アメリカ大リーグのチーム・ヤンキースをヤンキーの集団と言うのはベターだが、キスを拒んでいる女性のセリフにとる人はそうはいない。

「やん、キース」

こんなことを必死で考えている人はきっと日常的に肋骨の一本くらい折れているんだと思う。普通に折れてる。
そしてきっとそういう人の脳味噌は粘土で出来ていて、小学校のときのあだ名が「パンスト」という粘土とはまったく関係の無いところからつけられ、その不条理さに※悶々とする幼少期を過ごしているんだと思う。
※(「パンスト」自体はどうでもよくて、何でそこなんだ!!という疑問のみ)

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量子論というと何か小難しそうだけど、結構面白い。

特に面白いのが、多世界解釈。
いわゆるパラレルワールド。
とあるパラドックスを、論理上うまく説明できる考えで、かなりワクワクさせられる。

大雑把に書くと、世界は可能性の数だけ存在する、というものだ。
我々が過ごしている時間、とっている行動、その時点での可能性の数だけ、世界が分岐していると言う。
例えば部屋を出るとき、右に曲がる自分と、左に曲がる自分、それぞれの世界が分岐して生まれるのだ。

そう考えると、今こうして一つ一つの行動をしているこの時の自分や世界と言うのが何か面白く感じられる。
特に、迷って何かを決めるときとかは、ああ、俺の選択とは逆の選択をした俺(俺を含んだ世界)もいるんだな(あるんだな)、なんて考えてしまう。

そういった世界は物理的には繋がっていないらしく、存在を確認することは出来ないらしい。
だから結局、今いる自分しか知ることしか出来ないのだ。

可能性は無数に存在する。
しかし、現実に真実は一つしかない。
今の自分に責任、というか、まあ、俺の選んできた俺だから、と思って、前を向いて生きていくしかないんだな。結局。

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