがない。
終わりの方もなんだかわけわかんなくなっちゃったしなぁ。
全否定はしない。
面白い部分もあったし、「ダメだよコレ」と思いながらも、一気に見ちゃったし。深夜三時ぐらいまで。
だけど、……期待してたのに、残念だなぁ。
個人的に良かった部分は、一部の役者さんです。
佐藤浩市さんは言うに及ばず、高嶋政伸さんの演技はとても良かったと思う。佐野史郎さんも相変わらず不気味な味を出していた。
でも、なんだかなぁ……。
観ました。
ガッカリです。
(ネタバレ有り尾)
経営危機の病院。
備品も底をつき始め、看護士の首を数人切ったものの、
給料の支給は遅れ、院長とは連絡が取れなくなっている。
病院に残った医師たちは皆、キャパシティ以上の労働量を強いられ、
疲弊しきっている。
しかも看護士や医師の中には、能力的に不十分な人間もいるという体たらく。
そんな中、感染症の疑いがある患者を救急チームが運んでくる。
病院の医師・秋葉は、余裕が無いと言って受け入れを拒むが……。
この映画はタイトルの通り、幽霊とか言うよりは、
病院の持つじめじめとした嫌な部分のイメージで全体の雰囲気を作り、
感染症の恐怖を主軸にして流れていく。
一つ言えるのは、退屈はしない。……語弊があるかなぁ。
ハリウッド産のパニックムービーやアクション映画のように、
次から次へと話を展開させたり場面を切り替えるため、
停滞する事が無い。
だがしかし、その内容は、不快極まりない。
言ってみれば、急流でうねりの激しい川に小船か何かで放り込まれて、
あっという間に下流に流されてしまうという感じです。
基本的に、グロさで勝負してます。
いや、それ以外の恐怖描写もあります。
例えば、物を拾おうとして人物がしゃがみ、再び立ち上がる。その流れをカメラが追うんだけど、誰もいなかったところに、立ち上がった時には人がいる、みたいな。
何となく次来るなっていうのがわかるんだけど、わかるから逆に驚きも増してしまうのかも。
しかしそれ以上に、効果音がでかいんだけど。約7割は音でびっくりします。
まあとにかく、この映画の恐怖描写は基本的には「なんだかよくわからないけど気持ち悪い」という雰囲気と、直接視覚で感じさせる気持ち悪さの二本柱です。
ここまでやると、なんかもう、えげつないというか、酷い。
そして構成というか、それ必要あんのか、という部分や人物も見られるし、細かい点においても、経営危機の病院という設定ながら、あまり客に困ってなさそうな感じにも見受けられるしで、小さな部分が気になって気になってしょうがない。
終わりの方もなんだかわけわかんなくなっちゃったしなぁ。
全否定はしない。
面白い部分もあったし、「ダメだよコレ」と思いながらも、一気に見ちゃったし。深夜三時ぐらいまで。
だけど、……期待してたのに、残念だなぁ。
個人的に良かった部分は、一部の役者さんです。
佐藤浩市さんは言うに及ばず、高嶋政伸さんの演技はとても良かったと思う。佐野史郎さんも相変わらず不気味な味を出していた。
でも、なんだかなぁ……。
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