何処へ行く(俺)。
2003年5月6日今日は小説に手を付けようと思っていたんですが、その前に明日から会社に車で出勤するので、経路を確認しようと車で出かけました。
おそらく往復1時間ちょっとで済むものと思われました。
しかし、どこをどう間違えたのでしょうか。
1時間経っても会社にすらたどりつきません。
どうやら母親譲りの方向音痴ががんばりだしたようです。
これはいけないと思い出しました。
ガソリンだってそんなに入っている状態じゃないし、何よりトイレに行きたかったのです。トイレに行きたかったのです。2回いってみました。とりあえず家に引き返そうと考えて、帰路にハンドルを切りました。
途中までは見たことのある風景が流れていました。
順調に帰っているように思えました。
車内のMDも口ずさむほど、余裕をかましていました。
でも、おかしいことに気がつきました。
窓の外が、途中から見たことのない風景に変わっていました。
あれ、おかしい。あれ?
この言葉を何回頭の中で繰り返したでしょうか?
確かに交差点を曲がるのが2,3個遅かったり、適当に路地を曲がったり、「たぶんここを曲がれば帰れる」などと考えて進んでいたのは悪かったと思いますが、そんなことを悔やむほど下腹部の余裕がありませんでした。
もう結構限界だったのです。
焦りと限界でクラッチやブレーキを何回も踏みつけたり、エンストを数え切れないほどやってしまいました。3回連続でエンストしたりしました。
エンスト→エンジン起動→エンスト→エンジン起動→エンスト→エンジン起動。
というか、後ろの車の方、すいません。
最初は会社までの道順確認でしたが、途中から「無事に家まで帰宅」に命題が変わっていました。
しかし幸いなことに、ここは静岡県は浜松市。
アクトタワーという気の利いた目印があるのです。
全長200メートルくらいあるから、よっぽど遠くに行かない限り見えます。
それを頼りに何とか市街中心部まで戻り、ついでに会社まで行き、家に帰り着きました。
2時間かかりました。
ガソリンが無茶苦茶減りました。
なぜかすごく疲れました。
そんな一日。
(ヤクルトが勝ったのが唯一の救い)
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