SCHOOL GIRL BYE BYE

2004年6月6日 音楽
Number Girl CD インディペンデントレーベル 1999/02/10 ¥2,100

あー、もうやばいって。
もしもナンバーガールが解散していなければ、もしかしたら自分の中の好きな音楽アーティスト暫定一位は彼らだったかもしれない。
ここんところナンバーガール漬けですよ。

彼らと出会ってまだ一年経っていないと言うことも手伝って、その詩世界について深く洞察をしたことはないけど、それでも惹かれるものがある。
特に初期のナンバーガールの、あの楽曲のポップさとセンチメンタリズムはどうも自分の胸を締め付けて放さない。

自分は絶対他者よりもコミュニケーション能力が劣っているため、環境に適応しにくい面がある。
そこからくるのだろうが、変化を強くは好まない性質があるのだ。
これから来るまったく未知なものへの対応と言うものよりも、今まで築き上げてきたものへのこだわりと言うか、執着が強い。
つまり、過去や思い出といったものがどうしても自分の中では大きな部分を占めることになる。
そういう意味でこのセンチメンタリックな心持ちを大いに震わせてくれる(特に初期の)ナンバーガール作品は、自分の中では必然と存在が大ききなっていったといえる。たぶん。ようわからんけど。
そこへきて彼らのメロディーやら、向井氏のボーカルやらは自分の琴線に触れるわけでして、自分にとってこれ以上のバンドが現れる可能性はかなり低いでしょう。
THE BACK HORN はもちろん好きだけど、それでもナンバーガールはある意味ずば抜けている。

それでまあ、今日も今日とて聴くのです。

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このレコードを君は嫌いって言った
この曲を笑いながらヘンな歌って言った
あの曲を いま聞いてる
忘れてた 君の顔のりんかくを一寸
思いだしたりしてみた

(IGGY POP FANCLUB)

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