パ・リーグ、結果発表。
2004年9月28日 スポーツストによる中止試合の代替は行われないためパ・リーグのレギュラーシーズンが終わった。
それでは、答え合わせをしたいと思う。
今年の春頃、セ・パ両リーグの順位を予想した(パは15ページ目の3月27日頃)。
去年も予想したような気がしたけど、応え合わせはしなかったので、今年はしようと思う。
まずレギュラーシーズンが終わった時点でのパ・リーグ順位。
1.福岡ダイエーホークス
2.西武ライオンズ
3.北海道日本ハムファイターズ
4.千葉ロッテマリーンズ
5.大阪近鉄バファローズ
6.オリックスブルーウェーブ
それでは、今度は予想した順位を見てみたいと思う。
しかし、パ・リーグの場合、予想が大変難しかったため、はっきりした順位はつけていない。
1位予想、福岡ダイエーホークス
2位予想、千葉ロッテマリーンズ・大阪近鉄バファローズ
3位予想、西武ライオンズ、北海道日本ハムファイターズ
Bクラス予想、オリックスブルーウェーブ
こんな感じだった。
しかも2位3位のところも、はっきり言ってしまえば「真ん中あたりを争ってそうなチーム予想」とくくってしまっても構わないような感じだ。
とにかくはっきりしてたのが、1位がホークスで、Bクラス確定がブルーウェーブだってことでした。
予想した当時、千葉ロッテマリーンズの場合は「補強選手次第」と書きましたが、まさにそんな感じだったと言ってもいいと思います。
補強した主な外国人打者の成績を凄くアバウトに表現すると、下記のような感じでしょうか。
ベニー……○ フランコ……△ イ・スンヨプ……×
ベニーは3割30本100打点をクリアしている点からしても、かなり優良な助っ人です。
フランコは3つともボチボチの内容で、打撃力が良いとは言えないチーム事情からしても、合格点だと思います。
ただ、イ・スンヨプが。
「俺はすでに大リーグレベル」のイ・スンヨプが。
打率は2割5分を遥かに下回り、本塁打もアジアの大砲と謳われるには14本と寂しい。打点が50あるのが救いといえば救いだ。勝利打点がチーム2位の9というのは評価できる。
ただし、三振の数が異常に多い。チーム最多タイの88個で、しかも規定打席に到達していないのだ。
少なくともスンヨプがもう少し頑張っていればプレーオフ進出は確定していただろうし、下位2名がもう少し上の成績だったら、2位争いはしていたかもしれない。ミンチーが頑張れなかったのも痛かったし、前半は小林雅の不調も響いた。
結果的に、チームは少しの差で3位争いに負けてしまいました。
大阪近鉄バファローズは見方が甘かったですかねー。投打共に。
投手の台所も苦しかったと思いますが、やっぱり野手が。
今まで打たれても打ち返してたんですが、ローズが抜けて吉岡が怪我。頼りの中村が引っ張れなかったので、5位という結果も無理は無かったですね。礒部、北川、大村が頑張ってたので、中村次第では4位も有りえたんですが。
西武ライオンズは上手いこといきましたね。
打者も和田は早期に怪我が治ってほぼフルシーズン貢献しましたし、カブレラも復帰してから打ちました。フェルナンデスの補強が大きかったですし、中島の成長がかなりの収穫でした。
定着している打者の成績は全体的に高めで、準レギュラークラスもボチボチ結果を出していました。上手く使っていますね。
野手に関しては、若手が順調に成長しているといえます。
あとは捕手とピッチャー。
伊藤監督の手腕の見せ所です。
北海道日本ハムファイターズは投手と野手のバランスが良かったんだと思います。
新庄を取ったのがやっぱ一番大きかったといえるのかも。
レギュラーと準レギュラーの成績も割といいし、投手は後ろがある程度計算できる。あとはもう2枚くらい、安定した成績を出せる先発がいれば、十分怖い存在になれる。
補強によると思うけど、来年も結構期待していいんじゃないかなぁ。
オリックスブルーウェーブ。
投壊。もうこの一言に尽きるんじゃないでしょうか?
とにかく出す投手出す投手全て打たれる。
投手の補強がほとんど意味なかったという有様ね。
安心して送り出せるのが戸叶ひとりって。もうセットアッパーとか敗戦処理とか言ってる次元じゃない。抑えの山口も防御率が高くてとても安心できないし。
というか、軒並み5点台から下だしなぁ。もうこうなってくると、本当に投手のせいだけなのかと思えてくる。記録にならないエラーだとか、守備連携のまずさだとか、やっぱりあるんじゃないだろうか。キャッチャーの資質はどうなんだろう。
本当に不思議だ。
打者に関しては、みんなある程度打っている。
率を残しているのだけど、打点が総じて低いように、走者を返すスラッガーがいなかった。オーティズがチームで一番本塁打を打っているけど、それでも24本。もちろん規定打席に到達しまくりだ(500は超えてた)。もう一人30本前後打てる選手が欲しかった。
あとはどうだろう。繋ぎの野球は出来ていたのだろうか?
どちらにしろ、投手があの調子ではとてもじゃないが勝てない。
2001年の近鉄・いてまえ打線でもたぶん打ち勝てない。
とにかく、今季5,6位の二球団が合併して、来期から新たなチームで挑みます。
どのような編成になるのかはわかりませんが、頑張ってください。
……というか、どっちのチームも投手力低いよ……。
最後に。
フリーエージェントでオリックスに移籍して1年目だった村松選手。
あなたがブルーウェーブを選んだ動機が、身体(選手生命)を考慮して本拠地が天然芝だったからなわけですが。
……合併したらどうなるんでしょうね。不憫でなりません。
それでは、答え合わせをしたいと思う。
今年の春頃、セ・パ両リーグの順位を予想した(パは15ページ目の3月27日頃)。
去年も予想したような気がしたけど、応え合わせはしなかったので、今年はしようと思う。
まずレギュラーシーズンが終わった時点でのパ・リーグ順位。
1.福岡ダイエーホークス
2.西武ライオンズ
3.北海道日本ハムファイターズ
4.千葉ロッテマリーンズ
5.大阪近鉄バファローズ
6.オリックスブルーウェーブ
それでは、今度は予想した順位を見てみたいと思う。
しかし、パ・リーグの場合、予想が大変難しかったため、はっきりした順位はつけていない。
1位予想、福岡ダイエーホークス
2位予想、千葉ロッテマリーンズ・大阪近鉄バファローズ
3位予想、西武ライオンズ、北海道日本ハムファイターズ
Bクラス予想、オリックスブルーウェーブ
こんな感じだった。
しかも2位3位のところも、はっきり言ってしまえば「真ん中あたりを争ってそうなチーム予想」とくくってしまっても構わないような感じだ。
とにかくはっきりしてたのが、1位がホークスで、Bクラス確定がブルーウェーブだってことでした。
予想した当時、千葉ロッテマリーンズの場合は「補強選手次第」と書きましたが、まさにそんな感じだったと言ってもいいと思います。
補強した主な外国人打者の成績を凄くアバウトに表現すると、下記のような感じでしょうか。
ベニー……○ フランコ……△ イ・スンヨプ……×
ベニーは3割30本100打点をクリアしている点からしても、かなり優良な助っ人です。
フランコは3つともボチボチの内容で、打撃力が良いとは言えないチーム事情からしても、合格点だと思います。
ただ、イ・スンヨプが。
「俺はすでに大リーグレベル」のイ・スンヨプが。
打率は2割5分を遥かに下回り、本塁打もアジアの大砲と謳われるには14本と寂しい。打点が50あるのが救いといえば救いだ。勝利打点がチーム2位の9というのは評価できる。
ただし、三振の数が異常に多い。チーム最多タイの88個で、しかも規定打席に到達していないのだ。
少なくともスンヨプがもう少し頑張っていればプレーオフ進出は確定していただろうし、下位2名がもう少し上の成績だったら、2位争いはしていたかもしれない。ミンチーが頑張れなかったのも痛かったし、前半は小林雅の不調も響いた。
結果的に、チームは少しの差で3位争いに負けてしまいました。
大阪近鉄バファローズは見方が甘かったですかねー。投打共に。
投手の台所も苦しかったと思いますが、やっぱり野手が。
今まで打たれても打ち返してたんですが、ローズが抜けて吉岡が怪我。頼りの中村が引っ張れなかったので、5位という結果も無理は無かったですね。礒部、北川、大村が頑張ってたので、中村次第では4位も有りえたんですが。
西武ライオンズは上手いこといきましたね。
打者も和田は早期に怪我が治ってほぼフルシーズン貢献しましたし、カブレラも復帰してから打ちました。フェルナンデスの補強が大きかったですし、中島の成長がかなりの収穫でした。
定着している打者の成績は全体的に高めで、準レギュラークラスもボチボチ結果を出していました。上手く使っていますね。
野手に関しては、若手が順調に成長しているといえます。
あとは捕手とピッチャー。
伊藤監督の手腕の見せ所です。
北海道日本ハムファイターズは投手と野手のバランスが良かったんだと思います。
新庄を取ったのがやっぱ一番大きかったといえるのかも。
レギュラーと準レギュラーの成績も割といいし、投手は後ろがある程度計算できる。あとはもう2枚くらい、安定した成績を出せる先発がいれば、十分怖い存在になれる。
補強によると思うけど、来年も結構期待していいんじゃないかなぁ。
オリックスブルーウェーブ。
投壊。もうこの一言に尽きるんじゃないでしょうか?
とにかく出す投手出す投手全て打たれる。
投手の補強がほとんど意味なかったという有様ね。
安心して送り出せるのが戸叶ひとりって。もうセットアッパーとか敗戦処理とか言ってる次元じゃない。抑えの山口も防御率が高くてとても安心できないし。
というか、軒並み5点台から下だしなぁ。もうこうなってくると、本当に投手のせいだけなのかと思えてくる。記録にならないエラーだとか、守備連携のまずさだとか、やっぱりあるんじゃないだろうか。キャッチャーの資質はどうなんだろう。
本当に不思議だ。
打者に関しては、みんなある程度打っている。
率を残しているのだけど、打点が総じて低いように、走者を返すスラッガーがいなかった。オーティズがチームで一番本塁打を打っているけど、それでも24本。もちろん規定打席に到達しまくりだ(500は超えてた)。もう一人30本前後打てる選手が欲しかった。
あとはどうだろう。繋ぎの野球は出来ていたのだろうか?
どちらにしろ、投手があの調子ではとてもじゃないが勝てない。
2001年の近鉄・いてまえ打線でもたぶん打ち勝てない。
とにかく、今季5,6位の二球団が合併して、来期から新たなチームで挑みます。
どのような編成になるのかはわかりませんが、頑張ってください。
……というか、どっちのチームも投手力低いよ……。
最後に。
フリーエージェントでオリックスに移籍して1年目だった村松選手。
あなたがブルーウェーブを選んだ動機が、身体(選手生命)を考慮して本拠地が天然芝だったからなわけですが。
……合併したらどうなるんでしょうね。不憫でなりません。
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