夜中の3時に目を覚まして、居間まで行ってテレビをつけた。
新聞を見ると、「蒲田行進曲」の文字がある。
名前は知ってたけど、今まで見たことはなかった。
アカデミー授賞式でちょっとだけ紹介されててちょっと見たかったし、朝まで暇だから見ることにした。

いやはや。
いいですな。
泣いてしまいました。不覚にも泣いてしまいました。

これは書いてはいけないことなのかもしれないけど、
ラストの方で泣きました。
そして、驚きました。
シックス・センスもラストを言ったらいけない映画だけど、この映画もそうだな、と思いました。
……え、そうだよね?
この映画って、そういう映画だよね?

けどまあ、見てて「あれ?」って思ったところは、ラストを見たら「そういうことだよな」、と納得します。

と言うか本当に、見てない人には言ってはいけないことなんだけどね。ラストを意識させてしまうから。勘ぐると言うか。

そういえば、ニューシネマパラダイスもラストで泣いたなぁ。
あの映画は驚きはないけど、「そうくるか」とは思った。

ともあれ、深作欣二監督。
深作さんが撮ったんだもんなぁ。
スティーブンキングがスタンドバイミーを書いたようなもんか。
いやはや。

しかし、父親は間が悪い。
ラストの泣いて一段落したあたりで起きてくるんだもんなぁ。
目が赤いとバレるから、逃げたけどね。
というか、自分、そういうところで運が悪い。
ニューシネマパラダイス見て泣いてるときに友人Kが訪ねてきたり。


















さて、しゃべり場。
しゃべり場に出たいとは思ってるんだけど、
出場希望の手紙を出さない理由。
例えば、

「2003年3月30日(日) 収録予定
 損得で人とつきあっちゃダメですか?
 提案者 : 濱崎 慧 (16歳・富山)
 中学生まで僕は誰とでも仲良くしたいと八方美人的に振る舞ってきました。でも中学に入って、クラスでは嫌われ者だった友人とつきあいその結果裏切られ、誰とでも仲良くすることに意味はないと思うようになりました。今は勉強ができたり、女の子にもてるなど自分にとって得るものがある相手としかつきあわないようにしています。損得を計算して人とつきあっちゃダメですか?」

別に好きにすればいいと思います。

この一言で上の質問にはある程度の決着を、自分の中ではつけてしまうんですね。もちろん、話していくうちに、この文には無いことも出てくると思うわけで、そこで話が広がっていくということは否定しませんが。

要するに、これと同じ感じで、自分の提案も一言で片付けられないだろうか、と。話が広がらないことの方がダメじゃないですか。
というか、今自分が考えてるテーマは抽象的で、その時点で何を主軸に話していけばいいのか、不安です。
話を進行していく自信が無いと言うか。

で、最初に立ち返ります。
さっき自分は提案に一言で答えました。
それはつまり、「人には人それぞれの人生があって理由があって、条件や様々な環境があって生きているわけで、あなたのことは否定しないよ。あなたが良いと思ってるならいいじゃん」

と言う考えの下の解答なんです。

しかし、ただそれだけじゃいけないということも、自分では思ってるんです。そういう風に人を尊重することは大事だけど、そんなことは結構みんなわかってると思うんでね。
そこから自分の意見を言わなきゃいけないだろう、と。
そういうことを含めたテーマを考えてるんですけど、どうもなぁ。
イメージが膨らまない。
というか、本当なら純粋に普段浮かんだ疑問や提案を提出すべきなんだろうけど、自分の場合しゃべり場に出たいがために考えてるテーマだからなぁ。
その時点で足元すくわれそうだ。

う〜ん。
出られるんだろうか。

コメント