何をするにも部屋の散らかりが気を散らしていたのでこの機会に掃除をする。
 ある程度大がかりな掃除となると、一時的に部屋がカオスになったりするから、それは過去の掃除や片付けでわかっているから、やれるタイミングというのは限られていた。
 冷蔵庫前にやむなくたこ足配線で放置されていたコンセント。ドアが開けづらくて難儀していたし、そのほか中途半端に配置してあった家具をどう置くかとか、なんやかんやで時間を食う。
 しかしこれが解決すれば、別のやりたいことに集中できる。と信じている。

 人生とはわからんものだ。ここに来てなんだか先が見えなくなってきた。
 俺は何をやりたいのか、何をやっていくことになるのか、全く読めなくなってきている。
 人生の目標とか、やりたいこととかがはっきりしていれば、道というものも明確に見えるのだろうけど、今は未来が重ね合わさった状態に感じる。シュレーディンガーの猫状態。

 ジョナサン・ケイナーが鬼籍に入られた。合掌。

 サターンリターンが、たぶんそろそろ終わる頃、か、もう終わっている頃だ。
 前々からよく思うのは、
「去年1年、毎日ほんのちょっとずつでもあれをやっとけば、今頃はこういうことが身についていただろうになぁ」
 ということ。

 ほんとに毎年思う。
 でも日々の中では、その時の自分のことで精一杯の上に、
「今からこれ始めたところで一体何になるんだ、将来どの程度身についているって言うんだ」
 などと言い訳を心の中で棒読みしたりして、結果一年後、今までと何ら変わらぬ自分がいたりする。

 実際人と比べてキャパの少ない不出来な自分としては、日々を支障なくこなすための休養(家で横になって1ミリも動かない、とも言う)はどうも必要なのだ。できることなら明石家さんまさんみたいに寝ずにパフォーマンスを発揮できる人間になりたいが、それはなかなか無理らしい。
 かといって、それを押して何かしないと、進歩の無い自分が待っているだけなのも事実ではある。

 で、そろそろ無理をする頃じゃなかろうかと思うわけだ。
 どうやってやるかなんだよな。
 無理したことないからわからないんだよね。
 学生時代にスポーツとか勉強で無理した人達尊敬するわ。すげぇ。
 無理しつつちゃんと毎日を過不足なく過ごしてる人ほんとすげえ。

SMAPの解散報道だが、最初に聞いたときはさすがに驚いたが、その日のうちに実は壮大な計画なのではないかという気がした。

まずSMAP自体すでに国民的なアイドルグループであることは自他共に認めるところだと思うし、関係者含めほぼ誰も解散を望んでいないところだと思うと言うのが一点。
そして25周年の年の、年明け早々にこういった情報が出てきたと言うことが一点。

25周年という年をSMAPイヤーにするための前振りなのではないかと。
彼らの場合、超が付くほどの国民的なアイドルなので、国民的規模の大がかりなドッキリも可能なのかなと。

もしかしたら本当にこういう話があったのかもしれないけど、すでに解決済みで、それをひっくるめて世の中に仕掛けよう、みたいなことなのかもしれない。

実際の所は分からないけど、ね。
 自分がスワローズファンと言うことを知る人はソフトバンクとの日本シリーズ2戦を指して、残念だったねとか、ぼろ負けだねとか、何かしらのネタにするのだけど、自分としてはそれほど気にはしていない。
 このシリーズについては優勝できればラッキー、と思っていた。
 何というか、90年代、野村克也監督が就任後初優勝した年の対西武日本シリーズとダブらせている。その年の日本一は逃したが、翌年西武と再戦して、見事に日本一になった。

 むしろ心配なのは今後のスワローズの戦力だ。
 昨年のドラフトで即戦力として獲得したはずの選手がことごとく戦力にならず、しかも2軍ですら結果を残せずの状態であり、加えてそれ以前に加入している選手も怪我やら伸び悩みやらで1軍をカバーできる人材が不足しているのだ。
 正直一軍戦力だけで怪我人が出なければある程度来年もやれると思うが、層は厚いとは言いがたい。若手不足のため育成目的での指名が必要ではあったが、今年のドラフトで獲得した選手、特に投手では実質即戦力一人であり、底上げという意味では心許ない。
 そして最初にも書いたとおり、2軍で若手が伸びていない点が、今後を考えたときに不安材料として大きいのだ。

 こうなってくると、投手野手問わず、とりあえず他球団で解雇された(しかし決して成績的には悪くない)若手、中堅の選手を獲得するのも手ではあると思う。

・スワローズのドラフト
 思ってたんとちがーう。

・久しぶりに見た歌丸さんの喋りに以前の鋭さが見られず、寂しくなる。



 久々に見た映画の感想。
「キングスマン」
 キックアスの監督の手がけるスパイ映画と言うことで、映画宣伝のPVも面白かったので見に行ってみた。特殊機関のプロと、資質はあるがずぶの素人の出会い、訓練、そして個性的(魅力的)な敵との戦い。
 スパイ映画と言うことでもっとなんかこう駆け引きとか工作とかそういうのをイメージして見に行ったんだけど、どっちかというとアクション色が強かった。
 そしてキックアスみたいに結構登場人物の死が淡々としているというか、割とあっさり重要人物が死ぬ。まあこれは監督と言うよりは脚本の話か。
 面白いことは面白かった。続編とかも作れそうな感じだった。

「ピクセル」
 人間の挑戦だと誤解した宇宙人が懐かしのゲームを模して侵略してくる。かつてそのゲームでならした、でも今はパッとしない大人達がそれに受けて立つ話。
 完全にコメディベースの作品なので、あんまりハラハラ感は無い。そして全編通してお下劣。もうね、お下劣。とにかく、下品。
 子供とかもターゲットの範疇だと思うんだけど、親としてはあんまり見せたくなくなるような下の話ばっかり出てくる印象。
 話としても王道というか、パッとしない主人公が頑張って活躍してハッピーエンドという感じで、見終わった後何も残らない率が高い。
 まあ2時間弱、それなりに楽しめるので、こういう内容に興味があれば悪くないかも。
 あと、パックマンだとかドンキーコングだとか出てくるあたりで、さすがに日本に対する敬意の払い方みたいなのはあちこち出てた。

--------------------------------------------------------------

 野球プレミア12の日本代表について。

 メジャーの選手はいないけど、日本国内で見た場合に夢のようなそうそうたる顔ぶれが並んでいる。
 が、なんとなく万能というか、全体的に優れた選手が多い気がする
 例えば巨人の鈴木とか、広島の菊池みたいな、スペシャリスト的な人物が少ないかなあと言う気がしている。
 年齢的な部分ではねられている選手もあるだろうけど、勝ちに行くのであればそこは今後無視したいね。そして、スペシャリストは欲しいと思う。

--------------------------------------------------------------

 スポーツの面白さはライブ感と、それ故の何が起こるかわからない、筋書きの無いストーリーと言われる。
 ワールドカップ前のラグビー日本代表については、新聞でちょこちょこ、上位の国を倒したみたいな記事を読んでいたので、昔に比べてちょっとは強くなったのかな位に思っていたのだけど、いやはや、これほどとは。
 ちょっとは期待していたのだけど、想像以上だった。特に初戦はほんとに劇的だった。
 これだけやっちゃうと、次回が怖いね。

--------------------------------------------------------------

 スワローズのドラフト。
 高校日本代表に選ばれていた上野投手は大学に進学するそうだから、それなら野手を1位指名かなぁと言う気がする。
 とにかく野手。若手の野手。2巡目までは有望な野手がいれば積極的に取っていって良いと思う。
 もちろんそこは力量や伸びしろとの総合判断だから、2巡目で投手というのももちろんだけど。



上野は良いピッチャーだなぁ。
低めやコーナーに制球されていた。性格も良さそうだ。
他球団の動きにもよるが、1位で投手、2、3位で高卒野手が欲しいかな。
スワローズの場合近年大卒、社会人出身の投手が活躍する傾向にあるので、どの投手を取りに行くのかは難しいところだ。
一方野手は高卒出のレギュラーが多い。今は。
 今年のヤクルトスワローズのドラフト補強はまず若手の野手だろうな。
 近年即戦力投手中心の補強だったから、高卒ピッチャーも欲しいけど、それ以上に若手の野手。高卒で才能のある選手であれば積極的に取りたい。
 現在の主力野手の年齢を見ると、今脂がのっている選手ばかり。今後下降線になったり、メジャー流出の可能性のある選手も見られる。野手の育成と定着は時間がかかるから、今のうちからどんどん取っておきたい。
 キャッチャーは毎年のように良さそうな選手を獲得しているし、現状中村悠平が一本立ちして、怪我さえなければ今後長くレギュラーを張れそうだから、内外野で欲しいな。
 ピッチャーに関しては、実際毎年ドラフト1位で藤浪とか、安楽とか、積極的に若い選手を取りに行っていたのだけど、古田以降くじ運のある人間がスワローズのトップにおらず、外し続けてきた(外れ1位が活躍したりもしたのだけど)。
 ただピッチャーに関してはドラフト4位で取った選手が思いがけずに活躍する、ということも毎年珍しくないし、確実に力のある選手を一人二人取れれば良いかなと。
 今後のことを考えると、まずは野手だろう。
 稲川淳二、今夏も行けなかった。
 ホラーの養分が足りない。

 幽霊とかそういうのは、否定できる根拠を持ち合わせていないので「いない」とは言わないが、日常生活で特別気にしているわけでも無い。
 自分にとってホラーとはエンターテインメントであって、要するに面白ければ良いのである(ここで言う面白いとは怖いと言うことだ)
 スワローズの調子が悪い。
 真中監督の当初の構想だった2番川端が、現状ミレッジの早々の離脱とバレンティンの不在で実現していない。
 野村克也さんの言うように、特別で独自の作戦というのは選手に優越意識を持たせる効果もある。なので、現状でももっと攻撃的な打順を組んでもいいと思う。
 山田、川端、畠、雄平、という具合に。

 松井のバッティングを見る機会があったのだけど、しっかりした足腰の土台のもと、低い重心でバットを振り抜いていた。硬さもあまり感じさせず、レギュラーで起用する価値は十分あると思う。
 西武の森にしろ横浜の筒香にしろ、重心が低く呼び込んで振り抜けるというのは魅力的だ。
電子書籍楽だわ。
e-ink系のは反応が遅くて性に合わないと思ったから液晶のタブレットタイプにしたけど、正解。少なくとも現状大変重宝している。
あとは目に与えるリスクだな。ブルーライトカットフィルムは貼ってはいるが。
あと、kindle専用osってのが地味に不便。

今更だけどクラウドって凄い便利ですね。
onedriveかマイドライブか、googleappsかoffice onlineか、何を使ってどう連携させれば良いのか、

わからん。

わからん。
自分の中で何かがうまく噛み合っていない。
それが何かはわからない。わかっていることもあるし、何となくそうだろうな、という予想がつくものもあるけれど、全体的にぼんやりしていてはっきりしない。
何から何までハードルが高く、時間が足りないような気がしている。
どっから手をつけていいものやら。

誰か俺の中のOSとかCPUをバージョンアップしてくれねーかな。
こいつはポンコツだ。どうにもならん。
 今のスワローズの補強を見ていると、現状のアベノミクスを思わせる。3本の矢のうち、2本はとりあえずうまく放ったように見える。
 残りの一つがまだ見えてこないのだ。

 スワローズの補強の一つ目の矢はドラフトでの即戦力投手を中心とした指名だ。
 二本目は成瀬と大引というチームの核となりそうな選手の獲得。
 三本目に必要なのは、選手層を厚くする、と言う意味で、実績のある自由契約選手の獲得、である。

 近年のスワローズはドラフトで獲得した選手の内の何人かがルーキーイヤーに1軍で活躍してくれているからその点は期待できるが、未知数であることには違いない。
 成瀬と大引は現状のNPBにおいて進行形で実績を上げている選手達であり、実力、年齢的にチームの中核となり得るし、課題であったポジションを埋めるという意味で大きい存在だが、数だけで見ればあくまで2人でしかない。

 主力の脇を固められる選手、あるいは主力が抜けた際に穴をカバーするための、ある程度計算できる戦力、と言うものが必要になる。

 自由契約選手の獲得では、最近のスワローズは失敗が多いため、あまり積極的ではなかったのかな、と言う気もする。しかし、選手層の厚み、というのは、シーズンを通した戦いで非常に重要になってくる。

 DeNAが獲得した岡島にしてもそうだけど、気になる選手はちらほらいただけに、その部分についてはどうなのだろうか、と言う気がしている。
 まあ、結局戦力の獲得は金かかるわけで、あまり贅沢ばかりも言えないのだけど。

 となると、実際のアベノミクスのように、「持続的な成長戦略」、が必要なのか。
 選手をどう伸ばすのか、将来を見据えた補強をどうするのか、ということだろうか。
 久々に映画館で映画を見た。
「インターステラー」だ。
 インターステラーというと自分なんかはアヴェンジャーズインサイファイの「ディライトスライトライトスピード」という曲を思い出してしまうが、それは全く関係ない話。

 異常に見舞われている地球に住むとある一家。その家長たる父が家族を地球に置いて、地球に代わる惑星を探しに行く、と言うのが非常にざっくりとしたあらすじなんだけど、これが一筋縄ではいかない内容になっている。
 はっきり言って、これ、日本なんかでは絶対に作らないような、ハードなSFとなっていて、あちらは大金を使ってこういう映画が作られるあたり、国民性の違いがあるなあと感じる。

 話の軸としては、可能性のある他の惑星を探しに行く、という明確な目的があるので、観客は物語に入り込みやすい。そこに家族愛、時空を超えた想い、と言うテーマを載っけていて、これが見事にSF的な話の筋と絡まっていてうまいなあと感じた。
 この辺やはり日本の粗さが目立つ映画脚本にはできない。ハリウッド映画の場合、仮に脚本が多少無茶でも映像でごり押しできる部分があるとはいえ、この部分は日本とはかなり差があると思う。

 科学的、というのは、観察して仮説を立て、実験して実証する、という流れによって証明されたもの(だと思う)だ。だから、それによって証明されたもの、あるいはそれを応用して取り扱える事象に対しては科学は非常に有効である。
 一方で逆の言い方をすれば、科学的プロセスで証明できないことは、非科学的と言うことになり、そういった事象は取り扱えなくなる。
 幽霊は非科学的だ、というのは、幽霊が存在しないと言うことではなく、単に科学で取り扱えない、または解明されていないと言うだけのことである。
 そのものがあり得ないことである、と否定することは、実はかなり難しいことなのである。

 そう考えると、この世の中というのはまだまだわからないことや、可能性が溢れていることが、何となくわかる。
 書店で最新の宇宙論や物理に関する入門書を読んだりすると、なんだかもう突飛すぎていて宗教とか空想とかSFとか、そういう世界だなあと感じることがある。科学という分野を突き詰めていくと、意外にそういった内面世界や、超常現象、神秘主義と境界がなくなってくるのかもしれない、とか思ったりもする。

 そういう風に自分が常々思っていたことを、この映画は見事に話としても、映像としても、悔しいくらいに表現してくれている。
 自分が語れるわけじゃないが、SF好きならば楽しめるのは間違いないだろうし、話としても、親子愛を軸として、人間的な感情をしっかり描いていて、この点でも普遍的に皆が共感して感動できる作品となっていると思う。

 自分は見終わった後に、とても寂しい気持ちになることがある。そう言う映画というのは、大抵出来の良い作品で、もう少しその世界に浸っていたい、まだ終わらないでくれ、と言う置いて行かれたような心情から出てくるものだと思う。
 この映画についてもとても強烈な寂しさを見終わった後に感じた。

-----------------------------------------------------------------------------------

 ところで自分は中学の頃に「コンタクト」というSF映画を見たことがあるのだけど、その映画で初めて映像化されたワームホールを見てワクワクした記憶がある。
 ネタバレになるのであまり書けないけれど、この作品でもそんな、「どうやってあの概念や事象を映像にするのだろう」という所が出てくる。
 そんな難しい部分に積極果敢に挑んで見事な映像を作り上げたスタッフには拍手を送りたい。

 最後に一つ、疑問だけ(ネタバレ含む)。

 主人公は彼らに導かれたが、その彼らを導いたのは一体?




 自分の場合、特に野球が好きなんだけど、なかなか贔屓のチームの試合をテレビで見ることができなかったせいか、新聞やネットなどで紹介される数字を追うことが多かった。
 数年前には選手名鑑とにらめっこをして、各球団の戦力を分析したりしたこともあった。
  そうすると、ファームでの成績が良いのになぜか一軍で起用されなかったり、1軍で成績がいまいちでもそこそこ起用されていたり、と言う選手が見つかったりする。
 また、数年間の個人成績から、だいたいおおよそ今年もこれくらいの活躍だろうな、と言うことが予測できたりするようになった。
 そう考えたときに、起用した方が良さそうな選手が冷遇されて、たぶんいまいちだろう、と言う選手が試合に使われることがどうして起こるのか気になった。

 実際、テレビで選手を見ていると、成績はいまいちだけど、凄く可能性を感じさせる球を投げている、とか、身体能力が凄く高くて期待を持たせる、という人達がいることも確かだ。そこにプラスして、性格面なども、監督やコーチは接していて感じているのだろう。

 野球に限らずだが、選手の伸びや衰えは不確定要素で、断言できることではない。しかし直接目で見た印象によって、客観的に判断すべきことがないがしろにされてしまうこともある(そのことによってプラスの結果になることもあるが)。
 実際目で見た印象というのは強烈だ。
 例えばアマチュアの成績など自分は全く把握していないから、目で見た印象で菊池雄星は凄い、絶対獲得すべき、と思ったが、現状西武ライオンズで伸び悩んでいるのである。

 数字だけで判断できるとすると凄く味気ない気もするが、数字というのはやはり馬鹿にならない気がする。現場で指導する際も、その見た目から受ける素質と数字の乖離がどうして起こるのか、検証する材料になるはずだ。
 スワローズが今年はいつになくFA補強に積極的だ。
 成瀬と大引の獲得が有力になっている。個人的には宮西いいなぁ、と思っていたのだけど、残留するみたいだし、宮西の残留宣言以前に成瀬と大引の獲得が早々と有力になっていたため、いずれにしても獲得できなかった可能性が高い。
 金子も然りだろうな。人気だし。

 で、FA補強の際に気になってくるのは人的補償だ。
 ランクA~CまでのFA選手のうち、A、Bの選手を獲得する場合、前所属球団は望めば人的補償で移籍先球団から一人獲得できる。
 ただし、移籍先球団は28名にプロテクトをかけることができる。

 では、スワローズは誰にプロテクトをかけるのか。
 相手がどこであろうと、チームに必要不可欠として、必ずプロテクトをかける選手と、相手チームのチーム事情を考慮してプロテクトをかける選手とがいると思われる。

 個人的に確実にかけておきたいのは下記の選手。
・館山、石川、小川、由規、八木、村中、秋吉
・山田、畠山、雄平、川端、中村、飯原
 以上13名

 ここで、成瀬と大引の所属先であるロッテと日ハムのチーム事情を考えてみたい。
 といっても最近はあまりどっぷり野球を調べられないので、正直他チームの事情というのがわからない。何となくの印象から行くと、

・千葉ロッテマリーンズの補強点
→野手全般、特に強打の野手、正捕手候補、先発投手、次いでリリーフ投手

・北海道日本ハムファイターズの補強箇所
→率を残せる(長打が打てればなお良い)野手、遊撃手、大野の対抗となる捕手、先発投手

 と言ったところだろうか。
 なので千葉ロッテには、
・石山、松岡、赤川、中澤、岩橋、山本哲、児山、杉浦
・飯原、武内、松井、田中、荒木、西田、森岡

 あたりだろうか、細かなところは好みや印象で変わってくると思う。
 そうなると、リリーフも先発もできる七条が残る。2軍での成績は良いが、1軍ではぱっとしないし、同じようなタイプの木谷や古野や徳山にしても、あえて取りに来るだろうか? と言う気はする。
 そうなると若手だが、平井は故障して以降まだ登板機会はほぼないし、他の投手もあまりにも2軍での実績に乏しい。
 野手に関しては比屋根や三輪や上田、谷内などの、俊足だけど率がいまいちとか、ユーティリティだけどこれといったものがない、と言う選手が残る。
 ロッテにはそういう選手や同タイプの選手が多いから、この辺もあえて取りに来るかというと微妙。
 可能性としては、ユウイチあたりは年齢がいっているけど、打力がある点で興味を示すかもしれない。
 ショートには鈴木が定位置を奪取しそうなので、あえて森岡ぐらいにプロテクトを絞って、比屋根やユウイチあたりを入れても良いかもしれない。

 日ハムはどうかというと、
・石山、松岡、赤川、杉浦、中澤、岩橋、児山
・飯原、武内、田中、西田、荒木、谷内、西浦、森岡

 大引がFAで、金子も引退、となると、層を厚くしたいと思われるため、重点的にショートをプロテクトしたが、日ハムは昨年のドラフトで渡邊諒という高卒の遊撃手を1位で指名している。飯山は、現在まだ所属しているのかどうかわからないが、所属しているとして、渡邊を将来の主力として飯山との併用で起用する可能性もあり得る。
 しかし稲葉が引退し、小谷野もFA流出の可能性があるため、内野を守れるユーティリティプレイヤーを欲する可能性があるし、中距離ヒッターを欲する可能性もある。
 谷内や西浦あたりを外して、松井をプロテクトするのもありだと思う。村田選手が戦力外になったから、比屋根などの俊足系の野手を一人入れても良いかな。
 
 リリーフは充実している印象があるため、先発ができそうな中でめぼしい投手、左のリリーフで期待できる選手、と言うことで上記の選手をプロテクトした。
 
 ただこうしてみるとやはり選手層というのはそんなに厚くはないなという印象。
 28人のプロテクトだとめぼしい選手はかなりプロテクトできてしまう。
 この中であえて取りに来るだろうか?
 と言う気はするが。どうか。

------------------------------------------------------------------------------------

 そういえばオフの調査でバリントンも獲得する可能性があるとかないとか。
 もしそうなれば、来シーズンの展望はかなり明るくなる。

 皮算用だけど、館山、石川、小川、成瀬、バリントン、この実績のある選手達が全て怪我なく順調に機能すれば、一気に12球団で最強クラスの先発ローテになる。
 6人目や谷間、控えに八木や杉浦、石山、新人の風張、故障明けの由規などが入ってくると、十分1シーズン乗り切れる。
 リリーフが不安だけど、先発には入れなかった選手をリリーフに回せるし、14年シーズン終盤には一部選手に明るい兆しが見えていたため、これも含めて多少層は厚くなっている気はする。
 ドラフトでも、一応即戦力の投手を多めに獲得しているし、彼らのうちの誰か一人でもリリーフ陣に入ってくれて、バーネットが残留すれば、それなりに踏ん張れるのでは。

 トライアウト組で、前巨人の星野は取らないのだろうか?
 まあ、近年トライアウトで獲得した選手はことごとく活躍できていないから、取らないのかな。
 テレビ番組の企画。

 たけし、さんま、タモリのビッグスリーを起用。
 出演料だけで凄いことになりそうなので、企画内容自体は金のかからないものを行う。
 まあこの人達だったら椅子だけ用意して喋らせるだけでも面白くなりそうだけど。
 あるいは視聴者から金を無心する。
 こういう企画をやりたい、ということを提案させて、それに金を出しても良いという視聴者から金を集める。

 これがとんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンとかだと数も多くなってくるし、関係性とかどうなんだろうとかなってきてイメージが湧かないなぁ。




 安楽投手が入ってくれたらスワローズにとっては大きかったが(故障のリスクは怖いけど)、まさか2球団競合で外すとは……。
 ここまで一位指名を外すとちょっとなあ。そう考えると古田さんは運を持ってたんだなあと思う。増渕や由規を引き当てたあたり。持っている人ってのはいて、スター気質だったり、なにやら引き寄せる性質を持ってるんだよな。

 個人的にアマ球界については詳しくないので、今回のドラフトが良いドラフトだったのか全くわからない。完全に勘で予測するしかない。
 ドラ1の竹下選手よりも、2位の風張選手の方が気になる。何となくやってくれそうな気がする。


 個人的に小川監督の選手起用は好きだったし、特に畠山、川端、高井雄平という応援している野手を積極起用してくれて、実際そのチャンスをものにした(まだこれからが大切だけど)のは小川監督政権下だったわけだから、尚更そう思う。

 あまりにも怪我人が多かったのが気の毒だった。どうしてこんなに怪我人が出るのか。そういったリスクのある選手を取ってきてしまったのか? リスクの改善をできなかったコーチの問題なのか? 起用法の問題なのか、あるいは自己管理できなかった選手の問題なのか?

 半年以上戦うプロ野球において、選手層の厚さというのが優勝するために必要な条件になってくるが、金のない球団にはよそから即戦力を取ってくるという方法は難しいので、どうしても未知数の選手を獲得したり起用したりする賭けに頼らざるを得ない。
 もちろん選手の育成も重要だけど、時間がかかるし、一流のレギュラーを作るのもやっとなのに、レギュラーの抜けた穴を埋められる選手までもとなるとなかなか難しい。

 つまり、そういうチームは基本的にシーズンはベストメンバーがそろっていないと行けない。どのチームもスタメンの数や一軍登録のメンバーは決まっているため、少ない枠の中だけでも良い選手で固められれば、選手層の厚いチームや一流を集めたチームとも伍することができる。長いシーズンを戦う上で、レギュラークラスの離脱は当然少ない方が良いし、期間も短い方が良い。

 ところが今年のスワローズは(というか、毎年だけど)怪我人が多く、しかも長期離脱も多かった。
 なので、まず怪我人を出さない、ということが一番大切な部分になってくる。
 その上で、選手層をいかに厚くするか、ということが重要になってくる。

 幸い、今年、ある程度野手が固定されて結果も出してくれたため、投手力の補強に注力しやすい状況ではある。目先の優勝と言うことを考えた場合に、対策を立てやすいわけだが。

 昨シーズンも日本人や日本で実績のある外国人投手が多く国内移籍市場に上がっていたが、大した補強はできなかった。
 今年どうかというと、正直どうかなあという気もする。

 ドラフトでは、個人的には安楽投手が良いなぁと言う気もするが、彼も故障をしたし、即戦力が欲しいという点で不安ではある。

 先ほども書いたように、故障なしであれば、現状の戦力でもある程度やれるという期待はある。しかし毎年怪我人が出るし、通年での実績のある選手も少ない、つまり未知数の選手が特に投手に多い。
 そこの補強をうまくできるかどうか。

 かつてのダイエーホークスもまずは野手を固めてから投手力を向上させて常勝軍団になった。
 ヤクルトスワローズにもその可能性はある。

1 2 3 4 5 6 7 >